裁判官との会話で決まって聞かされるのは鑑定人を探す苦労である。大都市圏ではそれほどでないが,それ以外では頼める人が限られ,再鑑定ともなると遠隔地に求めることが珍しくないという。筆者も北海道,沖縄の地方裁判所から委託を受けたことがあるが,当然,地理的な制約のため種々困難が伴う。
筆者が一昨年に行った全国の精神科医を対象とするアンケート調査では興味深い結果が得られた。回答者の約6割は刑事精神鑑定の経験をまったく持たず,鑑定実施はごく少数の人に集中していた。鑑定を依頼された場合に「引き受けない」と答えた人が44%で,理由としては,「手間がかかるから」と並んで,「専門家ではないから」「方法がわからないから」という知識の不足をあげる人が多かった。半数近くの人に卒後研修での鑑定の学習経験がなく,60歳以下の世代で明らかに経験率が低かった。鑑定が必要なことはわかるが,自分がいざ依頼されると,知識と経験がないため二の足を踏むというわけである。実際,7割近くの人が,鑑定を卒後研修に「もっと取り入れるべきだ」と回答した。
雑誌目次
精神医学45巻4号
2003年04月発行
雑誌目次
巻頭言
精神鑑定を卒後研修に活かす
著者: 中谷陽二
ページ範囲:P.344 - P.345
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
「新医師臨床研修制度の課題」特集に当たって
著者: 小島卓也 , 川副泰成
ページ範囲:P.347 - P.350
はじめに
2004年度から医学部の卒後2年間,臨床研修が義務化されることになり,その中で精神科が内科,外科,小児科,産婦人科,救急部門,地域保健・医療と共に必修化されることになった。なぜ精神科が必修化されたのかを考え,精神科卒後教育の役割を明確にするために,2002年10月20日に精神科七者懇懇会が主催してシンポジウムを行った。本特集はそれをまとめたものである。
はじめに,必修化の経緯と問題点について簡単に触れておきたい。
新医師臨床研修制度について
著者: 中島正治
ページ範囲:P.351 - P.355
はじめに
わが国の医師卒後臨床研修制度は,1968(昭和43)年にそれまでのインターン制度に代わるものとして制度化され,今日に至っている。
この医師臨床研修制度は,医師法16条の2の規定により,卒後2年間以上の臨床研修が,努力義務として位置付けられている。また,研修の場としては大学病院または厚生労働大臣の指定する臨床研修病院が定められている。
この臨床研修制度については,1968年の制度発足からこれまでに,何回となく改善が行われてきている。当時,急速に進行しつつあった,医師の過度の専門分化に伴う弊害を避けるため,1978年には「プライマリーケアを含む臨床研修の実施について」の通知が発出され,1980年にはローテイト方式の導入,1985年には総合診療方式の導入などが行われ,幅広く複数科を研修することが推奨された。また,研修施設についても病院群による指定を可能とするなど,より多くの施設が研修に参加できるような改善が行われた。
しかし,これらの努力にもかかわらず,ストレート方式をはじめとする専門分化の動向は大きな変化を示すことはなく,また,研修の質についての問題も指摘されるようになるに及んで,1994年には医療関係者審議会において,臨床研修の必修化と研修内容の改善についての提言が出された。これ以後,さまざまな議論が重ねられた結果,1999年医療関係者審議会において「医師臨床研修必修化について」がとりまとめられ,2000年医師法等が改正され,2004年4月から医師臨床研修必修化等を内容とする改正法が施行されることとなった(表1)。
大学における精神医学教育の現状と新医師臨床研修に求められること
著者: 山内俊雄
ページ範囲:P.357 - P.361
はじめに
