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Risperidoneは我が国においては分裂病の治療薬としてのみ承認されているが,英語文献では抗うつ作用を有する可能性5,6)とともに,分裂病や分裂感情障害などで躁状態を誘発あるいは増悪させることを示唆する報告1,2,4,5,8〜10,12〜14)がみられる。今回我々は,分裂病の初期治療にrisperidoneを使用したところ,軽躁状態を呈した1例を経験した。若干の考察とともに報告する。
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