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文献詳細

雑誌文献

精神医学41巻3号

1999年03月発行

短報

Risperidoneによる軽躁状態

著者: 小林聡幸1

所属機関: 1自治医科大学精神医学教室

ページ範囲:P.305 - P.307

文献概要

 Risperidoneは我が国においては分裂病の治療薬としてのみ承認されているが,英語文献では抗うつ作用を有する可能性5,6)とともに,分裂病や分裂感情障害などで躁状態を誘発あるいは増悪させることを示唆する報告1,2,4,5,8〜10,12〜14)がみられる。今回我々は,分裂病の初期治療にrisperidoneを使用したところ,軽躁状態を呈した1例を経験した。若干の考察とともに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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