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短報
Periictal SPECTを用いて発作焦点部位が明らかになった側頭葉てんかんの1症例
著者: 山下直子12 植田勇人1 長町茂樹3 三山吉夫1
所属機関: 1宮崎医科大学精神医学講座 2医療法人社団慈光会宮崎若久病院 3宮崎医科大学放射線科
ページ範囲:P.349 - P.352
文献購入ページに移動てんかんの治療に際しては,その臨床症状や脳波所見などから発作型を診断し,使用する薬剤を選択することが求められる。しかし一般に施行されている発作間欠時の脳波検査では発作部位が特定できない症例も多く存在する。臨床症状から部分発作が疑われる症例の補助的診断として,発作時SPECTの有用性が定着しつつある2〜4)。筆者が経験した症例について若干の考察を踏まえながら報告する。
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