2004(平成16)年度をめどに新しい臨床研修制度が発足し,卒後2年間の研修の必修化が制度として行われることとなったが,その中で精神科研修が必修研修科目として取り上げられ,1か月以上の研修を行うことが決まった。研修の具体的なことについては他の執筆者によって述べられるので,ここでは大学における教育の立場からこの問題を考えてみたい。
その際,卒前教育としてどのようなことが教えられているかが,卒後精神科研修の内容に関係してくるので,まず,卒前精神医学教育の現状について述べることとする。
精神科研修の基本と指導医のありかた
著者: 佐藤光源
ページ範囲:P.363 - P.369
はじめに
2004年度に始まる新医師臨床研修制度で,初年度は基本研修科目(内科,外科,麻酔科を含む救急部門)を研修し,2年目に必修科目(精神科,小児科,産婦人科,地域保健・医療)を各1~3か月間研修するプログラムが実施される見通しである。その基本研修事項に精神科が入ったことは,医学全体における精神医学の重要性が適切に認識されたものとして一定の評価を得ている。精神科研修の実施は2005年度からであるが,その5年後の見直しで精神科を必修科目にしたことの真価が問われる。すべての新医師が有意義な精神科研修をするためには優れた内容の研修プログラムと研修の場,そして何よりも有能な指導医が必要である。そうした矢先の昨年8月,日本精神神経学会は精神科専門医の認定制度を採用することを決め,準備委員会を設置して具体的な作業に入っている。
この研修制度が始まる時の新医師,指導医,研修施設の状況を想定してみると,財政面,指導体制に必要なマンパワーの確保,単独型臨床研修病院と臨床研修病院の指定基準,病院群間の協力システムなどこの2年間に解決しなければならない問題が山積している。そのうち,精神科研修プログラムの基本と指導医のありかたを取り上げるのが私に与えられたテーマなので,この点に焦点を絞ってみたい。はじめに東北大学における精神医学卒前教育の現状を紹介するが,それは現行の精神医学の卒前教育内容を抜きにして新医師臨床研修プログラムの基本は語れないし,卒前臨床研修と大差ない卒後研修プランを繰り返したのでは新医師にとっては無意味に等しいからである。
精神科研修必修化における総合病院精神科の役割―日本総合病院精神医学会の立場から
著者: 保坂隆 , 小林孝文 , 古茶大樹 , 佐藤武 , 中嶋義文 , 黒木宣夫 , 黒澤尚
ページ範囲:P.371 - P.375
はじめに
2004年度から医師の臨床研修が必修化されるが,その際に,これまで精神科七者懇談会の卒後研修問題委員会(小島卓也委員長)などが中心になって要望してきた通り,精神科研修が必修化された1,2,6)。このことは,医療全体を変えていくに相違ないが,これは同時に精神医療にとっても飛躍できる絶好の機会になっていくだろう。
日本総合病院精神医学会でも,さっそく卒後研修特別委員会を設置し,以下のような小委員会を作り具体的な案や対策を講じ始めている。各小委員会の目的・委員長(○)・委員名は以下の通りである。
1. 施設基準小委員会
研修医の受け入れ状況と施設数の関係を明らかにする。(○小林孝文,黒木宣夫,佐藤茂樹,高橋武久,南雅之)
2. プログラム作成小委員会
有床・無床や協力病院の有無による1か月および3か月研修プログラム・モデルを提唱する。(○古茶大樹,保坂隆,中嶋義文,野村総一郎,堀川直史,沼田吉彦,川副泰成,青木孝之)
3. 評価システム小委員会
5年後の見直しの際にも,精神科必修化の妥当性を主張できるエビデンス(試験などの評価)を示すようなシステムを作る。(○佐藤武,渡辺俊之,屋宜盛秀)
そこで,本稿ではこれらの小委員会での検討事項や問題点や提案などについて述べる。
新医師臨床研修における精神科病院の果たす役割
著者: 関健 , 水木泰
ページ範囲:P.377 - P.382
はじめに
新医師臨床研修制度が法制化され,2004年度より始まることとなった。これにより毎年8,000人に上る新卒の医師が,1年次に内科・外科・救急医療を研修し,2年次に小児科・産婦人科・精神科・地域保健医療を研修する。精神科が必修科目に取り入れられるに至った経緯は,すでに述べたところである8)が,必修化に伴って新医師の研修を受け入れる精神医療を担当する我々としても,研修を実効あるものとするために大きな責任を負うことになる。現在わが国の精神医療を担う団体で構成される精神科七者懇談会としては,1999年11月より精神科卒後研修問題委員会を立ち上げ,この問題に取り組んできたところであったが,必修化が決定されたことにより,①研修システム,②プログラム,③指導医養成などにつき具体化作業に取り組むことになった。その最初の取り組みとして,「新医師臨床研修に関するシンポジウム」を2002年10月20日に開催した。その折の発表を踏まえ,この稿では,当該研修においてどんな役割を果たすことができるのか,精神科病院の立場から述べる。
新卒後臨床研修と新しい精神科医療
著者: 星北斗
ページ範囲:P.383 - P.387
はじめに
インターン制度の再来だという苦言を受けることもあるが,実際に研修制度にかかわる先輩医師の意識がその程度であるとは考えていない。インターンという制度は「医師でなく医療を担う不安定な1年間」であることを強いたことや金銭的な裏付けの不足,「見学中心で実効が上がらない」ことなどを理由に制度が廃止され,法律によって卒後すぐに医師免許を受けることができるようになり,臨床研修が努力目標とされた。この臨床研修制度が発足すると,ストレート研修がもたらす弊害が指摘されることになった。初期臨床研修の目標は歪められ,医師としての第一歩から専門化された研修をするため,全人的な診療やいわゆるプライマリ・ケアの技術・知識を身につけることができない医師が生まれることになった。これを憂慮し,ローテート研修への誘導策が繰り返しとられたが,診療科ごとの各講座医局制度が専門医の促成養成を目指しており,受け入れられなかった。
2000年11月に医師法が改正され,2004年以後に医師免許を取得した者は,2年間一定の要件を満たす施設で研修に専念し,終了後医籍に研修終了の旨を登録すると同時に「臨床研修修了登録証」を交付されることになる。そして,この登録を受けていない者が診療所を開設する場合には都道府県知事の許可が必要になり,病院の開設者は登録を受けた医師に管理(病院長)をさせなければならないことになる。
新たな研修制度は,医局制度や地域医療のあり方,医師会の役割,あるいは大学学部教育にまで大きなインパクトを与えることになる。新しい臨床研修のあり方を議論する場として設けられた厚生労働省の「医道審議会医師分科会医師臨床研修検討部会,新医師臨床研修制度ワーキンググループ」において,日本医師会は,良い医師の養成のためには初期臨床研修の充実が不可欠との考えから,「原則として特定機能病院である大学付属病院での研修を禁止し,地域の複数の医療機関が連携し地域主導で行う研修のあり方」を提案し,この方向に沿った提案がなされた。
前近代性からの脱却を目指して―精神科卒後研修が鍵を握る医師の将来像
著者: 高橋真理子
ページ範囲:P.389 - P.391
関西医大の研修医過労死
1998年8月16日,一人の研修医がアパートの自室で急死した。その年,関西医科大学附属病院耳鼻咽喉科に研修医として入局した森大仁(もり・ひろひと)さんだ。翌日,森さんの部屋を訪れた家族によって発見された。
3月に関西医科大学を卒業し,国家試験に合格したばかりの26歳。身長180センチ,体重80キロという恵まれた身体を活かし,陸上選手として活躍していた。だが,急死する1か月くらい前,勤務中に手を胸に当てて苦しそうにしている姿を先輩医師が目撃している。同僚も,「胸が苦しかった」と森さんが漏らすのを聞いた。
25年にわたり社会保険労務士として働いてきた森さんの父親は,息子の様子や勤務状況から「過労による労災」と直感。勤務状態を示す研修記録や給与明細など資料を集め,大学を相手取って提訴に踏み切った。
精神科診療所における精神科卒後臨床研修について
著者: 松下昌雄
ページ範囲:P.393 - P.397
はじめに
最終段階ぎりぎりのところで卒後臨床研修における精神科の必修化が決まった。七者懇談会卒後研修委員会(委員長:小島卓也)でもずいぶん議論され,努力した。一時は精神科の必修化は絶望視され,委員会の活動方針を変更せざるをえない雰囲気にまでなったが,結局は委員会の努力が実った形となった。というより,やはり時代の要請がそうさせたといってよい。21世紀は,心(脳)の時代といわれる。それに呼応して精神科の患者は増えている。少なくとも精神科の受診患者は明らかに増加している。以前10万人だった医師数は,医師倍増計画の結果,現在は約2.5倍(255,792人,2000年末)1)になった。増えただけゆとりが出たかといえば,精神科では相変わらず医師不足である。精神科では主要14診療科の中で放射線科以外では唯一専門医制度がないことも問題である。専門医制度が発足(2004年度)すると,このままだと端からみると精神科専門医がいないことになる。現在では標榜科目だけみても医師の専門性はわからない。精神保健指定医制度はあるが,これは強制入院をさせることのできる特別な国家資格で,他科が持っている専門医とは質を異にしている。現在,充実した卒後研修により優秀な専門医育成の基盤を作ることが強く要請されている。
単科精神病院の立場から
著者: 澁谷治男
ページ範囲:P.399 - P.401
2004年度からの新医師臨床研修制度において,内科,外科および救急部門,小児科,産婦人科,地域保健・医療と共に精神科が研修必修科に選定されました。新研修制度では「プライマリケアへの理解を深め,患者を全人的に診ることのできる診療能力を身につけ,医師としての人格を涵養すること」を基本的なあり方としています。それゆえ,精神科が必修科目に入ったことは当然といえば当然であり,これまで精神科が臨床の中で特殊な診療科と見られがちであったこと自体が不自然でした。精神障害者や精神医療が,とりわけ医療人から偏見の目で見られがちだったことを考えると大きな転換であり,精神医療に携わる者として大変喜ばしいことと考えます。今後,すべての臨床医が精神科研修を経験することによって,精神科への理解を深め精神障害者に対する偏見の解消につながることを期待します。同時に,いまだ未熟と思える精神医療の質的な向上にも結びつくことを期待します。
私は単科精神病院の立場から,研修医ではなく単科精神病院に働く人たちに向けて意見を述べてみたいと思います。単科精神病院は管理型臨床研修病院である大学病院あるいは総合病院と組んで研修病院群を形成して研修医を受け入れることになります。その際「医師の数は医療法上の定員を満たしていること」という具体的なハードルはありますが,精神科研修を引き受けるにあたっては,ほかにも多くのことが単科精神病院には求められていると考えます。
研究と報告
家族の意識調査から見た精神障害者の入院/通院にかかわる要因―精神障害者家族意識調査の結果から(第2報)
著者: 畑哲信 , 阿蘇ゆう , 金子元久
ページ範囲:P.403 - P.412
抄録
精神障害者の入院/通院にかかわる要因を検討するため,福島県精神障害者家族会連合会に所属する精神障害者家族1,573名を対象としてアンケート調査を行った。入院/通院の現状,希望,将来の希望について,共分散分析を行った結果,いずれの場合も生活障害が最も強く関連した。入院/通院の現状についての判別分析では,生活障害得点のカットオフ値は3.10点であった。入院の事前確率を変化させた試算では,生活障害得点が3.26点までの患者を通院で支えることができれば,入院数を10%減少させることができた。入院には,家族が障害について学ぶ行動の少なさも関連し,家族への積極的な教育・支援を行うことが入院数減少のために求められた。
