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雑誌目次

論文

精神医学45巻5号

2003年05月発行

雑誌目次

巻頭言

心理社会的視点をせめて5%

著者: 野中猛

ページ範囲:P.458 - P.459

 求められるものに応じて臨床活動を進めてきた。病気や障害を持つ人々が幸せになるために,使えるものは何でも使おうと,一芸に秀でるよりもできるならば武芸百般を目指してきた。診断学と薬物療法だけでは足りないので,精神療法も集団療法も試みた。退院させただけで多くの方々を自殺に追いやってしまった反省から,地域保健にも力を注いだ。リハビリテーション活動は,時宜を得て思いきり実践させていただいた。ふと気がつくと,いまは福祉系大学で教員をしている。意識の上では,一人の医師が治しても高々100人なのだから,援助の専門家を100人育てれば1万人を助けられる,という構想がある。

展望

文化精神医学の最近の動向―医療人類学との関連で

著者: 野口正行

ページ範囲:P.460 - P.473

 文化精神医学はそもそも精神医学の中では周辺的な分野であった。日本においては主に1960から1980年代にかけて,精神病理学の研究者たちによって優れた業績が発表されてきたが,全体としては限られた精神科医の興味を引くにとどまっていたように思われる。しかし,グローバライゼーションの大きな流れとともに状況は大きく変わりつつある。世界的に人的交流が大規模に進む中で,異文化間の交流が引き起こす問題とその可能性が注目を集めてきており,その文脈の中で文化精神医学もまたクローズアップされつつある37)。日本においても1993年に多文化間精神医学会が設立されて以来,この方面の成長ぶりは著しいものがある。

 本稿では特に英語圏を中心に文化精神医学一般での現在の動きについて紹介したい。英語圏の中でも,主にアメリカ,カナダ,イギリスなどで現在行われている研究活動をここでは念頭に置いている。この地域を選択したのは,筆者が文化精神医学を勉強したのが,CanadaのMcGill Universityであったという個人的な事情にもよるが,ここでの最近の動きが非常に興味深いためでもある。なお文化精神医学,特にそれと医療人類学との関係に関しては,すでに江口10)による包括的な総説があり,本稿とはまた若干違った切り口から紹介を行っている。

研究と報告

三次元人格評価尺度(TPQ)を用いた季節性感情障害(SAD)の人格特性の解析

著者: 前野信久 ,   楠和憲 ,   小野雄一郎 ,   今井真 ,   李嵐 ,   粥川裕平 ,   尾崎紀夫 ,   太田龍朗

ページ範囲:P.475 - P.482

抄録

 季節性感情障害(SAD)はうつ病としては非定型的な症状を伴うことが多く,その人格特性についての報告は少ない。近年,うつ病を中心とした種々の精神疾患に対しCloningerの人格理論によるTPQおよびTCIを用いた人格特性評価が応用されている。今回我々はSADの有病者の人格特性について,TPQを用い抑うつ評価や人口動態的な指標も加え検討した。SADの明らかな人格特性として,「損害回避(HA)」の高値が示されたが,冬型SADではHAの高値は抑うつ傾向の影響を受け,夏型SADでは抑うつ傾向に関係なくHAの高値が認められた。また,抑うつ傾向を加味した上でHAを評価してみると,HAの下位項目である「易疲労性・虚弱性」の項目のみにSADの特徴的人格特性が認められた。

神経性食思不振症入院患者の転帰調査

著者: 田中秀樹 ,   切池信夫 ,   永田利彦 ,   陸馨仙

ページ範囲:P.483 - P.490

抄録

 入院治療を受け,退院後1年以上経過した神経性食思不振症患者90名の転帰を,Morgan-Russellにより開発されたAverage Outcome Score,General Outcome Categoryを用い評価した。その結果を退院後1年以上3年未満の23例,3年以上5年未満の18例,5年以上の49例に分けて比較し検討した。退院後5年以上経過した49名中27名(55%)は予後良好群,5名(10%)が部分回復群,12名(24%)が予後不良群,5名(10%)が調査時死亡していた。20歳以降の発症,最低BMIの低さが悪い予後と関連していた。これらの結果と欧米の結果を比較して若干の考察を加えた。

