精神医学の臨床は,たいへんに魅力的で,やりがいのある人間的な営みです。人間を観察すればするほど,ますます人間を理解したいとの想いに誘われるのは無理もありません。しかし,私がはじめて精神医学の授業を受けた時の失望感はいまだに忘れられません。医学生の頃,私が受けた臨床科目のうちで最低の成績だったのは,実は精神医学だったのです。精神医学の症候論の講義などは,まったく退屈で,最低の気分でした。「人間を深く理解したい」という青年特有の,非常に大きな期待を抱いて授業に臨んだだけに落胆してしまったのでした。
そうした私が臨床精神医学へと導かれていったのは,精神医学の成績が最低だったので,「なにくそ」と努力したせいではありません。精神医学を選択した動機は別にあるのですが,それはともかく,精神医学の臨床に自分を捧げようという決心を後悔したことは,現在までにあまりありません。
雑誌目次
精神医学42巻10号
2000年10月発行
雑誌目次
巻頭言
精神医学の臨床教育について
著者: 西村良二
ページ範囲:P.1014 - P.1015
特集 職場の精神保健
現代の職場の抱える精神医学的問題
職場のストレス—今日的課題からストレス対策に向けて
著者: 倉林るみい
ページ範囲:P.1016 - P.1022
はじめに
あれは確か1990年代初めの出来事だった。あるイタリア人青年から突飛な質問を受けて往生したことがある。「日本では,いったん入社すると,一生雇ってもらえるんでしょ。クビにならないんだったら,どうしてそんなに残業なんかするんですか……」日本の終身雇用制と日本人の長時間労働は,当時すでに世界的に有名だったらしい。
あれから10年,21世紀を迎える現在,日本の職場環境は大きな変革期にあるようにみえる。
わが国の伝統的な雇用システムであった年功序列制と終身雇用制が崩れつつある。これに代わって,能力制・成果主義や裁量労働制が採用され,在宅勤務も稀ではなくなった。また,常勤者が減り,従来からのパートタイマーに加えて,嘱託社員・契約社員・派遣社員など,さまざまな雇用形態が出現している。高齢化社会を控えての高年齢労働力,さらに現在子育てのために離職を余儀なくされている女性労働力の活用という点でも,雇用の形態はさらに多様化していく可能性がある。景気変動による雇用情勢への影響も看過できない。また,技術革新,ことに通信情報技術の急速な進歩も,職場の変化に拍車をかけている。
こうした状況下で,職場のストレスの問題は,現在どのように展開しているのだろうか。
周知のように,1998年には31,755人という未曾有の自殺者数を記録した。前年比35%増である。男性では自殺者の45%が40〜59歳の働き盛り年代で占められていた。労働者の自殺や精神障害に関する労災保険給付の請求は急増し,ことに自殺に関する損害賠償請求訴訟は高い社会的関心を集めるに至っている。なお本稿に頻出する「労働者」という用語は,ブルーカラー層に限らず,勤労者一般を指すものと解されたい。
本稿では,個々の症例からの展開という臨床医学での手法をあえて用いないことにしたい。産業精神科医の役割は,職場での精神疾患罹患者の診断や治療にとどまらず,健康者,半健康者,疾病罹患者などすべての勤労者のこころの健康増進のサポートにあると考えるからである。しかし,そのために,職場のストレスの現状が,本稿を通じて具体的に伝わらないことも懸念される。職場のストレスの総論というテーマ柄,基礎的な事項にも触れねばならないことを考慮するとなおさらである。そこで,まず某企業で産業医を務める精神科医に与えられたある具体的な課題を紹介することで,本稿をひもといていきたい。
テクノストレス症候群
著者: 藤垣裕子
ページ範囲:P.1023 - P.1027
はじめに
本稿では,コンピュータ関連技術にかかわる作業者における精神保健上の問題について考察する。はじめに,産業保健の現場で得られた,対象作業形態の特性に起因するメンタルヘルス上の問題と考えられるケースを紹介する6,10)。
退職と精神保健
著者: 近藤信子 , 河島美枝子
ページ範囲:P.1029 - P.1034
はじめに
退職は勤労者にとって経済的な生活基盤や社会参加の場,そして生きがいを失う人生の重大な出来事である。特に勤労者の精神的な問題に起因する退職は個人的問題にとどまらず,職場や家庭そして社会に影響を及ぼすと考えられる。今,職場では急激な産業構造の変化を背景に,さまざまな職業性ストレスが勤労者の精神的健康に影響を及ぼしている。筆者らは企業におけるカウンセラーとしての経験に基づいて,職場における退職の実態や問題点,対応などについて勤労者の精神保健の観点を中心に紹介する。
