icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学46巻5号

2004年05月発行

オピニオン PTSDをめぐって

心因性精神障害にエビデンスを求めて

著者: 加藤進昌1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科精神医学

ページ範囲:P.458 - P.459

文献概要

 PTSDがDSM-Ⅲによって定義(1980)されてからすでに20余年が経過した。最近ではこの診断名が医学界よりもむしろマスコミで汎用されるほどに市民権を得てきている反面,その概念の「混乱」や,時には疾患概念の存在そのものについて,特にわれわれ精神科医の間に疑念が依然根強いように思う。このあたりがPTSDを編集委員会がオピニオンに取り上げた所以かなと考えている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら