「精神を無理に統一しようとして病気になるから『精神統一病』です」。もう20年ほど前の伝聞であるが,神田橋條治はつとにこう患者に語っていたとのことである。また中井久夫は,「彼等は人格の統合性の危機を感じていると同時に,無理に統合しようとしてかえって解体に傾くのではないかとも見られる」といったフレーズを,折にふれて発信している。だが今やどれほどの精神科医がこうした逸話を知っているだろうか,あるいは,そこに込められたschizophreniaの精神病理のさわりを理解できるだろうか。そう考えるとき,はなはだ心もとない気持ちにさせられる。「統合失調症」の名称が,精神医学界のみならず,あまねく社会に行き渡るなかで,こうした「分裂病」の語り部たちが発した声は,今まさにかき消されようとしているのかもしれない。
考えてみれば至極当然のことであるが,「精神分裂病」も「統合失調症」もschizophreniaの訳語なのだから,語感は相当異なるにしても,行き着く先はBleulerの連合弛緩になる。つまりは障害学説に由来する命名である。確かに統合失調症という病名は,schizophreniaの脱スティグマ化には一定の成功を収めるだろう。だが名称がいわば解毒化されることによって,schizophreniaの徹底した障害者化が促進されることもまた疑いをえない。
雑誌目次
精神医学46巻1号
2004年01月発行
雑誌目次
巻頭言
分裂,統合,それから
著者: 内海健
ページ範囲:P.4 - P.5
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
臨床心理専門職の国家資格化についての意見
著者: 乾吉佑
ページ範囲:P.6 - P.9
はじめに
本稿を進めるにあたり,まず本誌編集委員会が「臨床心理士の国家資格問題」に関心を寄せ,今回特集として掲載する機会を与えていただいたことに感謝いたします。
さて,私たち臨床心理士が考えている国家資格化についての意見を述べる前に,臨床心理士の実態動向やここ10年ほど議論をしてきた厚生科学研究班での流れと,私たちがそこでお願いしてきた点について述べておきたいと思います。
臨床心理士の仕事と国家資格化への願い
著者: 片岡玲子
ページ範囲:P.11 - P.14
臨床心理士の資格と仕事
「臨床心理士」の認定資格が誕生したのは1989年のことです。その前年,日本心理臨床学会が母体となり,19の関連学会が集まって心理職の資格認定を目的とする「日本臨床心理士資格認定協会」が発足し,1990年には文部省(当時)の認可による財団法人となりました。それから15年余,最近では,テレビドラマにも登場するなど,世間的には少しずつ認められてきたようです。2003年4月には認定された人数が1万名を超えました。
「臨床心理士」になりたい人も多くなり,財団法人日本臨床心理士資格認定協会(以下,資格認定協会という)の指定する条件を備えた大学・大学院には受験生が集まります。「臨床心理士資格」のできるずっと前からさまざまな領域で心理職として働いてきた者としては,少しばかり複雑な思いがすることも事実ですが,「こころの時代」といわれる状況の中で,人々が多様な形の心のケアや,カウンセリングにニーズと関心を持っているということなのでしょう。
「臨床心理技術者」の国家資格制度についての考え方
著者: 齋藤慶子
ページ範囲:P.15 - P.19
はじめに
応用科学として社会にもたらした実績や,今後の高等教育のあり方の展開を視野に入れて,心理学ワールドではひとつの学問領域として心理学がたどってきた歴史と現状について再検討を求める動きが盛んになっている。その流れの中から,相互の協調と独自性を確認する場として呼びかけられた「日本心理学界協議会」という存在がある。この協議会は学術団体の集まりである点から,学問水準の定着と安定的な活用を目指して心理学教育に大枠の基準を設ける是非について議論が続いていた。加盟している心理学関連の学会は38団体を数えている。
