icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学41巻2号

1999年02月発行

文献概要

短報

進行麻痺に単純ヘルペス脳炎が合併し,脳波にて周期性一側性てんかん様放電を認めた1例

著者: 斎藤浩1 池田正国2 倉本恭成3 寺田道元1 木下亜紀子1 森岡壯充1

所属機関: 1広島市立安佐市民病院神経科精神科 2国立療養所賀茂病院精神科 3広島静養院

ページ範囲:P.185 - P.188

文献購入ページに移動
 今回我々は,進行麻痺に単純ヘルペス脳炎が合併したことにより重症化したが,治療により改善しえた稀な症例を経験した。また,その経過中に脳波上,予後不良の所見とされる周期性一側性てんかん様放電(periodic lateralized epileptiform discharges;PLEDs),suppression burstを認めたので,若干の考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?