2001年10月におけるわが国の精神病床数は357,385床(人口万対28.1床),平均在院日数は373.9日であった。入院患者のうち,1年以上の在院者が69.5%,5年以上は43.1%であった。このように精神病床数が多いことと長期在院者が多いことは,かねてより内外からの批判に曝されてきた。
雑誌目次
精神医学46巻2号
2004年02月発行
雑誌目次
巻頭言
オピニオン 神経内科専門医の新たな認定制をめぐって
神経内科専門医制の新たな出発
著者: 金澤一郎
ページ範囲:P.114 - P.116
このたび,貴誌の企画に際して「オピニオン」を専門医制について書くようにとの依頼を受け,迷いながらもお引き受けした。日頃から精神神経科の先生方には診療上のみならず,学会運営においても色々とお世話になっているからお引き受けしたのであり,本来ならばこんなにややこしくて難しい話は神経学会の中だけで十分,外に向けての発言はできれば避けたい,というのが本音である。その最大の理由は,当面の相手である専門医認定制協議会が腰砕けの状態であり,もう一方の相手である厚生労働省が何とも不可解な状態にあるからである。このことはあとでもう一度触れることにする。
そもそも,精神神経学会と神経学会との関係は複雑である。神経学会は内科学教室で神経学を勉強していた若い人たちを中心として,それに精神神経学教室の中でもっぱら神経学を専門とする人たちの一部が合流し,さらに脳神経外科の応援を得て1960(昭和35)年に新しく作り上げた学会であった。新しいといっても,神経学そのものの歴史は古く,わが国でも1892(明治25)年にまで遡ることができる。パーキンソン病にしても,脊髄小脳変性症にしても,あるいは末梢神経炎や筋ジストロフィーにしても,精神神経科と内科が両方で診ていた時代が長かった。そんなわけで,いざ昭和40年頃に神経内科が独立した時には,特に精神神経科からの抵抗が強かったと聞いている。無理やり離婚させられたようなものであるから,生身を割かれる思いであったろう。今でもこうした抵抗感が多少はくすぶっていると理解している。けれども,その後40年ほどの間に,神経内科はもちろんのこと,精神神経科も内科全体も大いに発展した。今でも神経学を主な専門領域としておられる精神神経科の方々には必ずしもハッピーとは言えない状態かもしれないが,それぞれが一応の成長を遂げたことは確かであり,この離婚は成功であったと考える。ただ,神経内科から見た時に,今でも喉に引っかかった魚の小骨のような問題が一つだけ残っている。それは,診療科の標榜についてであり,医療法に付随した条文に神経科を神経内科と読み代えるという文言があることである。つまり,例えばあの病院に神経科(精神神経科ではありません)という標榜科があると,神経内科は標榜できないということである。
精神神経科専門医とその独自性―専門医資格の広告にあたって
著者: 佐藤光源
ページ範囲:P.117 - P.118
日本医学会と日本医師会,学会認定医制協議会が専門医認定制協議会を組織したのは周知のことであるが,昨今,学会認定医を同協会の“専門医”(以下,“協会専門医”)として認定し,その資格を広告する動きが本格化しつつある。現時点ですでに22学会の認定専門医が“協会専門医”として受理されており,これからさらに増えようとしている。情報を公開して国民の選ぶ権利を保障するのはまことに結構なことであるが,学問的な理由ならともかく,広告を許可するために専門医を認定するのだから,その専門性は国民にわかりやすい名称で表示すべきだろうし,当然のことながら,その名称は学問的に妥当なものでなくてはならない。それは,複数の診療科が同じ領域を診療対象にしている場合に特に大切なことで,そうした配慮を欠くと無用な混乱を生じかねない。
なかでも脳にかかわる診療科群がまさしくそうで,それまでの精神神経科(あるいは神経科)に加えて,ここ半世紀の間に心療内科,神経内科,脳神経外科,老人内科,小児神経科があいついで登場した。特に精神神経科は,心療内科や神経内科と対象疾患が重なりやすい。このような重なり合った領域であるにもかかわらず,これからは各診療科が協会認定の専門医資格を一般社会に広告できるようになったのである。専門医資格を広告すれば医療の質が上がるという協会側の考えが,医療収入を生命線とする医療機関に適切に受け止められ,本当に実効を上げるのか心許ないところである。協会の専門医にドクターズフィーを設けるという話もあるが,診療科間の「なわばり争い」的な混乱を助長するようなことだけはあって欲しくない。精神神経科関連の専門医認定には十分な現実検討が必要であるが,精神神経科(神経科)の現状を考えると,このさい診療科としての専門性や独自性を明確にする良い機会でもある。そうした状況の中で,日本精神神経学会は2002年8月の総会で,協会認定専門医制に対応できるように学会認定医制を実施することを決めた。早ければ2004年度の総会に,その委員会案が提出されることになろう。
