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研究と報告
出産・育児を経験した後に発症した摂食障害—家族関係と育児問題について
著者: 岡本百合1 村岡満太郎2 岡本泰昌3
所属機関: 1広島大学保健管理センター 2三原病院 3広島大学医学部神経精神医学教室
ページ範囲:P.973 - P.978
文献購入ページに移動比較的早期に結婚し,望んで出産に至っていたが,全例に何らかの育児問題が認められた。そのうち3例が,虐待行為があったことを語り,自らの母親との関係が影響していた。子どもは不適応や問題行動などを有していることが多かった。母子関係の重要性について再確認されるとともに,育児問題への介入やサポートの必要性がうかがわれた。
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