職場不適応
著者: 廣尚典 , 田中克俊 , 長谷川恵美子 , 島悟
ページ範囲:P.1035 - P.1040
はじめに
「職場不適応」あるいは「職場不適応症」という用語は,精神医学において必ずしも市民権が得られているわけではない。「職場不適応」というのは,職場という環境における「ヒト」と「環境」との適応不全状態を指し示す言葉である。しかしながら「学校」という環境における「学校不適応」なる用語や,「家庭」という環境における「家庭不適応」などという用語は存在しない。学校への不適応現象の例は不登校であろうし,家庭への不適応現象の例は家庭内暴力であろう。昨今問題となっている「引きこもり」は社会との全般的不適応状態とも言えよう。「職場不適応」や「職場不適応症」なる用語は,後述するように,職場の健康管理を担当する産業医が,就業上の問題を呈する従業員に対する精神医学的対応を考える過程でカテゴリー化したものであるが,前者は状態像,後者は診断カテゴリーと考えられる。
本論では,「職場不適応」および「職場不適応症」の概念の歴史的変遷を紹介しながら,近縁の病態に触れ,筆者らの考えの一端を提示する。
出勤拒否
著者: 広瀬徹也
ページ範囲:P.1041 - P.1044
はじめに
この不況の時代で出勤拒否は減少し,精神医学的にひと頃よりも問題にならなくなったかと思われたが,限りある項目の中でこのテーマが選ばれたことは依然問題となっているとみてよいであろう。筆者の関係している某大企業でも最も扱いに困り,経過が長引くのはこう呼ばれている一群である。
同名の論文3)で筆者はこの呼称について論じたが,今日でも正しいとはいえない出勤拒否が用いられるのはなぜであろうか。病気のための欠勤であれば誰もこう呼ばないであろう。病気でないのに休む以上は本人の意志が働いているとみるのは当然ともいえ,そのあたりを言い表すのにこの言葉が適当と思われるのではないだろうか。しかし,素人はともかくとして,このような例の治療に携わったことのある精神科医療者なら,それが正確な呼称でないことは一様に認めていることであろう。その中核症状は出勤恐怖であると考えているが,より広い病態をも含めるなら出勤困難症が適当かもしれない。出社困難症4,8)という用語が比較的新しいが,会社員以外の例もあることを考えると出勤困難症のほうが適当であろう。
業務上の心理的負荷による精神障害と自殺,その労災認定
著者: 篠田毅
ページ範囲:P.1045 - P.1051
はじめに—いわゆる過労死と労災認定
昭和50年代の終わりから60年代,日本型経営方式と会社人間は一体となって経済大国一日本株式会社を形成していた。しかしその裏面では,長時間労働や過大な責任から,循環器障害によって急性死する勤労者が増加した。遺族による労災認定請求事案が増加し,業務上の過重負荷による過労死が社会問題になった。労働省労働基準局は,1987年「脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準8)」を改正し,さらに1995年と1996年に再改正して8),被災勤労者と遺族に労災補償の道を拡げた。1988年,過労死弁護団全国連絡会議が結成され,「過労死110番」が設置された。1995年度以降,全国で毎年500件前後の請求があるが,認定率は13〜19%程度であり,1999年度においても20%に満たない。
一方,業務上の心理的負荷による精神障害と自殺にかかわる労災認定については,1984年,東北新幹線上野駅工事に従事した設計技術者の反応性うつ病と自殺未遂の事案が労災認定された。そして1984年2月この事例の業務起因性の判断理由が示され,それ以後は事務連絡「反応性欝病等の心因性精神障害の取扱いについて7)」に基づいて労災認定がされてきた。
1990年バブル景気の終焉以後,2000年現在までいまだに産業経済界は構造変換期の長期不況下にあり,企業の再構築が進む過程で,勤労者は失業か過重労働かを迫られている。総務庁の発表によれば,1999年度平均の完全失業率は4,7%,2000年3月の完全失業率は4.9%,男性は5.2%で過去最悪である。労働省の発表によれば,有効求人倍率は0.53倍で,会社の事業不振や人員整理による非自発的失業と長期失業がことに中高年齢層世帯主において増加している。失業率と連動して自殺率も増加している。1998年度は人口10万人当たり25人を超える状況にあり,年間の自殺者は3万2千余人である。近年ことに,仕事上,経済上の理由で自殺する35歳以上の中高年齢層の勤労者が増加している。
