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文献詳細

雑誌文献

精神医学45巻7号

2003年07月発行

文献概要

短報

脳梁膨大後域の皮質下出血により道順障害と視覚性記憶障害を来した1例

著者: 友田洋二12 元村直靖23 赤木弘之2 瀬尾崇2

所属機関: 1兵庫リハビリテーション総合センター神経内科 2大阪医科大学神経精神医学教室 3大阪教育大学健康科学講座

ページ範囲:P.767 - P.769

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はじめに

 脳梁膨大後領域は,Valensteinら7)により初めて記憶障害の責任病巣として報告されており,記憶に関する新しい神経構造として注目を集めているがまだ報告例は少なく,わが国ではわずかに高山ら6),片井ら2),笠畑ら1),高橋4),Takahashiら5),Yasudaら8)の報告を認めるのみである。我々は今回,右皮質下出血後に道順障害と視覚性記憶障害を来した症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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