一方,心理学関連学術団体や職能団体が個々のニーズに応じて実施しているいろいろの資格認定制度があり,ほぼ16種類がすでに制度化されていると言われている。認定心理士,教育カウンセラー,学校心理士,臨床心理士,発達臨床心理士などがその例である。しかし,同じ心理学を基礎学問としていると称しながらも,実務に反映される基礎的な素養にかなりのばらつきがある。将来的には資質の適否を問われるようなトラブルの発端となりかねない可能性を憂慮する声も囁かれていた。
心理学を標榜する職能の土台となる資質を安定させるための協議は,当然,大学でのカリキュラムによい意味で介入することでもあるために,かなり激しい議論が交わされたと聞いている。しかし,その協議はほぼまとまった。そして学問的水準を表す方法として「心理学基礎資格」の認定制度が確立されようとしている。このように,心理学ワールドは発展と安定との狭間で専門性をめぐる葛藤を経験してきたと言えるが,以下に述べる「臨床心理技術者」の資格制度を検討するに際しても重要な示唆を提供する動きでもあった。
国家資格はなぜ必要か
著者: 宮脇稔
ページ範囲:P.21 - P.24
はじめに
医療保健領域における臨床心理技術者は,詳しい統計はありませんが現在4,000人とも5,000人とも言われています。精神保健領域における臨床心理技術者の活動はすでに50年に及び,2001年の統計では精神科病院に勤務する臨床心理技術者の人数は2,106名で,そのうち651名は非常勤です。その他の主な勤務先は精神科診療所や心療内科,小児科をはじめとする一般各科です。
臨床心理技術者が医療保健領域でこのような人数にまで育ったのは,カウンセリング,心理テスト,心理学的援助を必要とするクライアントのニーズと,医師,コメディカルスタッフからのチーム医療を担う専門職としての信頼を得てきた結果によるものです。
しかしながら,ここ10数年に及ぶ景気の低迷は,臨床心理技術者の世界にも深刻な影響を与えています。国家資格という専門性と責任性の担保がなく,経済的裏付けもない職種の採用は,いかにクライアントやチーム医療スタッフからのニーズが高くとも経営を圧迫する要因であり,採用が控えられる職種となっています。
また,この傾向は1997年に精神保健福祉士,言語聴覚士の国家資格が制定されてからいっそう顕著となります。医療保健領域における数少ない無資格専門職種であり,経済的な将来展望さえ見込めない臨床心理技術者の現状は採用が控えられるだけでなく,臨床心理技術者の補充に,臨床心理技術者以外の資格化された専門職種を充てるようになってきています。
こうした状況に歯止めをかけ,クライアントやスタッフからのニーズに応えるためには,臨床心理技術者の国家資格を創設し,その業務の専門性と責任性を担保し,これまでの臨床心理技術者の実績を反映した人員の確保を働きかける必要があると考え,臨床心理技術者の職能団体として全心協を結成しました。
医療における心理士国家資格の実現に向けて
著者: 坂野雄二
ページ範囲:P.25 - P.28
医療現場における心理士の業務
松野(1999)4)は,日本心身医学会認定医が所属する医療施設を対象として心理士の現状と課題に関する調査を行っている。それによると,心理士の在籍している医療施設では,すべての施設が心理士が必要であると考え,同時に,医療現場で働く心理士の70%が医師の包括的な依頼を受けてその業務を行っていると報告している。また,心理士の業務内容は,各種心理検査の実施とアセスメント,初診時の予診およびインテーク面接などの診療補助面接,リラクセーション訓練や各種心理療法の実施であるとし,具体的には,
①予診,
②インテーク面接(症状に関する心理社会的背景の分析,心理検査による心的特徴の分析),
③総合的心理アセスメント,
④症状改善のための各種心理療法の実施,
⑤心理評価,
⑥コンサルテーションリエゾン,および他科へのサービス,
⑦医師へのフィードバック,
⑧学術研究活動への参加,
という諸点が医療現場における心理士の業務内容であると指摘している。
臨床心理技術者の国家資格化について―厚生労働科学研究班の分担研究者として
著者: 鈴木二郎
ページ範囲:P.29 - P.34
この問題にかかわった事情
