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創刊40周年記念鼎談・21世紀への課題—精神医学の40年を振り返る(5)
向精神薬の進歩と将来
著者: 諏訪望12 神庭重信3 佐藤光源4
所属機関: 1北海道大学 2埼玉医科大学 3山梨医科大学精神神経医学講座 4東北大学医学部精神医学講座
ページ範囲:P.1030 - P.1042
文献購入ページに移動さて,精神科の薬物療法の幕開けといいますと,これは何と申しても1952年のクロールプロマジンの登場でして,精神科治療のブレークスルーになったと考えられます。そこで,クロールプロマジン登場の前後の様子を諏訪先生からおうかがいしたいと思います。フランスで,DeleyとDenikerがクロールプロマジン単独で精神科の薬物療法を行ったのが確か1952年,日本で市販されたのが1955年だと思いますが,それに先駆けて,諏訪先生が我が国で最初にお使いになったと思いますので,そのあたりのことをおうかがいしたいと思います。
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