文献詳細
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
精神科関連薬
文献概要
はじめに
塩酸ドネペジルは,本邦で開発されたアルツハイマー型痴呆(以下ADと略)に対する治療薬で,アセチルコリンエステラーゼに対する阻害作用を有し,1997年1月から米国で,1999年11月から本邦で発売された。本稿では,その開発段階から,実際の臨床で経験された効果や副作用に至るまで,これまでに得られたデータを整理し,薬理特性・臨床効果・副作用などを紹介する。
塩酸ドネペジルは,本邦で開発されたアルツハイマー型痴呆(以下ADと略)に対する治療薬で,アセチルコリンエステラーゼに対する阻害作用を有し,1997年1月から米国で,1999年11月から本邦で発売された。本稿では,その開発段階から,実際の臨床で経験された効果や副作用に至るまで,これまでに得られたデータを整理し,薬理特性・臨床効果・副作用などを紹介する。
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