自殺の労災補償—自殺の現状と電通事案最高裁判決を通して
著者: 黒木宣夫
ページ範囲:P.1053 - P.1057
はじめに
過労死弁護団が1997年頃から「自殺過労死110番」を都道府県で開設し始め,マスコミ報道も勤労者の話題に関して「過労死」から「過労自殺」へと焦点が移行してきている。最近は自殺の労災認定に関して,労働基準監督署,基準局で業務外と労災認定が否定されても,企業側に損害賠償が請求され裁判所で民事訴訟として争われ,その結果として自殺が業務上認定されることが多くなり,社会問題となっているのである。過労自殺は,最近では労災補償の対象であると同時に企業に対する損害賠償訴訟の対象であり,現在,過労自殺訴訟で係争中の事案は,十数件あるとも言われている。筆者は,警察庁統計から我が国の自殺の動向と有職者の自殺動機について述べ,7年ぶりに自殺訴訟が終結した電通事案について報告すると同時に昨年,公表された自殺の労災認定に関して述べる。
職場における精神保健福祉ネットワーク
著者: 大西守
ページ範囲:P.1059 - P.1062
今,なぜネットワークが重視されるのか
職域においても身体疾患中心の健康管理から,メンタルヘルスを視野に入れた保健活動が求められるようになった。ところが,バブル経済崩壊後の深刻な経済情勢は,一連の職場でのメンタルヘルス活動に水を差す結果をも招いている。もちろん,表立って職場のメンタルヘルス活動の縮小を口にする企業・組織は少ないが,産業精神保健にかかわる人員の削減や増員の見直しといった話はよく耳にされる。また,教育・研修の予算削減もよくやられることで,職場で実施されてきたメンタルヘルス関連の講演会・研修会の回数も少なくなったのではないか。こうした時代だからこそ職場のメンタルヘルス活動の重要性が叫ばれるゆえんでもあるが,職場のメンタルヘルス活動のより効率的な方法が求められている10)。
ところが,こうした状況にあるにもかかわらず産業精神保健の関係者は十分期待に応えていないように思われる。その要因はいくつか考えられるが,1つには専門家が陥りやすい罠として疾病性(病気や治療)を重視するあまり,職場関係者が実際に困っている事例性への配慮に欠けることが挙げられる。これは従来の専門教育の弊害の1つだろう。例えば,精神疾患が疑われ職場で混乱が生じているケースに対して,精神分裂病云々といった診断名をつけることよりも"困惑している関係者に適切なアドバイスを与え,いかに精神医学的な治療ベースに結びつけるかが優先事項となる。つまり,直属上司の責任で精神科に連れていけとか,逆に「連れてくれば,診る」といった産業医・産業看護職の姿勢では職場関係者のニードには応えることはできない。
精神科クリニックにおける職場のメンタルヘルス活動への取組み
著者: 楢林理一郎 , 三輪健一
ページ範囲:P.1063 - P.1068
はじめに
職場におけるメンタルヘルスのテーマが社会的に関心を集めるようになってきたのは,筆者の記憶では,およそ1980年代の前半からではなかったかと思われる。もちろん,戦後早い時期から先駆的な精神科医によってこのテーマは研究,実践されてはいた3)ものの,社会的な認識は決して高くはなかった。しかも,1970年代には,精神科医の間からも,産業精神保健が企業の合理化の論理のもとに職員の排除に利用される恐れがあるのではないかとの批判がなされ,しばらくの問,企業における精神保健のはらむ危険な側面のみが強調され,真摯に取り組む者が沈黙を強いられる時代もあった4)。
1980年代に入り,エリートサラリーマンの相次ぐ自殺がマスコミの話題となったり,とりわけ1982年の日航機の羽田沖墜落事故において,機長が精神障害で判断能力を欠いていたことが報道されるなどの一連の動きの中で,企業における職員の精神的健康管理の問題がようやく一般の注目を集めることとなった。また,自殺企図とその結果の障害を残したうつ病の技師の事例に対し,1984年に初めてのうつ病の労災認定がなされたこともこの時代のひとつの特徴的な動きであったといえよう。しかし,このような状況も長くは続かず,ごく一部の企業を除いて,関心は次第に下火となった。
産業精神保健—課題と方向
職場における精神保健
著者: 荒井稔
ページ範囲:P.1069 - P.1074
はじめに