現代は心の時代といわれ,心の悩みの専門家として,精神科医や臨床心理家へのニーズは強い。精神科医は,厳しい国家試験を経て医師になり,遅ればせながら発足しようとしている専門医としてその能力を高めようとしている。これに対し臨床心理家には国家資格がなく,いわゆる民間の名称として臨床心理士,認定心理士,発達臨床心理士,認定カウンセラー,産業カウンセラー,学校カウンセラーなど,さまざまなものがある。
かねてから私は,臨床心理家の仕事や能力,仕事の対価としての報酬に関して,ある程度の関心は持っていた。それは精神科臨床に携わる上で,常に心理臨床家の力を必要とし,協力を求めてきたからである。おそらく精神科医の中でもっとも心理の仕事などを理解している一人であると自負し,周囲の心理家たちも現在でもそのように認めてくれている。それに関連して1999年の日本臨床心理士協会10周年記念会での私の祝辞2)や,雑誌「臨床心理学」の創刊3)などに私が大きく期待を寄せていることを述べた。しかし実際にこの問題にかかわり始めたのは,2000年2月に厚生省(当時)精神保健福祉課からの依頼で,1999年度の班研究を組織してからである。
心理技術者の業務と医行為について
著者: 西島英利
ページ範囲:P.35 - P.37
はじめに
心理技術者の資格のあり方については,国会でも1993年の精神保健法改正以降数次にわたって国家資格制度の創設について検討を進めるよう附帯決議がなされ,厚生労働省の研究班においても検討がなされてきたところであるが,なかなか進展せず今日に至っている。
その大きな原因としては,心理療法と精神医療の領域とをどのように特徴付けるかという問題が挙げられる。つまり,心理技術者が行う心理業務が医行為に当たるならば,現行法制上では医師法・保健師助産師看護師法違反となることから,さらに検討を加え法整備を図る必要がある。その1つの方法として国家資格化し,医師の指示の下に診療の補助行為として心理業務を行うよう位置付けることも考えられるが,医療職として位置付けることに関しては心理関係団体の間でも意見の相違があるところであり,国家資格化の大きな壁となっているようである。
また新たな資格制度の創設については,1988年の臨時行政改革推進審議会において,名称独占資格は「国が設けるにふさわしい特別な社会的意義を有するものに限定する」という基本的考え方が示されていることから,制度創設にあたってはその意義が国民にも受け入れられるものでなければならないと考える。
医療機関においても,心理技術者が各種の心理業務に従事しているところであるので,この問題について考えてみたい。
誰のための国家資格化か?―神学論的議論からの脱却を
著者: 谷野亮爾
ページ範囲:P.39 - P.41
はじめに
臨床心理士の国家資格化については,ここ数10年来の懸案であり,幸か不幸か筆者はその約半分の期間についてかかわってきた(主に旧厚生省および現厚生労働省の研究班を中心に)。この資格化はいろいろ複雑な問題を抱えており,小生が数か月前に執筆依頼を受けてもその実情を知っているだけに原稿締め切りを過ぎても全く筆が進まなかった。一度はお断りしたが,ごく私的な考え(日精協常務理事としての意見ではなく)を散文的に思いつくままに書いてみた。今までの各方面における論点については,他執筆者が述べられていると思われるのでそれに委ねることにする。
小生が臨床心理士の方々と出会ったのはもう30数年以上前になる。小生は1969年春,金沢大学を卒業し有名な日本精神神経学会金沢総会の洗礼を受けた。小生なりに強い衝撃を受けたのがつい昨日のように思い出される。精神神経学会,病院精神医学会(現;病院・地域精神医学会),精神病理学会,精神分析学会等々,その後,数年間大混乱となり麻痺状態となった。反精神医学運動も盛んとなり,生物学派は強く糾弾された。そのような背景もあり,わが国でも1970年代は家族精神医学が盛んなりし頃であった。(当時は主に精神分裂病の病因論が中心であった。)
小生の入局当時は毎晩のように団交のみで,医局も麻痺状態が続いていたように思う。当時入局した同期生も全くカオスの中に放り出されたため,銘々バラバラに勝手なことをやっていたように思う。その1人には全く訓練を受けていないのにもかかわらず,精神分析に興味を持ち自由連想法を強行した豪傑がいた。(彼は後に渡米し,精神分析の専門医となった。)
