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文献詳細

雑誌文献

精神医学46巻12号

2004年12月発行

文献概要

短報

Paroxetineの常用量投与中に重篤な肝機能障害を生じた神経性無食欲症の1例

著者: 井貫正彦1 遠藤博久1 佐藤恒信2

所属機関: 1君津中央病院精神科 2君津中央病院消化器科

ページ範囲:P.1327 - P.1329

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はじめに

 神経性無食欲症(AN)の薬物治療で特に有効なものはないが,ANに合併することの多い不安,抑うつ,強迫性に対し抗不安薬や抗うつ薬を投与することは少なくない。今回AN患者に対しparoxetine(PRX)の常用量投与中に重篤な肝機能障害を生じた症例を経験した。この重大な副作用の報告は海外で数例あるが本邦ではない。症例を提示し若干の考察を加えるとともに,本邦で発売されている他のSSRI(fluvoxamine)にないPRXの薬理的特性につき注意喚起を促したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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