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文献詳細

雑誌文献

精神医学43巻12号

2001年12月発行

短報

突発性射精の1例

著者: 高尾哲也1 佐々木恵美2 鈴木利人2 白石博康3

所属機関: 1筑波大学附属病院精神神経科 2筑波大学臨床医学系精神医学 3土浦メンタルクリニック

ページ範囲:P.1361 - P.1363

文献概要

 突発性射精は,性的刺激や性的思考とは無関係に突然に射精する状態である。1983年にRedmondら6)が初めて報告して以来,器質的脳疾患に併発した症例報告4,5)などはあるが,未だその発症機序は明らかではない。
 筆者らは,13歳時より不安・緊張時に突発性射精を呈し,後に精神分裂病を発症した1例を経験した。稀な症例と思われたので,若干の考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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