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文献詳細

雑誌文献

精神医学41巻7号

1999年07月発行

短報

髄液に目立った所見がなくacyclovirが著効を示した急性非ヘルペス性ウイルス性脳炎の2例

著者: 原田誠一1 高津成美2 亀山知道1

所属機関: 1東京逓信病院精神科 2東京逓信病院神経内科

ページ範囲:P.735 - P.738

文献概要

はじめに
 筆者らは,髄液所見が正常〜軽度異常にとどまった急性ウイルス性脳炎の2症例を治療する機会を得た。2例とも起因ウイルスは単純ヘルペスではないと推定されたが,acyclovirの早期投与が著効を示した。本症例は,一部の非ヘルペス性のウイルス性脳炎の治療においてもacyclovirの早期投与が有効である可能性を示すものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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