小生は自分の家族歴にも強く関係すると思われるが,当時盛んだった家族精神医学に惹かれた。全くの独学であり,当時盛んに出ていた本や論文を片っ端から読み漁った。生物学派的な金沢の先輩医局員からは,多分,精神分析や家族精神医学を薄学にもかかわらずふりかざす小生たちは苦々しく思われていたに違いない。一方ではそのような混乱ゆえに我々のわがままも許されたように思う。金沢大学でも家族精神医学に興味を持つ精神科の医局員なぞ貴重な存在であったらしく,入局1年目で教育学部より講演依頼があり恥ずかしくもなく出向いていった記憶もある。その当時の理論の中心はベイトソンのダブルバインド説とリズの世代間の混乱が中心であり,小生も一番興味を惹かれた説であった。また国内では,日大の井村恒郎教授のもとで研究された音調テストなどの論文が強く印象に残っている。
さて,その後父の急・もあり,また医局も相変わらず混乱しており,わが谷野呉山病院も崩壊の危機を迎えていた。内外ともに多難な時期であり,“帰りなんいざ”の心境で富山に帰った。しかし,その後も家族精神医学への興味は断ち切りがたく,当時日大より順天堂大学へ移って講師をしておられた牧原浩先生の月1回の夜のセミナーにわざわざ富山より参加した。
心理士が医療チームへ参加する必要性と国家資格―地域医療・チーム医療に向けて
著者: 穂積登
ページ範囲:P.43 - P.47
はじめに
私は,最初に教育心理学を学び,その後医学を学んで精神科医となり,大学,病院,診療所で臨床に携わってきた。1975(昭和50)年には精神科診療所を開設し,数名の心理士に手伝ってもらいながら外来診療を続け,デイケアやナイトケアも行っている。その傍ら,いくつかの大学の保健管理センターで学生相談を30年以上続けてきた。心理学をかじった人間として,また,医療や学生相談の現場で心理士とともに働いてきた医師として,心理士が医療分野やその他で活動分野を広げているのはうれしいかぎりだ。しかし,心理士が医療の場でいまだに無資格のままであることによって,その働きが公に認められず,責任ある役割を果たせない現状を大変残念に思っている。心理士が医療チームの一員としてますます活躍できるように,医療における心理士の国家資格化の必要性を強く主張したい。
現在,心理士の国家資格化をめぐって,医療に限定した医療保健心理士(仮称)にするのか,医療に限らず,学校,企業,児童相談など社会生活全般の広い分野における心の悩みを援助する心理士の資格を作るのかで意見が分かれている。
前者については,医療において長い間心理士が働いてきたという実績があり,長期間に及んで厚生労働省で審議を繰り返し資格としての輪郭も明確になってきているため,早急に進めてもらいたいと希望している。しかし,後者のようなあまりに広範囲な資格は,資格の目的と根拠が希薄となる。さらに,広範囲の分野を網羅する「国家資格」は,かえって心の問題における多様性を押しつぶす危険性がある。広範囲な資格を作ることについては,この分野にかかわる多くの人が広く議論を重ねる必要があり,時期尚早と考える。
研究と報告
神経遮断薬誘発性遅発性ジスキネジアのクエチアピンによる治療
著者: 高橋三郎 , 大曽根彰 , 磯野友厚 , 塩入俊樹
ページ範囲:P.49 - P.57
抄録
非定型抗精神病薬のうちquetiapineはclozapineに類似し,低力価,鎮静系で,D2受容体遮断作用が極めて弱いため,特に錐体外路症状の出やすい症例に使用できると言われる。この2,3年,神経遮断薬,特に定型抗精神病薬服用中に遅発性ジスキネジアを発症した症例にquetiapineが有効であったという症例報告がみられ,今日まで合計11例の症例が報告されている。この治療効果を確認するため,50,60歳代の入院患者8例(うち7例は慢性統合失調症)に対し従来の抗精神病薬をquetiapine50~750mg単剤に置き換え,異常不随意運動評価尺度(AIMS),錐体外路系副作用尺度(ESES),簡易精神症状評価尺度(BPRS),欠損症候群評価尺度(SDS)などの評価尺度を用いて3か月にわたって症状の変化を評価した。
