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文献詳細

雑誌文献

精神医学40巻11号

1998年11月発行

短報

遅発性錐体外路症候群に伴い重篤な嚥下障害を来した精神分裂病の1例

著者: 松尾幸治1 水落由示1 加藤忠史1 福田正人1

所属機関: 1東京大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.1201 - P.1204

文献概要

 遅発性錐体外路症候群に伴う不随意運動が重度に舌や咽頭に起こり,その結果,嚥下障害を来し誤嚥性肺炎や窒息により致命的になるような例は稀で,国内外での報告は数少ない1〜4,8)。今回我々はこのような嚥下障害により入退院を繰り返した治療困難な慢性精神分裂病症例を経験したので報告し,その病態について若干の考察を加えた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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