けいれん発作と頭痛で発症し,精神病症状を呈した慢性肥厚性硬膜炎の1剖検例

著者: 内門大丈 ,   土谷邦秋 ,   井関栄三 ,   都甲崇 ,   勝瀬大海 ,   荻野美恵子 ,   石井毅 ,   池田研二 ,   小阪憲司

ページ範囲:P.491 - P.499

抄録

 慢性肥厚性硬膜炎(chronic hypertrophic pachymeningitis;CHP)は,硬膜が慢性に肥厚し,多彩な脳神経障害,頭痛,歩行障害などを呈する疾患である。今回我々は,26歳時にけいれん発作で初発し,28歳時より頭痛を伴い,44歳時に精神病症状から統合失調症と診断され,66歳の死亡まで約40年の長期にわたる罹病期間を持つCHPの1剖検例を経験した。本症例は臨床的には,末梢性多発性神経症候は認められず,頭痛,けいれん発作,精神病症状が主であった。また,剖検所見としては,肥厚した硬膜に加え,脳実質には,左側頭葉の皮質に粗鬆・軟化巣を認め,皮質下白質にはミエリンの脱落を伴う変性を認めた。

 本症例のように,CHPの経過中に精神病症状を呈した報告は少なく,CHPが器質性精神病を示した可能性と剖検脳で見いだされた側頭葉病変が精神病症状の原因となった可能性を指摘した。

一過性に特異な幻視を呈した1高齢男性例

著者: 伊藤侯輝 ,   谷川知子 ,   森清 ,   三枝英之 ,   千秋勉 ,   池田輝明

ページ範囲:P.501 - P.507

抄録

 近年,痴呆のない高齢者において色彩に富んだリアルな複合幻視が出現し,その非現実性に明白な病識を有するCharles Bonnet syndrome(以下CBS)が注目されている。今回我々は,一過性にCBS様の幻視症状を呈した1男性例を経験し,その臨床的特徴について検討を加えた。本症例は,幻視症状の出現とその進展・回復過程に際しての特徴(左視野にほぼ限局して出現,要素性から複合幻視へと進展後,要素性幻視を経て消失),脳波,SPECTで認められた幻視症状に対応する特有な所見(明瞭な左右差とその推移),および積極的な治療を試みないうちに(抗てんかん薬は使用せず,脳循環改善薬を使用)治癒した経過などから,症候性に発した後頭葉てんかんの1例と思われた。また,本症例の後頭葉てんかんとの関連,CBSとの異同,および幻視の発現機序について考察した。

緩徐に進行し,奇妙な幻覚妄想を伴った初老期変性性痴呆の1例

著者: 鉾石和彦 ,   池田学 ,   牧徳彦 ,   根布昭彦 ,   山内寿恵 ,   田辺敬貴

ページ範囲:P.509 - P.514

抄録

 発病後10年以上経過して奇妙な幻覚妄想がみられた初老期痴呆例で,変性性痴呆ではあるものの,臨床診断が困難であった1例を経験したので報告する。

 症例は64歳の女性。10年前頃から物忘れを指摘されていたが,その後周囲に無関心となり痴呆症状も進行した。最近になって,奇妙な幻覚,妄想とそれに基づく異常行動がみられた。神経心理学的検査では著明な人格変化,接触性の不良,保続などの脳の前方症状がみられたが,神経学的に異常所見は認められなかった。頭部CT,MRIでは右側優位の前頭,側頭葉の萎縮が認められたが,辺縁はナイフの刃状の萎縮ではなかった。SPECTでは前頭葉から頭頂葉にかけて脳血流の低下が認められた。