投薬開始1か月以内にAIMSが50%以上改善した者は5例あったが,うち2例は陽性症状悪化のため2か月後quetiapineの投与を中断した。ほかは3か月の投薬期間でジスキネジア症状の再燃がなく,また陽性,陰性症状の悪化もみられなかった。
Quetiapineは,神経遮断薬誘発性遅発性ジスキネジアという患者の苦痛を軽減し,QOLを改善するために有用性のある薬物と思われる。
発作後精神病に伴い激しい自殺企図を認めた側頭葉てんかんの2例
著者: 清水研 , 加藤昌明 , 岡崎光俊 , 小林由佳 , 大沼悌一
ページ範囲:P.59 - P.64
抄録
てんかん患者の自殺のリスクは高く,さまざまな原因が関与していると思われるが,発作後精神病に関連した自殺も数多く報告されている。今回我々は,発作後精神病による幻覚妄想状態から激しい自殺企図に至り,運良く救命できた2例を経験した。患者自身が回復後に自殺企図時のことを回想し,体験した精神症状を語ってくれた。両症例とも,著しい情動の高まりを伴った独特の幻覚妄想状態から自殺企図に至っていた。てんかん関連の精神症状の中で,発作後精神病は悲劇的な結果に至る可能性が高く,注意が必要である。発作後精神病が出現するてんかん患者には,厳密な発作コントロール,ソーシャルサポート,抗精神病薬の投与の必要性が示唆される。
社会恐怖を呈した一卵性双生児―その症状転帰の類似性と相違性
著者: 尾鷲登志美 , 上島国利
ページ範囲:P.65 - P.71
抄録
今回我々は,一卵性双生児の姉妹が同様の社会恐怖を呈した症例を経験したので,若干の考察とともにここに報告した。
本2症例では一卵性双生児である上に類似した生活史を有していた。両者ともに全般性社会恐怖を呈し,自己記入式評価尺度や社会機能から最重症に評価された。しかし,病前性格や発症年齢,治療導入までの期間,回避性人格障害の併存,発症契機,認知行動療法導入の有無が異なっており,同様の薬物療法を施行していたが,治療転帰が異なっていた。同一の遺伝子を所有し,重症度が同程度である社会恐怖に罹患した場合でも,その他の要因によって異なる治療経過,転帰をとることが示された。
短報
高用量のFluvoxamineが奏効した強迫買いを含む衝動制御障害の1症例
著者: 山内健 , 原田貴史 , 大森哲郎
ページ範囲:P.73 - P.76
はじめに
強迫買い(compulsive buying)は借金がかさみ困難な状況に追い込まれることを十分に認識しているにもかかわらず,買い物への衝動に抵抗できず,繰り返し買い物を行い,生活上著しい支障を来すという特徴を持つ6)。特に巨大なショッピング・モールを持つアメリカで大量の不必要な買い物を繰り返し行う強迫買いの症例が報告されてきた7)が,最近になってわが国でも注目されつつある。海外では強迫買いに対する選択的セロトニン再取り込み阻害薬(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors:SSRIs)の有効性が報告されている2,4)が,本邦ではclomipramineを用いた著効例の報告9)があるのみでSSRIsによる有効例の報告はまだみられない。今回我々は300mgのfluvoxamineの投与により,強迫買いを主症状とする衝動行為が改善した症例を経験したので若干の考察を加え報告する。
レビー小体型痴呆に伴う幻覚・妄想に修正電気けいれん療法が奏効した1例
著者: 藤原広臨 , 本田稔 , 伊藤耕一 , 小山司
ページ範囲:P.77 - P.79
はじめに
従来,痴呆の症状としては主として中核症状である記銘力障害,見当識障害,判断力障害,抽象思考障害などの認知機能障害が重視されてきたが,近年,徘徊,焦燥,幻覚・妄想などの精神,行動面での周辺症状が介護困難を来す症状として注目されるようになり,痴呆の行動と心理面での症状(Behavioral and psychological symptoms of dementia;BPSD)と呼ばれるようになっている2)。今回我々は,レビー小体型痴呆(dementia with Lewy bodies;DLB)に伴う,BPSDとしての幻覚・妄想に修正電気けいれん療法(mECT)が奏効した1例を経験したので報告し,BPSDの治療に関して若干の考察を加える。
