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文献詳細

雑誌文献

精神医学44巻4号

2002年04月発行

文献概要

短報

Mianserin投与後,せん妄と不随意運動を来した1症例

著者: 藤本直1 上田重春2 奥田文悟3

所属機関: 1愛媛県立中央病院神経精神科 2愛媛県立中央病院外科 3愛媛県立中央病院神経内科

ページ範囲:P.451 - P.453

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はじめに
 mianserinは,シナプス前α-adrenoreceptor遮断によるnorepinephrine(NE)機能充進作用と,抗セロトニン作用を持った抗うつ薬であり,抗コリン作用,心毒性,血圧低下作用などが少ないため,高齢者にも比較的安全に使用できると考えられている1)。今回我々はmianserin投与後,せん妄と激しい不随意運動を来した症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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