文献詳細
動き
「第12回世界精神医学会横浜大会」印象記
著者: 山口成良12 加藤敏3 大久保善朗45 中川敦夫6
所属機関: 1松原病院 2金沢大学 3自治医科大学精神医学 4東京医科歯科大学大学院 5保健衛生学研究科生命機能情報解析学 6桜ヶ丘記念病院
ページ範囲:P.91 - P.99
文献概要
111か国から6,200人余 実り多い大会
2002年8月24日から29日までの6日間,World Psychiatric Association(WPA)の第12回世界精神医学会(XII World Congress of Psychiatry;WCP)横浜大会が,J.J. López-Ibor(スペイン)会長のもと,パシフィコ横浜で開催された。この大会の第1回は1950年パリでJean Delay会長で開催された。
日本精神神経学会(JSPN)はWPAのmember societyであり,アメリカに次いで会員数の多い学会であり,数十年前から,日本でのWCPの開催を要請されていたが,1995年6月のJSPNの理事会で,2002年がJSPNの創立百周年にもあたることから,2002年の日本開催に向けて前向きに取り組むことを決定し,1996年に会場を東京国際フォーラムとした全体計画案(Proposal)をWPAの理事会に提出し,その後会場をパシフィコ横浜に変更した案を再提出し,1997年8月にWPAの全理事が来日して会場予定地を視察し,同年10月北京で開催されたWPA理事会で日本開催が正式に決定された。そこで,host societyとしてのJSPNを中心に,精神医学,医療,福祉など,幅広い関連領域関係者が協力して第12回世界精神医学会横浜大会組織委員会(委員長大熊輝雄)を設立して開催準備に着手したわけである。
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