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文献詳細

雑誌文献

精神医学45巻4号

2003年04月発行

特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割

大学における精神医学教育の現状と新医師臨床研修に求められること

著者: 山内俊雄1

所属機関: 1埼玉医科大学精神医学教室

ページ範囲:P.357 - P.361

文献概要

はじめに

 2004(平成16)年度をめどに新しい臨床研修制度が発足し,卒後2年間の研修の必修化が制度として行われることとなったが,その中で精神科研修が必修研修科目として取り上げられ,1か月以上の研修を行うことが決まった。研修の具体的なことについては他の執筆者によって述べられるので,ここでは大学における教育の立場からこの問題を考えてみたい。

 その際,卒前教育としてどのようなことが教えられているかが,卒後精神科研修の内容に関係してくるので,まず,卒前精神医学教育の現状について述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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