m-ECT後も持続する脳波変化について
著者: 森田幸孝 , 濱村貴史 , 佐藤俊樹 , 片岡丈子 , 黒田重利
ページ範囲:P.413 - P.420
抄録
筆者らは3例の修正型電気けいれん療法(modified-electroconvulsive therapy:m-ECT)を行い,その脳波変化を継続的に観察した。症例1ではm-ECTを2クール(計11回)施行後より発作後錯乱が1週間持続し,それに伴って脳波の徐波化がみられた。症例2では計23回のm-ECTを施行したが,最終m-ECTの2か月後に棘波と徐波化を認めた。その後,継続的な脳波の観察を行っているが,最終m-ECTより5か月経過後の脳波にも徐波化は継続して認められていた。症例3では1クール(計5回)のm-ECTを施行したが,最終m-ECTの5か月後にも徐波化は持続して認められた。
m-ECTの副作用に関して,脳波異常は一過性とする報告が多いが,長期持続するものもあるため,高齢者やm-ECT施行回数の多い例では,繰り返し脳波検査を行う必要があると思われた。
短報
クエチアピンが有用であった薬剤性精神病を伴うパーキンソン病の1例
著者: 石田康 , 鈴木康義 , 長町茂樹 , 三山吉夫
ページ範囲:P.421 - P.424
はじめに
抗コリン薬やドーパミン作働薬などの抗パーキンソン剤投与を受けているパーキンソン病患者の多くに精神病症状が観察される1,14)。このような患者の精神症状を軽減する目的で,服用中の抗パーキンソン剤の減量とともに,抗精神病薬の投与が試みられるが,錐体外路症状や過鎮静などの副作用の面で限界がある。近年使用可能となった非定型抗精神病薬の多くは,その薬理作用上の特徴から10),前記した問題に対する有用性が期待できる2,3,13)。
今回の報告は,ドーパミン作働薬により誘発されたものと思われる薬剤性精神病のパーキンソン病患者に,非定型抗精神病薬のひとつであるクエチアピンを投与することにより,日常生活動作(Activity of Daily Life;ADL)の低下を来すことなく幻覚・妄想・精神運動興奮などの精神症状が寛解に至った1例である。
オランザピンが著効を示したてんかん性精神病の2症例
著者: 扇谷明 , 村井俊哉
ページ範囲:P.425 - P.428
はじめに
てんかん性精神病は大きくは急性一過性精神病と慢性精神病に分かれる。前者には脳波強制正常化をしばしば伴う交代性精神病と発作後精神病が含まれる。急性一過性精神病については,その治療方法がさまざまに論じられてきたが,慢性精神病に関しては,推奨される治療法について論じられることがなく,良い治療法がないと言えるほどであった。今回,我々はオランザピンが著効を示した2例の慢性てんかん性精神病症例を経験した。これら2症例では,脳波の改善も同時にみられたので報告するとともに,その機序についても論じてみたい。
左視床出血後に,人格変化および体系妄想が出現した1症例
著者: 波平智雄
ページ範囲:P.429 - P.431
はじめに
視床は知覚,運動はもとより,記憶,情動,言語など高次機能との関連が報告され,近年では画像診断学の向上とあいまって精神医学,認知神経学などの分野で注目を集めている部位である。脳卒中後の視床損傷による精神障害の報告2~4,6)がなされているほか,最近では統合失調症で視床の構造異常が指摘されている1)。
今回,筆者は左視床出血後に人格変化および体系妄想という特異な症状が出現した症例を経験し,視床と精神症状との関連を考えるうえで貴重と考えられたので報告する。
幻覚妄想を呈した甲状腺機能低下症の1例
著者: 山田淳 , 櫻井高太郎 , 栗田紹子 , 山中啓義 , 賀古勇輝 , 嶋中昭二 , 浅野裕
ページ範囲:P.433 - P.435
はじめに
