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特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
第12回世界精神医学会(WPA)横浜大会に期待する
著者: 河合隼雄 海原純子1 安田恒人23 小出五郎45 古屋治男6 広田和子 南砂7 前田絢子8 山下格9 藤臣柊子 田村文栄10 香山リカ
所属機関: 1海原メンタルクリニック 2宮城県医師会 3宮城県精神科病院協会 4大妻女子大学 5 6財・全国精神障害者家族連合会 7読売新聞解説部 8北星学園大学 9神奈川県精神保健ボランティア連絡協議会 10CMSA(地域精神保健社会福祉協会)
ページ範囲:P.714 - P.725
文献購入ページに移動世界精神医学会がアジアにおいて初めて開かれることになった。そして,その場所として「横浜」が選ばれたのも象徴的である。横浜は明治以来,日本の玄関として海外の国々に開かれてきた場所である。
世界の精神医学者が集まってくる学会が,せっかく日本で開催されるのだから,やはり,そこには,日本あるいはアジアの持つ特性を反映させる面も出してほしいと願っている。この会の標語は「手をつなごう心の世紀に」となっている。英語のスローガンとはやや異なる表現になっているが,こんなところにも,日本で行うための工夫があるのかもしれない。
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