統合失調症者の自己記入式調査に対する回答信憑性―統合失調症者の地域生活に対する自己効力感尺度(SECL)に対する回答の検討から

著者: 瀬戸屋(大川)希 ,   大島巌 ,   長直子 ,   福井里江 ,   槙野葉月 ,   岡伊織 ,   吉田光爾 ,   池淵恵美 ,   伊藤順一郎

ページ範囲:P.517 - P.524

抄録

 精神障害者が地域生活に対して感じる自信の程度を測定するSECL尺度の開発の一環として,統合失調症者から得られた回答の信憑性を検討した。統合失調症を有する新規入院患者,長期入院患者,デイケア通所者,外来通院者の計269名を対象として,自記式調査票および主治医評価による調査を行った。SECLへの無回答,重複回答は共に少なく,SECLはさまざまな状況における統合失調症者に幅広く施行できることが示された。またSECL全18項目に同じ得点を回答したもの(偏回答者)は新規入院者の1.8%にみられ,彼らは症状得点の高いことが示された。入院患者に,SECLのような自己記入式調査を実施する際には,急性症状がおさまり安定した時期に施行することの重要性が示唆された。

デイケア・作業所通所中の統合失調症患者のソーシャルサポート(第1報)―信頼性検討および健常者との比較

著者: 前田恵子 ,   畑哲信 ,   畑馨 ,   辻井和男 ,   浅井久栄 ,   柴田貴美子 ,   岩崎さやか ,   瀬川聖美 ,   皆己純恵 ,   宮本珠妃 ,   吉本真紀

ページ範囲:P.525 - P.534

抄録

 デイケアまたは作業所に通所中の統合失調症患者61名を対象として,Norbeck Social Support Questionnaire(NSSQ)を用いて,ソーシャルサポートを評価した。NSSQの指標はデイケアなど施設内の対人交流の指標であるソシオグラム本数と有意に相関した(Spearman相関係数r=0.29~0.46)。健常群では有意な男<女の差が(p<0.05~p<0.01),患者群で有意な男>女の差が(p<0.01~p<0.005)認められた。患者群でNSSQ指標とBPRSの「不安/抑うつ」「敵意」との間に有意な負の相関が認められた(p<0.05~p<0.01)。以上の結果から統合失調症患者へのNSSQ適用の有用性について考察した。

統合失調症における表情認知障害の通文化的研究

著者: 岡田俊 ,   久保田泰考 ,   佐藤弥 ,   村井俊哉

ページ範囲:P.535 - P.541

抄録

 統合失調症患者の表情認知障害を文化的要因と疾患特異的要因の両面から明らかにするため,統合失調症患者26名(日本人12名,フランス人14名)と健常被験者24名(日本人12名,フランス人12名)を対象に,基本6情動を示す顔表情写真と言語ラベルとのマッチング課題を行った。患者群では,文化を問わず恐怖表情と嫌悪表情の認知が障害されており,特に恐怖表情において顕著であった。ベントン相貌認知検査の成績との間には相関がなく,基本的な相貌認知障害とは独立した情動的表情の認知に特異的な障害と考えられた。恐怖表情の認知には扁桃体を含む神経機構の関与が想定されており,統合失調症におけるこれらの神経機構の機能不全が示唆された。

短報

Olanzapine投与にて遅発性アカシジアとるいそうが著明に改善した統合失調症の1例

著者: 山本健治 ,   原田研一 ,   吉川憲人 ,   鎌田隼輔

ページ範囲:P.543 - P.546

はじめに

 遅発性アカシジア(Tardive akathisia;以下TA)は抗精神病薬の長期投与に続発する錐体外路系の不随意運動症候群であり,多くは非可逆的かつ治療抵抗性である。急性アカシジアと同様に,過剰歩行,着座・静止不能といった運動亢進症状,ムズムズ,ジリジリ,蟻走感などの感覚症状,活動欲求などの精神症状を呈する1)

