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短報
動物介在療法が著効を示した難治性境界性人格障害の1例
著者: 佐藤友香1 宮崎拓弥2 千丈雅徳1 田中稜一1
所属機関: 1五稜会病院 2北海道大学大学院文学研究科心理システム科学講座
ページ範囲:P.659 - P.661
文献購入ページに移動精神科病院において,境界性人格障害(Borderline Personality Disorder;以下BPD)患者が増加しているが,治療は困難なうえ,治療方法は未だ確立していないのが現状である1,2)。
今回,行動化が治まらず治療に苦慮したBPD患者に対し,動物介在療法(Animal Assisted Therapy;以下AAT)が奏効した症例を経験した。そこで,AATがBPDの効果的な治療技法になり得る可能性を検討する。
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