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文献詳細

雑誌文献

精神医学41巻11号

1999年11月発行

文献概要

短報

トラゾドン就寝前単回投与のうつ状態に伴う睡眠障害に対する効果—睡眠導入薬を併用しない条件での用量設定試験

著者: 増子博文1 丹羽真一1 熊代永2 金子義宏3 鈴木悟4 沼田吉彦5 堀越立6 渡部芳徳7

所属機関: 1福島県立医科大学医学部神経精神医学教室 2白河厚生総合病院 3舞子浜病院 4県立会津総合病院 5福島赤十字病院 6ほりこし心身クリニック 7南湖病院

ページ範囲:P.1229 - P.1231

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 うつ状態に伴う睡眠障害に対するトラゾドン(trazodone)就寝前単回投与の効果は,すでに数多く報告されている1,3〜5)。しかし,睡眠導入薬併用を厳密に禁じた条件の用量設定試験は行われていない。
 そこで今回我々は,イミプラミン(imipramine)毎食後併用を許すのみで睡眠導入薬を併用しない条件で,トラゾドンの就寝前単回投与量について封筒法により無作為に3群(50,75および100mg/日)に分けて用量設定試験を行った。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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