現在の職場の状況としては,10年間に及ぶ景気の低迷が持続し,それに由来する業績の悪化が経営者や管理職を不安に陥れている。さらに,インターネットなどの情報技術革新による仕事の仕方が急速に変化し,職場文化が改革されることによって,不適応を示す一般就業者も増加傾向にある。また,これまで日本の企業文化を支えていた「みなし家族主義」が解体し,欧米の個人主義的価値観を持つ就業者が増加することによって,社会的支持機能が衰え始めている。このような年功序列制や終身雇用制の終焉といった会社風土の変化によって,就業者の会社に対する帰属意識は変容し,よくもあしくも職場の個人に占める意味が変質しつつある。会社に対する「甘え」が許されなくなる傾向は,健常者にも不安を与え,精神健康を阻害する背景となっていることを踏まえつつ,小論では,職場における精神健康に関する諸問題のうち,重要と思われる点について,現在・過去・未来の順に若干の展望を行いたい。
精神障害者が職場で抱える問題
著者: 中村豊
ページ範囲:P.1075 - P.1080
はじめに
詳しくは他の筆者が触れられるところであろうが,職場(企業)といっても多種多様である。すなわちその規模(大中小企業),業種(製造業,非製造業),勤務形態(事務作業,現場作業)など,それぞれの職場によって,その物理的,対人的環境条件はさまざまである。したがって精神障害を引き起こす誘因の内容とその程度も,各企業,各職場によって実に多様である。
特に近年わが国の多くの企業においては,いわゆる情報技術(lnforniation Technology;IT)化が急速に浸透し,そこに働く人々は,それに対応するために,かつてない精神的負荷を負っている。さらに最近の社会情勢から,わが国を吹き荒れるリストラ(restructure)の風に直面し,彼らは不安に曝されながら,毎日を過ごしているのである。このような情勢の中にあって,職場で働く人々の中に,さまざまな病的レベルの精神障害者が発生することは,容易に推定できる。また,職場の中の精神障害者―彼らは「病のなせる業」の故に能力の低下や,時には問題行動を起こすことがある―に対する仕事仲間の「目」が,過去以上に厳しさを増していることも事実であろう。
長年職場の人々と身近にかかわってきた一精神科医として,現場から問題を提起された精神障害者への援助活動の経験をもとに,彼らの抱える問題や職場関係者の対応などについて,いささかの所感を述べたい。
産業精神保健医の役割—労働安全衛生法,産業精神保健医とは
著者: 吉川武彦
ページ範囲:P.1081 - P.1085
これまで産業精神保健はどのように機能してきたか
公衆衛生における予防の概念に従って,疾病の発生予防(第1次予防),疾病の早期発見・早期治療(第2次予防),疾病からの回復・再発予防と社会復帰(第3次予防)に当たるものとして,産業精神保健を精神障害の発生予防,精神障害の早期発見・早期治療,精神障害のリハビリテーションとして考える向きが多かった。したがってそこで行われる産業精神保健活動は,従業員で精神障害に罹患したものを早く発見するという精神障害者の早期発見や早期治療に当たる第2次予防を中心にして行われてきたといえよう。
その延長上にあるのが,早期発見のためのマニュアルづくりであったり,採用時における精神医学的面接の強化が行われるなどの産業精神保健活動であった。その一方で,第3次予防に当たる精神健康障害を負ったものの職場復帰をめぐる検討も盛んに行われてきた。職場復帰までの段階づくりや受け入れる職場の配慮事項の検討などが行われてきたのもこのためであった。また復職判定の手続きなども検討され判定委員会が設置されるなど,第3次予防に関する産業精神保健活動が盛んに行われるようになってもいた。
研究と報告
分裂病患者の糖尿病治療コンプライアンスに影響する要因—Health belief modelを用いた検討
著者: 萬谷智之 , 宮岡佳子 , 宮岡等 , 泉正樹 , 金川英雄 , 野田文隆 , 内富庸介
ページ範囲:P.1087 - P.1094
【抄録】 精神科および内科外来通院中の糖尿病を合併している分裂病患者22例を対象として横断的調査を行い,(1)HbA1C,経口糖尿病薬・食事療法・運動療法のコンプライアンスと関連する要因についての単変量解析および重回帰分析を用いた統計学的検討,(2)対象を過去に糖尿病教育入院をした群と,していない群の2群に分けて,病識,知識,保健信念,治療コンプライアンスを比較した検討を行った。その結果,(1)HbA1C,各治療コンプライアンスと糖尿病罹病期間,保健信念,同居者の有無といった要因との有意な関連がみられ,(2)糖尿病教育入院の経験がある群のほうが病識,知識,保健信念は良い傾向を認めたものの,治療コンプライアンスの差はみられなかった。
高校生における睡眠相後退症候群の疫学調査
著者: 中谷英夫 , 棟居俊夫 , 金田学 , 柳下杏子 , 越野好文