精神医学と神経学の緊密な共同作業は今後も必要である
著者: 三好功峰
ページ範囲:P.119 - P.120
このたび,いくつかの学会が,わが国の新しい専門医制度の中で,重要な決断を迫られた。それぞれの学会が専門医制度を持ち,自由な形で専門医(あるいは認定医)を認定してきたが,専門医を標榜することができるようにするという新しいシステムの中で,基本領域診療科(Ⅰ群:内科,小児科,精神科,外科,整形外科,眼科,耳鼻科など)と自らの学会(Ⅱ群)との関係を明らかにすることが必要となった。
日本神経学会は,新たな専門医システムの中で,基礎領域診療科(Ⅰ群)として内科を選択し,その上のsubspeciality(Ⅱ群)として神経内科専門医(これまでは神経学会認定医)をおくこととした。このシステムの中では,基本領域診療科は同時に複数の認定を受けることができないという条件があるので,たとえば,内科と小児科の専門医を兼ねることができない。精神医学においても,もし専門医制度が発足することになれば,精神科専門医と神経内科専門医を兼ねることはできない。この選択は神経学会のほとんどの会員が神経内科の医師であるという実情からすればやむをえないかもしれないが,内科以外の領域を専門とするものにとっては多少割り切れない思いを残すことになった。
日本神経学会(1902)に由来する日本の精神科医の望む神経内科専門医制
著者: 山口成良
ページ範囲:P.121 - P.123
1902年4月に日本精神神経学会の前身である日本神経学会が創立され,機関誌神経学雑誌が創刊された1)。その発刊の辞に,「或は精神病と云ひ,或は神経病と名くるも,等しく是れ神経器官の機能障礙にして,其徴候に多少の差異あるのみ。両者の間毫も劃然たる限界の存するを認めず,中略,此に於て乎則ち同学の士に檄して専門の学会を組織し,名けて日本神経学会と云ひ,精神機能と神経系統との生理的及び病理的講究を主旨とする雑誌を発刊し,云々」とあり,学会の発足当時から日本の精神科医は,神経器官の機能障害としての精神疾患と神経疾患とをともに診ようという心構えがあったものと思われる。
内村4)もその『回顧と経験』の中で,「その気もちの中には,精神医学的神経学は,精神医学にとっても,神経学にとっても,必要欠くべからざるものだとの確信があったからである」と述べている。
展望
痴呆の薬物療法
著者: 都甲崇 , 小阪憲司
ページ範囲:P.124 - P.132
はじめに
痴呆でみられる症状は,中核症状である認知障害と随伴症状である精神症状や行動障害に分けられ,薬物療法もそれぞれの症状に対して行われる。かつてはきわめて限定的であったその薬物療法は,近年のさまざまな新薬の登場とエビデンスの蓄積によって大きく変化した。認知障害に対しては,アセチルコリンエステラーゼ(acetylcholinesterase;AChE)阻害薬の使用が可能となり,その使用頻度が急増している。さらに現在,認知障害に対する多数の薬剤の開発が進められている。また,精神症状や行動障害は近年まとめてBPSD(Behavioral and psychological symptoms of dementia)と呼ばれるが,その薬物療法ではかつてのhaloperidolに代わってrisperidoneやolanzapineなどの非定型抗精神病薬が使用されることが多くなった。本稿では,まず,認知障害に対する薬物として,AChE阻害薬とグルタミン酸NMDA(N-methyl-D-aspartate)受容体阻害薬であるmemantineについて概説する。AChE阻害薬では,わが国ではdonepezilのみが使用可能であるが,現在galantamineの臨床開発が進められている。また,memantineは重度のアルツハイマー型痴呆(Alzheimer-type dementia;ATD)に対する治療薬として世界で唯一承認されている薬剤であり,わが国でも臨床開発が行われている。また,BPSDに対する薬物としては,現在わが国で使用可能な向精神薬の中で,痴呆に対する使用頻度の高い薬剤を取り上げ,いずれの薬剤についても二重盲検比較試験の結果を中心に紹介する。
研究と報告
加害的自生視覚表象
