icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学46巻2号

2004年02月発行

動き

「第33回日本神経精神薬理学会年会(奈良)」印象記

著者: 仲神龍一1 綱島浩一1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科精神医学

ページ範囲:P.210 - P.211

文献概要

 第33回日本神経精神薬理学会年会が2003年10月8日から10日の3日間にわたり,中嶋敏勝会長(奈良県立医科大学薬理学講座)のもと,奈良市の奈良県文化会館にて開催された。文化会館は奈良公園に程近い場所に位置し,周囲には世界遺産にも指定されている仏教寺院,春日大社などをはじめとした古い文化財が散在している。幸いにして好天に恵まれ,古都奈良の落ち着いた風情の中,澄み渡った青い空とちらほらと色づき始めた木々が印象的だった。

 本学会の会則には神経精神薬理の進歩発展を図ることとある。本学会には基礎医学から臨床医学までの幅広い観点からの参加があり,また,政府,文部科学省が,近年研究を地域住民社会の産業・経済に還元することを推奨していることも踏まえられ,本年会は「神経精神薬理と市民生活とのハーモナイゼーションを求めて」というテーマで盛大に行われた。以下にその印象を講演や発表などにそれぞれ分けて述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら