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特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
〔対談〕精神医学・文学・パブリシティ
著者: 村上龍 野田文隆1
所属機関: 1大正大学人間学部
ページ範囲:P.726 - P.735
文献購入ページに移動〈対談にあたって〉 本誌が作家の方と精神科医の対談を企画するのは異例のことと思うが,それは本年8月日本の精神医学史上極めてモニュメンタルな世界精神医学会(WPA)が開催されることと関係がある。WPAが日本のメンタルヘルスのアウェアネスを格段に高める契機になることを期待して組織委員会は当初よりこの大会のパブリシティに着手した。そのひとつに多くの識者による「手をつなごう心の世紀に」アピール応援団の結成があり(http://www.kokoro21.net/),日本を代表する作家の一人村上龍氏にも加わっていただいた。村上氏の広範で精力的な活動は作家活動という概念に新しい地平を拓いてきた。日本の精神医学,メンタルヘルスの分野も村上氏のような創造性溢れるパラダイム転換が求められる時ではないか。大会を前に村上氏に学びたく,この対談をお願いしご快諾をいただいた。(野田)
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