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短報
約30時間周期の睡眠・覚醒リズムを呈した非24時間睡眠・覚醒症候群の1例
著者: 竹内賢1 丹羽真一1
所属機関: 1福島県立医科大学医学部神経精神医学講座
ページ範囲:P.1245 - P.1247
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日常の外部環境の下で24時間の睡眠・覚醒周期を示さない概日リズム障害として非24時間睡眠・覚醒症候群(Non-24)が知られている。通常Non-24の睡眠・覚醒周期は約25時間を示すことが多いが,今回我々は睡眠・覚醒周期が約30時間と長いNon-24の1例を経験した。この症例ではvitamin B12が著効し,正常の睡眠・覚醒リズムを取り戻した。
日常の外部環境の下で24時間の睡眠・覚醒周期を示さない概日リズム障害として非24時間睡眠・覚醒症候群(Non-24)が知られている。通常Non-24の睡眠・覚醒周期は約25時間を示すことが多いが,今回我々は睡眠・覚醒周期が約30時間と長いNon-24の1例を経験した。この症例ではvitamin B12が著効し,正常の睡眠・覚醒リズムを取り戻した。
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