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文献詳細

雑誌文献

精神医学46巻1号

2004年01月発行

短報

介護者の視点によるアルツハイマー型痴呆患者の塩酸ドネペジルの効果検討(第2報)

著者: 大村慶子1

所属機関: 1篠ノ井総合病院精神科

ページ範囲:P.81 - P.84

文献概要

はじめに

 塩酸ドネペジルは,アルツハイマー型痴呆患者の認知機能障害と全般的臨床症状に有効であると報告1)されている。しかし,それによりかえって介護負担が増した症例の報告2)もある。そこで,第1報では介護者が塩酸ドネペジルの効果をどう評価するかが重要であると考えて,介護者の視点からの効果について調査を行い,「1年間にわたり介護負担感が変わらなかった」という結果を報告5)した。今回は,2年以上塩酸ドネペジルを継続投与した患者の介護者の感想からその効果を検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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