介護者の視点によるアルツハイマー型痴呆患者の塩酸ドネペジルの効果検討(第2報)
著者: 大村慶子
ページ範囲:P.81 - P.84
はじめに
塩酸ドネペジルは,アルツハイマー型痴呆患者の認知機能障害と全般的臨床症状に有効であると報告1)されている。しかし,それによりかえって介護負担が増した症例の報告2)もある。そこで,第1報では介護者が塩酸ドネペジルの効果をどう評価するかが重要であると考えて,介護者の視点からの効果について調査を行い,「1年間にわたり介護負担感が変わらなかった」という結果を報告5)した。今回は,2年以上塩酸ドネペジルを継続投与した患者の介護者の感想からその効果を検討したので報告する。
抗うつ薬の変更により速やかに幻視の消失した1例
著者: 山本健治
ページ範囲:P.85 - P.87
はじめに
シャルル・ボネ症候群(以下CBS)は,一般に精神疾患のない意識清明な高齢者に十分な病識を備えた状態で色彩・現実感に富む幻視が出現する疾患である2)。今回我々は,抗うつ薬治療中の高齢女性にCBSと矛盾しない幻視が出現したが,抗うつ薬変更直後に劇的に消失した1例を経験した。抗うつ薬の副作用としての幻視およびその機序について,示唆を与えうる症例と思われたので報告する。
資料
ケアマネジメント体制整備推進事業の実施状況とその年次推移―サービス利用者主体の視点を中心に
著者: 中村由嘉子 , 大島巌
ページ範囲:P.89 - P.96
はじめに
2003(平成15)年度から本格実施される予定の障害者ケアマネジメントの準備のため,各県および政令市ではケアマネジメント体制整備推進事業が行われている。
ケアマネジメントは,障害者の自己選択や自己決定を支援する援助方法である。精神障害者ケアガイドライン1)にも,「ニーズ中心のケアサービス提供を目指す」と記されており,ケアマネジメントは専門家主導のモデルではなく利用者主体の生活モデルでなければならないとされている。では,利用者主体のサービスを実現化するための事業として実施された体制整備推進事業に,実際のサービス利用者である当事者やその家族は,どのような形で参画したのであろうか。本稿では,1999(平成1)年度から継続して実施した調査研究の結果をもとに,利用者主体の視点からケアマネジメント体制整備推進事業の実施状況とその年次推移を報告し,今後の課題を明らかにする。
私のカルテから
統合失調症の再燃時におけるrisperidone内用液の頓用使用経験
著者: 和気洋介 , 黒田重利
ページ範囲:P.97 - P.99
はじめに
統合失調症の再燃時には,haloperidol,levomepromazineの筋肉内投与や,内服中の抗精神病薬増量がしばしば行われている。すでに内服中の抗精神病薬による脳内受容体への結合を考えると,頓用使用による抗精神病薬増量の効果は薬理学的に説明困難であるが,従来精神症状の急性増悪に一定の効果が見られていることもまた事実である。しかし一方で過鎮静や錐体外路症状の出現,さらには結果として引き起こされる高用量,多剤併用療法に対しての問題点も指摘されている。今回我々は統合失調症の再燃時に,risperidone内用液の頓用使用による外来治療を経験した。外来主体となりつつある統合失調症の治療を行う上で示唆に富む症例と考えられたため報告する。
動き
「第23回日本精神科診断学会」印象記
著者: 井上幸紀
ページ範囲:P.100 - P.101
秋晴れの爽やかな天候にも恵まれ,第23回日本精神科診断学会が2003年10月30,31日の両日にわたり,自治医科大学精神医学教室・加藤敏会長のもと,栃木県総合文化センター・サブホールで盛大に開催された。会期2日間にティーチングセミナー,特別講演,2つのシンポジウムをはじめ29題の一般演題が集まった。会場は東北新幹線宇都宮駅に程近く,交通の便に恵まれ,初日の朝から多くの参加者で活発な討論が行われた。
以下に学会の日程に沿って,印象を記すことにする。
基本情報
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63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論