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文献詳細

雑誌文献

精神医学44巻2号

2002年02月発行

文献概要

私のカルテから

精神科領域における横紋筋融解症—危険因子を検討することの重要性

著者: 長嶺敬彦1

所属機関: 1清和会吉南病院

ページ範囲:P.218 - P.219

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 横紋筋融解症は,精神科領域において決して稀な病態ではない。横紋筋破壊が続き,血清ミオグロビン値の上昇が続けば,急性腎不全に至る危険な病態である。今回2例の横紋筋融解症を経験し,血清CPK値,血清ミオグロビン値から,横紋筋破壊量が同程度と考えられたが,1例は透析を要し,1例はダントロレンの投与で軽快した。この2例の違いは身体疲弊因子の違いではないかと考えられたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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