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短報
服薬および症状自己管理モジュールを用いた心理教育の効果
著者: 池淵恵美1 納戸昌子1 吉田久恵1 中澤美枝子1 高橋倫宗2 森一和3
所属機関: 1帝京大学医学部精神科学教室 2愛誠病院 3神奈川病院
ページ範囲:P.543 - P.546
文献購入ページに移動両モジュールについて,簡単にその実施内容を説明したい。両モジュールとも,正確な知識の伝達とともに,問題解決技能訓練や実地練習を通じての対処技能の形成を重視している。服薬自己管理モジュールは,4つの技能領域,すなわち①抗精神病薬について知る,②正確な自己服薬と評価の仕方を知る,③薬の副作用を見分ける,④服用に関する相談からなっている。症状自己管理モジュールは,①再発の注意サインを見つける,②注意サインを管理する,③持続症状に対処する,④アルコール,覚醒剤,麻薬などの使用を避けるの4技能領域からなっている。
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