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特集 新しい向精神薬の薬理・治療 精神科関連薬
新しい抗痴呆薬(ドネペジル)の薬理特性・臨床効果・副作用
著者: 水上勝義1 朝田隆1
所属機関: 1筑波大学臨床医学系精神医学
ページ範囲:P.327 - P.331
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塩酸ドネペジルは,本邦で開発されたアルツハイマー型痴呆(以下ADと略)に対する治療薬で,アセチルコリンエステラーゼに対する阻害作用を有し,1997年1月から米国で,1999年11月から本邦で発売された。本稿では,その開発段階から,実際の臨床で経験された効果や副作用に至るまで,これまでに得られたデータを整理し,薬理特性・臨床効果・副作用などを紹介する。
塩酸ドネペジルは,本邦で開発されたアルツハイマー型痴呆(以下ADと略)に対する治療薬で,アセチルコリンエステラーゼに対する阻害作用を有し,1997年1月から米国で,1999年11月から本邦で発売された。本稿では,その開発段階から,実際の臨床で経験された効果や副作用に至るまで,これまでに得られたデータを整理し,薬理特性・臨床効果・副作用などを紹介する。
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