icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学43巻2号

2001年02月発行

文献概要

短報

高照度光療法が有効であった睡眠相後退症候群を伴う全般性不安障害の1例

著者: 山根秀夫1

所属機関: 1ノーブルメディカルセンター

ページ範囲:P.219 - P.221

文献購入ページに移動
 全般性不安障害(Generalized Anxiety Disorder;GAD)5)は,さまざまな出来事や活動における過剰な心配や不安が主症状とされる病態であるが,睡眠障害も高率に伴うことが知られている。今回,全般性不安障害に睡眠相後退症候群(Delayed Sleep Phase Syndrome;DSPS)を合併した患者に高照度光療法を施行したところ,睡眠相の改善とともに不安,抑うつなどの症状が改善した例を経験したので,若干の考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?