 今回我々は,悪性腫瘍を疑われるほどのるいそうを呈したが器質的な異常は認めず,結果的にTAに伴う過活動が原因であった統合失調症の1例を経験した。本症例はolanzapine投与後比較的速やかに,TA,およびるいそうの改善を認めたので若干の考察を加え報告する。

全身麻酔後に口周囲の遅発性ジスキネジアが著明に減弱した1例

著者: 稲見康司 ,   山田則夫 ,   宮岡剛 ,   堀口淳

ページ範囲:P.547 - P.549

はじめに
 
 遅発性ジスキネジア(tardive dyskinesia;TD)は,抗精神病薬の長期投与中に出現する難治性の不随意運動であり,抗精神病薬の投与を開始して数か月から1年以上経過した後に出現することが多い。またTDは,抗精神病薬によって誘発される一般の錐体外路症状とは異なり,抗コリン薬は無効であったり,むしろ症状を増悪させることも知られており,適当な治療法が存在しないことから,その出現を予防することが重要であり,非定型抗精神病薬は従来の抗精神病薬と比較して,TDの出現率が低い点でより優位であると考えられている7)。しかし,非定型抗精神病薬にもTDの出現は皆無ではなく,いずれの薬物についてもTDが出現することが知られている3)

 今回報告する症例では,身体合併症の整形外科的治療を行う目的で全身麻酔をかけられた後に,長年にわたる抗精神病薬投与によって口周囲の不随意運動という形で出現していたTDが著明に減少した。最近では,無けいれん電気ショック療法の適応に難治性のTDも含まれるようになってきているが12),全身麻酔がTDの治療に有効である可能性を否定することのできない1例であると考えている。

RisperidoneおよびOlanzapineにより知覚変容発作を生じた統合失調症の1例

著者: 挾間玄以 ,   植田俊幸 ,   川原隆造

ページ範囲:P.551 - P.553

はじめに
 知覚変容発作の成因は,精神病理学と精神薬理学の両面から論じられてきたが,現在は定型抗精神病薬による副作用3,4)と考えるのが一般的である。このたび我々は,非定型抗精神病薬であるrisperidone, olanzapineにより知覚変容発作を生じた症例を経験したので報告する。

「精神医学」への手紙

Methylphenidateについての精神医学的問題点―佐藤らの試論を読んで

著者: 風祭元

ページ範囲:P.554 - P.555

 佐藤,他2名の試論1)を拝読した。たまたま本誌掲載号の発売前に,新聞紙上でリタリン〔methylphenidate (MPD)の商品名〕依存症の増加と安易な投薬を警告するキャンペーン記事2)が掲載され,筆者も電話取材を受けてわが国におけるMPDの臨床的使用の経緯などを検討したので若干の追記をしたい。

 MPDは1954年にドイツで初めて発売され,1958年にわが国に輸入が承認されて,1961年に薬価基準に登載された。当時は薬剤の規制は現在とは異なりゆるやかで,使用説明書の記載も簡単であったようであるが,最初の効能は「うつ病」「抑うつ性神経症」で用量は成人1日20~30mgとされていた。1969年に「不眠を避けるため夕刻以後使用不可」,1973年に「薬物依存性があるので慎重投与」の注意事項が追記された。以後,「使用説明書」の記載は年々詳細になり,禁忌・慎重投与・相互作用・副作用などが詳しく記されるようになった。1973年には「小児には慎重投与」,1977年には「安全性が確立していないので6歳未満には投与不可」となった。1978年にはナルコレプシー(用量1日20~60mg)が効能に追加された。1979年に効能の病名が「軽症うつ病,抑うつ神経症」に変更された。

