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短報
頭部MRIにより淡蒼球の継時的変化を追跡しえた一酸化炭素中毒の1例
著者: 中村主計1 上原隆1 一瀬真理1 萩野宏文1 鈴木道雄1 倉知正佳1
所属機関: 1富山医科薬科大学精神神経医学教室
ページ範囲:P.1249 - P.1252
文献購入ページに移動近年,一酸化炭素中毒の重症度の判定,予後の予測に頭部Magnetic Resonance Imaging(MRI)が有用とされている。しかし,一酸化炭素被曝の早期から,MRIにて経過を追跡した報告は多くはない4)。
我々は,頭部MRIで淡蒼球に特徴のある継時的変化を観察しえた,自殺企図による一酸化炭素中毒の1例を経験したので報告する。
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