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文献詳細

雑誌文献

精神医学43巻5号

2001年05月発行

文献概要

短報

Fluvoxamineの漸減中止によりSSRI離脱症候群を呈したうつ病の1例

著者: 田所千代子1 衛藤暁美2 加藤高裕2 上島国利2

所属機関: 1都立多摩総合精神保健福祉センター 2昭和大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.547 - P.549

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 SSRI(Selective Serotonin Reuptake Inhibitor)は従来の三環系抗うつ薬とは異なり,その安全性と臨床適応の広さから汎用されている。その一方で,欧米ではSSRI離脱症候群(SSRI discontinuation syndrome)が注目を集めるようになったが,本邦ではそれに関する報告は少ないようである。今回我々はfluvoxamineの漸減中止により,SSRI離脱症候群を呈したうつ病患者の1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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