私のカルテから

緊張病症状を呈する悪性症候群に電気けいれん療法は有用である

著者: 長嶺敬彦 ,   池田まな美 ,   和田方義

ページ範囲:P.557 - P.559

 悪性症候群は精神科薬物療法における重大な副作用の1つである。治療は原因薬物を中止し,十分な輸液とダントロレンの投与が一般的である。悪性症候群で著しい精神症状を伴う場合は,薬物の投与が制限されるため治療に苦慮することがある。今回,緊張病症状を呈する悪性症候群に,電気けいれん療法(modified electroconvulsive therapy;以下mECTと略す)を行い,悪性症候群および精神症状の急速な改善を認めた症例を経験した。mECTでの麻酔方法に今後の検討が必要であるが,緊張病症状を伴う悪性症候群にmECTは有効である。

症例

 45歳,男性,統合失調症。身長162cm,体重52kg。

 生来小心で内向的な性格であった。高校卒業後特に問題なく会社勤めをしていた。21歳のとき,理由なく出社できなくなり,終日会社の寮に閉じこもり始めた。独語,空笑もみられ,家族に伴われ精神病院に入院した。以後,精神病院に入退院を繰り返した。自閉的傾向はあるが,ここ1年は1日の内服がピモジド2mg,ブロムペリドール10mg,プロペリシアジン50mg,レボメプロマジン30mg,ニトラゼパム10mgで安定し,外来通院していた。今回の入院3日前よりUFOが落ちたと言い,防波堤に登ってUFOを呼ぶ動作が出現した。周囲との疎通性が乏しくなり,入院2日前から全く食事を取らなくなった。入院前日には38℃の発熱と常同姿勢,流涎が出現し,翌日緊急入院となった。なお過去に悪性症候群,高血圧の既往はない。

書評

―傅田建三著―子どものうつ病―見逃されてきた重大な疾患

著者: 広瀬徹也

ページ範囲:P.560 - P.560

 子どもにうつ病はあるのか,あるとしても大人のそれとは違った様相を呈するのではないかなどが長年論議されてきたが,なかなかコンセンサスが得られなかった。その意味で本書ははなはだ挑戦的であり,画期的ともいえる。学術雑誌や気分障害に関する単行書の章には登場しても,子どものうつ病が表題の書下ろしの単行書はわが国では初めてではないかと思われるからである。外国でもそれはまだ少ない部類に属する。専門の児童・青年期領域だけでなく,成人の臨床精神医学でも幅広く仕事をされている傳田健三博士ならではの快挙といえよう。

 最近また受診者が増えてきた不登校の子ども達に,軽症ではあっても内因性うつ病を合併している例が多いことに印象付けられた著者が,勤務する北海道大学病院をこの5年間に受診した児童・青年期例のカルテを調査したところ,17歳以下の全410例中111例(27%)がDSM-Ⅳの気分障害に該当したことがこの著作のスタートとなっている。

―Theodore A. Stern,他編集/兼子直,福西勇夫監訳―MGH「心の問題」診療ガイド

著者: 堀川直史

ページ範囲:P.561 - P.561

 本書は,Massachusetts General Hospital(MGH)のStern TAらが編集し,主にMGHの医師たちによって執筆された「The MGH Guide to Psychiatry in Primary Care」(1998年)の全訳である。

 本書は,原書が「プライマリケアにおける精神医学ガイド」と名づけられているように,本来は米国のプライマリケア医のために書かれたものであり,多くの章が精神科医と他科の医師の連名で執筆されている。このようなプライマリケアにおける精神医学の充実は,現在の日本の医療においても,新卒後研修制度で精神医学が必修科目とされたことからもわかるように,もっとも重要な課題のひとつであるといえるであろう。

 本書の特徴は,多彩な問題が網羅的に取り上げられていることである。章の数は78に達し,その中には,例えば「うつ病患者へのアプローチ」や「不安を抱く患者へのアプローチ」などのような比較的一般的なテーマから,「人生の悲嘆に暮れる患者へのアプローチ」や「暴力的な患者へのアプローチ」,さらには「著名人患者へのアプローチ」まで多くの問題が含まれている。

基本情報

精神医学

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-126X

印刷版ISSN 0488-1281

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