著者: 小林聡幸 , 片山仁 , 加藤敏 , 阿部隆明
ページ範囲:P.133 - P.139
抄録
面前の他者に対して加害的なことを言う,あるいは考えるという,加害的自生発話(思考)(加藤,1997)に類似して,他者に危害を及ぼす場面の視覚的イメージ,すなわち加害的自生視覚表象を主症状とする症例を経験した。症例は初診時20歳の女性。加害的自生視覚表象のほかには一時的に幻聴も伴った。この症状は1年ほど続き,その間,著明な意欲低下を伴ったが,やがて良好な転帰をとった。加害的自生視覚表象は加害的自生思考の変種であり,加害的自生思考と同様に,能動性を障害された統合失調症患者が,対峙的な他者関係の中で不本意にせよ攻撃性を向けるという点で能動性を集約するという自己治癒的契機を持っていることが推測された。しかし,その加害的体験は単なる思考ではなく視覚化されることによって,あくまでイメージの中での他者への攻撃という形をとって,いわば体験が被覆され,ある種の安定化を見て長期に続いたものと考えられる。
社会不安障害における価値観―古典的対人恐怖との関連
著者: 永田利彦 , 大嶋淳 , 和田彰 , 山田恒 , 太田吉彦 , 山内常生 , 池谷俊哉 , 切池信夫
ページ範囲:P.141 - P.147
抄録
社会不安障害は社会文化的な背景との関連が指摘されているにもかかわらず,これまで,家族的な価値観との関連についての実証的な検討はされていない。そこで,家族的な価値観と文化結合症候群とされる古典的対人恐怖症(山下の確信型,笠原の第3群)との関連を検討した。対象は社会不安障害55例で,うち確信型(第3群)37例,通常型18例と対照群40名である。全員に価値観尺度,Social Phobia Scale,Social Interaction Anxiety Scaleを記入してもらった。その結果,確信型(第3群)群は通常型群に比べ,「親子関係」で有意に高得点を,「競争心」で高得点の傾向を示した。以上から,確信型(第3群)と家族的な価値観の関連が示唆された。
昏迷状態を呈したCNSループスの1例―免疫学的指標と123I-IMP SPECTを用いた病態の評価
著者: 松本良平 , 北林百合之介 , 上田英樹 , 吉田卓史 , 木下清二郎 , 国澤正寛 , 岸川雄介 , 福居顯二
ページ範囲:P.149 - P.153
抄録
昏迷状態を呈したCNSループスの1例を経験し,髄液免疫学的指標とSPECTを用いて継時的に評価する機会を得た。本症例では,精神症状の活発な時期にはIL-6,抗ribosomal P抗体,抗neuronal抗体の上昇が認められ,症状の軽快に伴って低下した。SPECTにおいては,臨床症状の改善に伴い,異常な脳血流分布パターンは改善し,同時に平均定量脳血流値は低下した。本症例で認められた,症状改善に伴う髄液各種抗体価の低下,血流分布パターンの改善および定量脳血流値の低下は,CNSループスによる中枢神経系での炎症機転が,治療により改善したことを反映している可能性があると考えられた。
髄液HCV抗体反応を認めた進行麻痺の1例
著者: 正山勝 , 畑中史郎 , 北端裕司 , 郭哲次 , 篠崎和弘
ページ範囲:P.155 - P.160
抄録
髄液においてHCV抗体が陽性を示した進行麻痺の症例を経験した。症例は52歳,男性。痴呆症状を主とした進行麻痺で,悪性症候群,慢性C型肝炎,誤嚥性肺炎を合併し死亡した。髄液においてHCV抗体反応を調べたところ,RIBAではc100p(-),c33c(2+),c22p(±),NS5(1+),SOD(-),第3世代抗体では6.7で陽性を示した。今回の結果は,血清からの移行抗体であった可能性もあり,HCVの中枢神経への親和性を積極的に支持するとまではいえなかったが,髄液中でHCV抗体が陽性を示したとする報告は過去にみられず,その臨床的意義については今後の症例の蓄積,検討を待つ必要があると思われた。
バルプロ酸が用量依存的に病相予防効果を発揮した双極性感情障害の1症例
著者: 谷口隆英 , 友竹正人 , 大森哲郎
ページ範囲:P.161 - P.165
抄録
症例は68歳,男性。34歳時に発病し,躁・うつの各病相を繰り返していた。63歳時に躁病エピソードが生じ,その後1年9か月間に6回のエピソードが生じた。他の気分安定薬では効果不十分または副作用が生じたため,バルプロ酸(VPA)の投与を開始した。400~800mg(血中濃度22~28μg/ml)を投与した9か月間は,軽症化したものの6回の気分変調が生じた。VPAを1,400mg(血中濃度72~85μg/ml)としたところ,短期間の軽躁状態が1回生じたのみで現在までの約3年間VPA単剤でほぼ寛解状態を維持することができている。VPAによる気分障害の治療に際しては,血中濃度を測定しながら効果を評価し,十分な用量を投与することが重要であると考えられた。
