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文献詳細

雑誌文献

精神医学42巻11号

2000年11月発行

精神医学における日本の業績

満田久敏の業績

著者: 堺俊明1

所属機関: 1大阪精神医学研究所

ページ範囲:P.1217 - P.1223

文献概要

満田久敏の業績と評価
 満田久敏先生(以下,満田)の業績は,臨床遺伝学的研究に基づく“精神疾患の疾病学的分類”,すなわち,各種精神疾患の境界域を再分類することにある。したがって,非定型精神病はこれらの業績の一部である。満田は昭和42年(1967)に,研究成果をまとめて,「精神医学における臨床遺伝学―疾病学的分類の問題“Clinical Genetics in Psychiatry-Problems in Nosological Classification”」7)という英文のモノグラフを医学書院より刊行した。この業績により,満田は海外において“Kraepelinの再来”と評価されたという。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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