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文献詳細

雑誌文献

精神医学44巻1号

2002年01月発行

文献概要

短報

Fluvoxamine使用中にセロトニン症候群を発症したと思われる双極性感情障害の1例

著者: 石田康1 山下直子1 橋口浩志1 三山吉夫1

所属機関: 1宮崎医科大学精神医学講座

ページ範囲:P.75 - P.77

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はじめに
 セロトニン症候群は主に抗うつ薬などのセロトニン作働薬の投与中の副作用であり,脳内のセロトニン活性が亢進した結果として発症すると考えられている3,9)
 筆者らは,約1年間にわたるfluvoxamineとlithiumの併用期間の後,fluvoxamineの過量内服に引き続いてセロトニン症候群様のエピソードを呈した双極性感情障害の1症例を経験したので,ここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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