ページ範囲:P.1095 - P.1099
【抄録】 睡眠相後退症候群(DSPS)は青年期に発症することが多いが,この年代を対象とした疫学的調査は少ない。今回我々は高校生を対象にDSPSの有病率を推定する調査を行った。石川県下の高校生から偏りなく抽出した1,072人を対象とし,調査には思春期・青年期の睡眠障害に関するMontefiore睡眠障害センター版質問紙の日本語版(伊藤彰紀,粥川裕平,太田龍朗訳)を使用した。無記名式アンケートのためDSPSの診断確定は不可能であるが,粥川らの定義したpossible DSPSは1.4%であった。また,最近問題となっているDSPSと不登校との関連についても検討した。
短報
Clomipramine減量中に離脱症状を呈し,fluvoxamine投与により改善した1症例
著者: 竹内暢 , 内村直尚 , 諸隈琢 , 辻克郎 , 安元眞吾 , 前田久雄
ページ範囲:P.1101 - P.1103
はじめに
うつ病患者の治療には,現在種々の薬物が使用されている。本邦でも三環系,四環系抗うつ剤,抗不安剤,睡眠導入剤に加え,選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)であるfluvoxamineの発売以来,その選択はますます広がりつつある。SSRIは本邦での発売以前よりマスメディアで大々的に取り上げられていたためか,現在では精神科のみならず,心療内科,内科でも比較的高頻度に使用されている。またSSRIは従来の抗うつ剤より抗コリン作用が弱く,副作用が少ないため,他の抗うつ剤から変更を試みる症例も少なからず経験する。
今回うつ病患者において,clomipramineの減量中に離脱症状を呈しfluvoxamine投与により改善した1症例を経験したので,報告する。
23歳まで未治療であった3Hz棘徐波結合を伴う定型欠神発作の1例
著者: 陶山満雄 , 角南健 , 井澤志名野
ページ範囲:P.1105 - P.1107
はじめに
定型欠神発作は小児期に発症し,6歳前後にそのピークがある。適切な治療により,患者の2〜3割は思春期以前に,7〜8割は30歳までに,発作が消失するといわれる1,7)。
未治療で成人まで経過する例は極めて稀であるが,今回われわれは23歳まで治療を受けず,定型欠神発作を反復していた症例を経験したので報告する。
精神医学における日本の業績
下田光造の精神医学—その基本姿勢と目標としたもの
著者: 新福尚武
ページ範囲:P.1109 - P.1114
はじめに
我が国の精神医学は,ヨーロッパ留学から帰った呉秀三が東京大学教授としてかの地で修めた新しい精神医学を紹介移植したことに始まるが,それが1901年で,それからちょうど1世紀の歴史を持つ。その間多くの優れた精神医学者が出たが,その中で特に目立つのが下田光造で,欧米人の研究や学説を凌駕する数々の独自の業績を挙げた。しかし我々は,その業績もさることながら,それを生み出した研究姿勢,透徹した論理,そしてみずからも努め,精神健康の目標ともした人格像に目を注ぎたいと思う。
結局,彼はただの脳病理学者にも,ただの臨床家にも,ただの精神療法家にも満足できなかった,真の意味での精神医学者であったが,その生き方の中に現代の精神医学に見失われがちな「真人」の追求があったように思う。特に足場の定まらない,若い研究者はそのあり方に示唆されるものが多々あるのではないかと思う。
私のカルテから
Lithiumによるfluvoxamine増強効果がみられたうつ病の1例—臨床精神薬理学的見地からの検討
著者: 上田展久 , 山田恭久 , 吉村玲児 , 中村純
ページ範囲:P.1116 - P.1117
治療抵抗性のうつ病に対して,抗うつ薬にlithiumを追加投与することにより,約50%程度の症例で抑うつ症状が改善することが報告されている2,5)。lithiumの抗うつ薬増強作用に関するメカニズムについては,抗うつ薬の慢性投与がセロトニンのpost-synaptic desensitizationを起こし,それに対して後から追加投与したlithiumがpre-synapseのセロトニン伝達を増強するとの仮説がある1)。また一方で,ノルアドレナリン神経系に優位に作用する抗うつ薬に対してもlithiumは増強作用を持つことから4),lithiumによる抗うつ薬の増強作用をセロトニン神経系に対する増強作用のみに帰結することはできない。ところで,最近我々は選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)であるfluvoxamineの抗うつ作用(特に抗不安作用)とノルアドレナリンの主要代謝産物である血中3-methoxy-4-hydroxyphenylglycol(MHPG)の低下が相関を示すことを見いだし,fluvoxamineの抗うつ作用の一部はノルアドレナリン神経系への影響も介している可能性があることを指摘した6)。
