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文献詳細

雑誌文献

精神医学45巻10号

2003年10月発行

特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか

慶應義塾大学病院における精神科卒後研修

著者: 鹿島晴雄1 渡邊衡一郎1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部精神神経科学教室

ページ範囲:P.1040 - P.1042

文献概要

はじめに

 卒後臨床研修必修化における慶應義塾大学病院での精神科研修プログラムは,精神科以外の臨床科に進む研修医を対象として策定したものである。総合病院や診療所など,精神科病院以外の医療施設におけるプライマリーケアで必要な精神科の知識,技能の基本を研修する目的で,研修2年目に1か月のスケジュールを組んである。また2年目には5か月間,研修医が自由に研修科を選択できる期間があり,この期間に精神科を再研修することも可能である。その場合は個々の研修医の要望も加味し,柔軟な研修プログラムが実施可能である。

 以下に,当院における研修プログラム全般および精神科研修プログラムの概要を紹介する。なお本稿は,研修プログラム全般および精神科研修プログラムの紹介という性質上,「精神科」第3巻掲載の筆者らの「慶應義塾大学病院精神科研修プログラム」と同様の内容にならざるをえなかったことをお断りしておく。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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