痴呆症にみられたせん妄について―痴呆病棟入院患者における実態
著者: 塩崎一昌 , 日野博昭 , 瀬川光子 , 小阪憲司
ページ範囲:P.167 - P.172
抄録
せん妄は,痴呆症に合併しやすく,その介護や看護において最も問題になる症状である。我々は,自宅または介護施設から精神科病院痴呆病棟に入院した男性227名,女性207名の計434名の患者について,入院時にせん妄を伴った群と伴わなかった群に区分し,患者側の要件や介護者の状況などについて比較検討した。
せん妄群には男性が有意に多く,入院時年齢の平均値が有意に高かった。身体合併症の併発率はせん妄群で有意に高率で,内訳としては高血圧と心疾患の合併率が有意に高かった。診断については,せん妄群の入院患者には血管性痴呆やレビー小体型痴呆が有意に多かったが,逆にアルツハイマー型痴呆や前頭側頭型痴呆は有意に少なかった。介護者について,せん妄群では妻のみが介護している状況が有意に高率だった。入院時にみられた精神症状や行動異常については,せん妄群では,睡眠障害,暴力・興奮,幻覚・妄想,自傷行為・希死念慮といった項目が有意に高率であった。以上は痴呆症におけるせん妄合併の危険要因と考えられた。
せん妄に対するSerotonin-Dopamine Antagonist(SDA)の有用性
著者: 浅井清剛 , 東麻衣子 , 石塚卓也 , 島田秀穂 , 辻昌宏 , 新井平伊
ページ範囲:P.173 - P.182
抄録
せん妄の薬物療法において,近年では薬剤の有効性だけでなく,副作用をはじめとする安全性の問題が考慮されるようになっている。今回我々は,serotonin-dopamine antagonist(SDA)に分類されるrisperidoneおよびperospironeのせん妄の薬物療法における有用性について,入院治療を行った自験例30例(risperidone群23例/perospirone群7例)を対象に検討を行った。
risperidone,perospironeともにせん妄患者に対する有効率は高く,両薬剤間でも統計学的有意差は認められなかった。risperidoneは1日投与量1~3mg程度という低用量でせん妄改善に効果が認められ,最大血中濃度時間(Tmax)が約4時間と比較的長いため夕食後投与が有効だった。perospironeは1日投与量4~10mg程度でせん妄改善に効果が認められ,Tmaxが約1.4時間と比較的短いため眠前投与が有効だった。
短報
緊張病性昏迷にvalproateが有効であった統合失調症の1例
著者: 細川大雅 , 梅景正 , 津田均 , 加藤進昌
ページ範囲:P.183 - P.186
はじめに
統合失調症の緊張病性昏迷に対しては一般的に抗精神病薬が用いられるが,時に治療に難渋する。今回我々は定型および非定型抗精神病薬,benzodiazepine系薬剤が無効であった昏迷に対し,valproate(VPA)が有効であった症例を経験したので,考察を加え報告する。
統合失調症様症状を呈した22q11.2欠失症候群の1例
著者: 門家千穂 , 氏家寛 , 和気洋介 , 岡久祐子 , 黒田重利
ページ範囲:P.187 - P.190
はじめに
DiGeorge 症候群,軟口蓋心臓顔貌症候群(velo-cardio-facial syndrome),円錐動脈幹異常顔貌症候群(conotruncal anomaly face syndrome)は症状に共通点の多い疾患であるが,これらはすべて22番染色体長腕11領域の微小欠失を持つことから,最近は22q11.2欠失症候群と呼ばれることも多くなってきている。22q11.2欠失症候群は元々小児科領域の疾患であったが,近年,本症の成人例では高率に統合失調症様症状を呈するという報告が相次いでおり,その罹患危険率は一般集団の約25倍とされる7)。一方,統合失調症の2%に22q11.2の微小欠失が認められ,これは一般集団の80倍である4)。本邦では22q11.2欠失症候群で統合失調症様症状を呈した例の報告は調べたかぎりでは7例3,5,8)しかなく,その臨床像の特徴の描出にはさらなる症例の蓄積が必要である。今回,我々は統合失調症様症状を呈した22q11.2欠失症候群の1例を経験し,その臨床像と治療反応性において若干の知見を見いだしたので報告する。
