icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学43巻11号

2001年11月発行

短報

Quetiapineが著効したせん妄の3症例

著者: 佐々木幸哉1 傳田健三1 小山司1

所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科神経機能学講座精神医学分野

ページ範囲:P.1253 - P.1255

文献概要

はじめに
 せん妄は,意識レベルの変動と認知機能の全般的低下を特徴とする器質性精神障害である。せん妄は基礎疾患の検査や治療の阻害因子となりえ,またせん妄の存在自体が生命予後不良のサインであるとも言われている5)ことから,せん妄の適切な治療法の確立はコンサルテーション・リエゾン精神医学における重要な課題の1つである8)
 今回我々は,せん妄の3症例に対して新規抗精神病薬であるquetiapineを使用し,良好な結果を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら