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文献詳細

雑誌文献

精神医学40巻9号

1998年09月発行

短報

悪性症候群後に遷延する意識混濁時の神経心理学的所見と脳波所見

著者: 岡田俊1 十一元三1 村井俊哉1 扇谷明1

所属機関: 1京都大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.997 - P.1000

文献概要

■はじめに
 悪性症候群(以下NMSとする)における意識障害は,Levenson6)の診断基準でも小症状として取り上げられているが,その回復過程に関する報告は少ない。我々は,NMS発症後数か月以上にわたり意識障害が遷延化した症例を経験した。脳波検査(以下EEGとする)とMini-Mental State3)検査(以下MMSとする)を経時的に施行し,MMS得点および定量的脳波解析の結果について検討を行った。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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