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研究と報告
テロリズムがTVメディアを媒体として一般市民に与える精神的影響の文献的考察
著者: 香月毅史1 叶谷由佳2 鈴木英子3 佐藤千史4
所属機関: 1東京医科歯科大学保健衛生学研究科健康情報分析学 2神戸市看護大学 3天使大学 4東京医科歯科大学保健衛生学研究科健康情報分析学
ページ範囲:P.493 - P.503
文献購入ページに移動テロリズムがTVメディアを媒体として一般市民に与える精神的影響に着目し,“PTSD,テロリズム,暴力,TV”をキーワードとして抽出された日米の文献を調査した。米国ではスリーマイル原発事故を契機にTVメディアの影響が研究され,特にオクラホマシティー爆弾事件,9.11などのテロリズムにおいては,直接被害を受けていなくてもTVによる曝露が一般市民に精神的影響を与えることが確認された。現在,TVメディアの影響は精神的被害の拡大と癒しの両面で注目され研究が続けられている。しかし,日本において一般市民へ与える精神的影響について調査された文献は皆無であった。
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