甲状腺機能低下症は,古くからさまざまな精神症状を起こしうると報告されている。最も知られているものは抑うつであるが,幻覚妄想も頻度の高い症状であることはあまり認識されていない。精神症状が前景に出て典型的な身体症状に乏しい症例も存在し,実際に精神疾患として治療が継続されていた症例の報告3,6,7)も複数なされており,注意を要する。今回我々は幻覚妄想を呈した甲状腺機能低下症の症例を経験したので報告する。
精神医学における日本の業績
渡辺栄市の業績
著者: 清野昌一 ,
ページ範囲:P.437 - P.444
まえおき
渡辺栄市は,精神病院関係者の間では函館渡辺病院の開設者として知られているが,1936年に同氏が発表した原著論文「癲癇性痙攣発作ノ脳病理組織学並ニ成因ニ関スル実験的研究」7)が,30年後の1960年代になって提唱された燃え上がり(キンドリング)現象に関連した実験研究の始まりであったという事実は,わが国のてんかん研究者の間でもよく知られていない。題名が示すようにこの研究は,てんかん脳の形態学的変化の解明を目的として行われた1)。当時渡辺は,この実験研究が今日いう燃え上がり効果現象に類似するという意義について気付いていなかったと思われる。本稿では,この原著論文の中から主目的であった組織病理学的所見を割愛し,燃え上がり現象に関連するけいれん発作発現の様態に関する記載を紹介し,本論文が後のてんかん研究に持つ歴史的意義を概説する。
渡辺栄市は1905年,北海道枝幸に生まれ,31年北海道帝国大学医学部を卒業,同大精神病学教室(内村祐之教授),36年同論文により医学博士を取得,37年同教室講師,39年函館に渡辺医院を開設,同院は54年医療法人渡辺病院となる。65年日本精神病院協会会長,75年中央精神衛生審議会委員,76年勲二等瑞宝章を授与され,88年・去。享年83歳。この間,北海道精神病院協会,精神薄弱者育成会,精神衛生協会会長等を歴任した。
動き
「第15回日本総合病院精神医学会」印象記
著者: 河瀬雅紀
ページ範囲:P.446 - P.447
2002年11月28日(木)と29日(金)の両日にわたり,第15回日本総合病院精神医学会が田中珠美会長(東京女子医科大学精神医学教室教授)のもと,ホテルエドモント(東京都千代田区)で開催された。一般演題の数は年々増加し,今回は135題の発表があった。これは4年前の第11回大会のおおよそ2倍にあたり,本学会が急速に発展しつつあることを示している。そして参加者数も過去最高の約650名を数え,活発な討論が行われた。
さて,学会のプログラムは,「リエゾン精神医学-現在の到達点と今後の展望」を基本テーマにして,特別講演,会長講演,一般演題,教育セミナー,シンポジウム,ランチョンセミナー,モーニングセミナー,教育プログラム実技講習会,ケースカンファレンス,金子賞受賞記念講演,そして総会からなり,また前日には昨年度から始まった専門医認定講習会も開かれた。
「精神医学」への手紙
非定型抗精神病薬と知覚変容発作―原田論文を読んで
著者: 阿部道郎
ページ範囲:P.450 - P.450
筆者は,知覚変容発作の病因別の分類を研究中であり,原田氏の論文「Olanzapineにより知覚変容発作を来した統合失調症の1症例」(本誌45:65-68,2003)を大変興味深く,共感を持って拝読した。
ところで,非定型抗精神病薬(SDA)による知覚変容発作には,原田論文のごとくSDAがpathogenetischに作用するケースのほかに,pathoplastischな役割を果たすものもあると思われる。そこで,筆者は,原田症例と対をなす後者の症例を供覧し,知覚変容発作におけるその病因の多様性と,SDAの登場後,知覚変容発作が,以前にも増し注目に値する現象となったことを認めたい。
基本情報
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62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論