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文献詳細

雑誌文献

精神医学44巻4号

2002年04月発行

文献概要

短報

Quetiapineが有効であった,遅発性ジストニアの1例

著者: 笠原友幸1

所属機関: 1医療法人社団秦和会秦野病院

ページ範囲:P.439 - P.442

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はじめに
 遅発性ジストニアは抗精神病薬の服用に伴う錐体外路系の副作用として,頻度は少ないが極めて難治性の不随意運動である。quetiapineはジベンゾチアゼピン系の非定型抗精神病薬のひとつで,錐体外路症状出現が少ない薬物である。今回,抗精神病薬投与中に発症した遅発性ジストニアに対し,quetiapineが有効であった1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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