音楽幻聴(および言語性幻聴)を示した脳血管性痴呆の1例
著者: 大原一幸 , 岩井雅之 , 立田知大 , 湖海正尋 , 守田嘉男
ページ範囲:P.191 - P.193
はじめに
音楽幻聴は,耳疾患を有する高齢者,統合失調症者などにおいて報告されている1,2)。前者の音楽幻聴は,感覚遮断によるもののほか,脳器質性疾患でみられる非精神病性非言語性(要素性)の部分解体現象,すなわち幻覚症あるいはEyのいう幻覚症性エイドリー4)として理解されることが多い。統合失調症でみられる音楽幻聴については,馬場ら1)は「記憶表象から始まる仮性幻覚であり,病勢に応じて真性幻覚へ移行する可能性を持つ」と述べ,Clérambaultの精神自動症3),あるいは精神幻覚からの考察を加えている。我々は,難聴のない,脳血管性痴呆と考えられる高齢者男性に音楽幻聴(および言語性幻聴)が出現した症例を経験した。本例の音楽幻聴は,感覚遮断や幻覚症性エイドリー(幻覚症)からは理解できず,「仮性幻覚から進展した精神自動症」と考えられたので,若干の考察を加え報告する。
電気けいれん療法施行後に肺梗塞を呈した統合失調症の1例
著者: 賀古勇輝 , 栗田紹子 , 櫻井高太郎 , 山中啓義 , 山田淳 , 嶋中昭二 , 浅野裕
ページ範囲:P.195 - P.198
はじめに
肺梗塞は臨床症状や血液生化学検査に特異的なものがないことから診断の困難な疾患の1つとされている3)。また,精神疾患と肺梗塞の関連も指摘されており,誘因として向精神薬の服用2,5,7,8)や身体拘束1),昏迷状態4)による血流の停滞などが挙げられている。今回我々は,幻覚妄想状態,亜昏迷状態のため身体拘束を要し,薬物療法では速やかな改善が得られず,電気けいれん療法(ECT)施行後に肺梗塞を呈した統合失調症の1例を経験したので報告する。
非定型抗精神病薬服用患者におけるインスリン抵抗性
著者: 八尾博史 , 大林長二 , 橋本喜次郎 , 須藤徹 , 高島由紀 , 福田賢治
ページ範囲:P.199 - P.201
はじめに
2001年に本邦で非定型抗精神病薬のフマル酸クエチアピンとオランザピンが発売され,錐体外路系の副作用が少ない4)ことから大きな期待をもって迎えられた。しかし,残念なことに両薬剤による高血糖,糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡(死亡例を含む)が報告され,2002年4月オランザピンと同11月クエチアピンに緊急安全性情報が出された。両薬剤ともに糖尿病の患者,糖尿病の既往歴のある患者には禁忌とされたが,高血糖を引き起こす機序は十分に解明されたとはいえず,危険な高血糖予防のための対策はいまだ十分ではない。Newcomerら6)は,非定型抗精神病薬オランザピンとクロザピンは定型抗精神病薬に比し,有意な血糖上昇をもたらし,その機序としてインスリン抵抗性があることを指摘した。本邦の報告では,非定型抗精神病薬による重篤な高血糖を来した症例は清涼飲料水の多飲がそのきっかけとなっていることが多く,清涼飲料水の多飲が可能で,検査結果の異常値への対応が遅れやすい外来通院中の患者に特に危険性が高い2)。そこで本研究では,当所外来通院中の統合失調症患者のうち非定型抗精神病薬服用例の糖代謝異常について検討したので報告する。
私のカルテから
右側脳室前角の奇形を伴った統合失調症の1例
著者: 切原賢治 , 笠井清登 , 沖本啓治 , 山末英典 , 松尾幸治 , 綱島浩一 , 山田晴耕 , 阿部修 , 加藤進昌
ページ範囲:P.203 - P.205
はじめに
統合失調症の病因として,周産期における神経発達障害仮説が提唱されている6)。その脳構造上の根拠として,統合失調症において透明中核腔の残存が健常者に比べて有意に高頻度である4)ことなどが報告されている。筆者らは頭部MRI上,右側脳室前角の高度な狭小化を伴った統合失調症の36歳男性例を経験した。統合失調症において脳室の高度狭小化・閉塞という奇形を伴う例は文献上報告がなく,ここに報告する。
動き
「第1回国際内観療法学会」印象記―東洋の知恵を世界へ
著者: 巽信夫
ページ範囲:P.206 - P.207
第1回国際内観療法学会が,第6回日本内観医学会と合同で,2003年10月10日~12日の3日間にわたり,川原隆造大会長(鳥取大学・精神行動医学教室教授)のもと,米子コンベンションセンターで開催された。
わが国独自の内観については,すでに学際的な日本内観学会が,さらに医療分野にあって,日本内観医学会が設立され学術的研鑽が積み重ねられてきている。同時に,フロイド・ユングを育んだ西洋精神療法のメッカ,ウィーンを中心に,次第に欧米諸国に拡がり,さらに中国や韓国などでも注目されつつある。
