icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学42巻3号

2000年03月発行

動き

「第14回日本老年精神医学会」印象記

著者: 笠原洋勇1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学附属柏病院

ページ範囲:P.320 - P.321

文献概要

 第14回日本老年精神医学会が1999年6月29,30日の両日にわたり本間昭会長(東京都老人総合研究所精神医学部門・研究部長)のもとで開催された。新装の日本都市センター会館に300余名の参加があり,公的介護保険制度のスタートに当たる時期とも重なり,プログラムは多岐にわたった。
 まず学会開催に先立ち,6月28日の午前には4つのセミナーが開かれ,午後は特別講演とシンポジウムが開かれた。学会に連動した公開シンポジウムであり,この企画だけでも内容は充実していた。会長自身の長年の経験からテーマは老年精神医学のみならず,老年社会,老年看護,老年介護などに及ぶ幅広いものであり,公的介護保険から後見法の法律や行政の今後の展望を見据えた内容となっていた。学会前日に開かれるこの公開のシンポジウムのテーマは「新時代を迎えた老人介護」であり,近い将来あるいは未来を見通し,ひいては2000年を迎える節目であり,さらに21世紀を展望することに重点が置かれていた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら