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文献詳細

雑誌文献

精神医学47巻11号

2005年11月発行

文献概要

特集 電気けいれん療法

電気けいれん療法の現状と動向―国際的な視点から

著者: 本橋伸高1

所属機関: 1山梨大学大学院医学工学総合研究部精神神経医学講座

ページ範囲:P.1173 - P.1177

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はじめに

 電気けいれん療法electroconvulsive therapy(ECT)は1938年以来精神疾患の治療に用いられている。薬物療法の導入や乱用に対する反省から一時期用いられなくなったが,適応を考慮し,安全性を高めることにより再評価されている。特にうつ病に対しては,英国を中心にECTの有効性がsham ECTや薬物療法との比較研究で示されてきた20)。2000年以降各国のECTの現状が相次いで報告されているので紹介しておく。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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