今回,我々はfluvoxamineにlithiumを追加投与した症例について,Iithiumによるfluvoxamineの抗うつ効果増強作用の一部にはノルアドレナリン神経系への影響も関与しているとの仮説を立て,血中MHPG濃度を経時的に測定したので若干の考察を加えて報告する。
動き
「世界精神医学会・50周年記念国際会議」印象記
著者: 小林聡幸 , 加藤敏 , 恩田浩一 , 山下晃弘
ページ範囲:P.1118 - P.1120
第1回の世界精神医学会(WPA)は,1950年,J. Delay会長,H. Ey運営委員長のもとパリのソルボンヌ大学大講堂において開催された。このたび,その50周年を記念して2000年6月26日から30日,パリ大会議場Palais des congrèsにおいて,記念国際会議が催された(会長J. Garrabè氏)。メイン・テーマとして「臨床から研究へ:精神医学再考」と掲げられたこの学会は,WPAにとっての記念の会議であるばかりでなく,フランス精神医学界の記念の色彩を持ち,フランスのしたたかさを強く感じさせられた。
学会の公用語は英語とフランス語で,口演は大きいもので600席,小さいもので30席までの13会場で催され,6会場には同時通訳がついた。シンポジウム141,ワークショップ13,一般演題47セッションに加えて,廊下では,ポスターセッションと,国際表現病理芸術療法学会による患者の作品展が持たれた。このような学会の全貌をとらえるのは困難だが,我々が見聞きした範囲での印象を報告したい。
基本情報

バックナンバー
66巻12号(2024年12月発行)
特集 「治療を終える」に向き合う
66巻11号(2024年11月発行)
特集 「難治例」の臨床—治療に難渋する時の診断,治療,そして予防
66巻10号(2024年10月発行)
特集 不登校の理解と支援
66巻9号(2024年9月発行)
特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
66巻8号(2024年8月発行)
特集 現代における解離—診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
66巻7号(2024年7月発行)
特集 アディクション—コロナ禍で変わったこと,変わらないこと
66巻6号(2024年6月発行)
特集 精神疾患の気づきと病識
66巻5号(2024年5月発行)
増大号特集 精神科診療における臨床評価尺度・検査を極める—エキスパートによる実践的活用法
66巻4号(2024年4月発行)
特集 精神疾患・精神症状にはどこまで脳器質的背景があるのか—現代の視点から見直す
66巻3号(2024年3月発行)
特集 精神疾患への栄養学的アプローチ
66巻2号(2024年2月発行)
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み
66巻1号(2024年1月発行)
特集 性差と精神医学—なぜ頻度や重症度に差があるのか
65巻12号(2023年12月発行)
特集 精神科領域の専門資格—どうやって取得し,どのように臨床へ活かすか
65巻11号(2023年11月発行)
特集 精神疾患回復の時間経過を見通す
65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
特集 複雑性PTSDの臨床
65巻7号(2023年7月発行)
特集 子どものうつ病に気づく
65巻6号(2023年6月発行)
特集 精神科医療の必須検査—精神科医が知っておきたい臨床検査の最前線
65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
特集 わが国の若手による統合失調症研究最前線
65巻3号(2023年3月発行)
特集 災害精神医学—自然災害,人為災害,感染症パンデミックとこころのケア
65巻2号(2023年2月発行)
特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
65巻1号(2023年1月発行)
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論