「第15回日本アルコール精神医学会」印象記
著者: 前田久雄
ページ範囲:P.208 - P.209
2003年9月5,6日,京都の「ぱるるプラザ京都」で開催された第15回日本アルコール精神医学会(会長/京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学講座福居顯二教授)は,学ぶことの多い,大変充実した学会であった。アルコールだけにとどまらず有機溶剤,覚せい剤など他の依存性物質も扱われ,その内容も,診断,合併症,画像所見,治療,自助グループ,司法といった臨床から,前臨床的基礎研究まで網羅されていた。
「第33回日本神経精神薬理学会年会(奈良)」印象記
著者: 仲神龍一 , 綱島浩一
ページ範囲:P.210 - P.211
第33回日本神経精神薬理学会年会が2003年10月8日から10日の3日間にわたり,中嶋敏勝会長(奈良県立医科大学薬理学講座)のもと,奈良市の奈良県文化会館にて開催された。文化会館は奈良公園に程近い場所に位置し,周囲には世界遺産にも指定されている仏教寺院,春日大社などをはじめとした古い文化財が散在している。幸いにして好天に恵まれ,古都奈良の落ち着いた風情の中,澄み渡った青い空とちらほらと色づき始めた木々が印象的だった。
本学会の会則には神経精神薬理の進歩発展を図ることとある。本学会には基礎医学から臨床医学までの幅広い観点からの参加があり,また,政府,文部科学省が,近年研究を地域住民社会の産業・経済に還元することを推奨していることも踏まえられ,本年会は「神経精神薬理と市民生活とのハーモナイゼーションを求めて」というテーマで盛大に行われた。以下にその印象を講演や発表などにそれぞれ分けて述べてみたい。
基本情報

バックナンバー
66巻12号(2024年12月発行)
特集 「治療を終える」に向き合う
66巻11号(2024年11月発行)
特集 「難治例」の臨床—治療に難渋する時の診断,治療,そして予防
66巻10号(2024年10月発行)
特集 不登校の理解と支援
66巻9号(2024年9月発行)
特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
66巻8号(2024年8月発行)
特集 現代における解離—診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
66巻7号(2024年7月発行)
特集 アディクション—コロナ禍で変わったこと,変わらないこと
66巻6号(2024年6月発行)
特集 精神疾患の気づきと病識
66巻5号(2024年5月発行)
増大号特集 精神科診療における臨床評価尺度・検査を極める—エキスパートによる実践的活用法
66巻4号(2024年4月発行)
特集 精神疾患・精神症状にはどこまで脳器質的背景があるのか—現代の視点から見直す
66巻3号(2024年3月発行)
特集 精神疾患への栄養学的アプローチ
66巻2号(2024年2月発行)
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み
66巻1号(2024年1月発行)
特集 性差と精神医学—なぜ頻度や重症度に差があるのか
65巻12号(2023年12月発行)
特集 精神科領域の専門資格—どうやって取得し,どのように臨床へ活かすか
65巻11号(2023年11月発行)
特集 精神疾患回復の時間経過を見通す
65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
特集 複雑性PTSDの臨床
65巻7号(2023年7月発行)
特集 子どものうつ病に気づく
65巻6号(2023年6月発行)
特集 精神科医療の必須検査—精神科医が知っておきたい臨床検査の最前線
65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
特集 わが国の若手による統合失調症研究最前線
65巻3号(2023年3月発行)
特集 災害精神医学—自然災害,人為災害,感染症パンデミックとこころのケア
65巻2号(2023年2月発行)
特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
65巻1号(2023年1月発行)
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論