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第26回日本生物学的精神医学会(BP)は,2004年7月21~23日の3日間,東京都千代田区の都市センターホテルにおいて,高橋清久会長(国立精神神経センター名誉総長・藍野大学学長)のもと,第34回日本神経精神薬理学会(NP)(加藤進昌会長,東京大学大学院精神医学教授)との合同年会として開催された。
両学会が合同年会を開催したのは今回が初めてであったが,もともと両学会は,目指す方向が類似し会員層も重なることから関係が深く,これまでにもジョイントシンポジウムを開催するなどしてきた。したがって,今回の合同年会も会員にとって違和感のないものであった。とは言え,合同しつつ各学会の独自性をいかに出すかについて,両学会会長ならびに事務局の方々のご苦労は相当なものであったと思われる。しかしお陰で,参加者は有意義な時を過ごすことができた。応募演題数,参加者数ともに多く,両学会の合同開催は大成功であったと言える。さらに,今回は韓国の研究者も多数招待参加され,ポスター会場や懇親会場などで日韓の交流がみられた。両学会が今後アジア地域の学会として発展し,リーダーシップをとっていく端緒が感じられた。
両学会が合同年会を開催したのは今回が初めてであったが,もともと両学会は,目指す方向が類似し会員層も重なることから関係が深く,これまでにもジョイントシンポジウムを開催するなどしてきた。したがって,今回の合同年会も会員にとって違和感のないものであった。とは言え,合同しつつ各学会の独自性をいかに出すかについて,両学会会長ならびに事務局の方々のご苦労は相当なものであったと思われる。しかしお陰で,参加者は有意義な時を過ごすことができた。応募演題数,参加者数ともに多く,両学会の合同開催は大成功であったと言える。さらに,今回は韓国の研究者も多数招待参加され,ポスター会場や懇親会場などで日韓の交流がみられた。両学会が今後アジア地域の学会として発展し,リーダーシップをとっていく端緒が感じられた。
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