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文献概要
オピニオン 精神科における医療安全管理
有床総合病院精神科から見た医療安全対策
著者: 川副泰成1
所属機関: 1国保旭中央病院神経精神科
ページ範囲:P.945 - P.947
文献購入ページに移動緒言
「総合病院」という名称自体は第3次医療法改正で廃止されたが,精神科領域においては「総合病院精神科」という概念が広く受け容れられている。また,現行の第4次改正医療法でも「大学附属病院及び内科,外科,産婦人科,眼科及び耳鼻いんこう科を有する100床以上の病院の精神病床」3)については,一般病床並みの人員配置が定められている。
ここでは,精神医療全体の中における総合病院精神科という位置づけとともに,他科も含めた総合病院全体の中の精神科という視座からも,医療安全対策について検討してみたい。
「総合病院」という名称自体は第3次医療法改正で廃止されたが,精神科領域においては「総合病院精神科」という概念が広く受け容れられている。また,現行の第4次改正医療法でも「大学附属病院及び内科,外科,産婦人科,眼科及び耳鼻いんこう科を有する100床以上の病院の精神病床」3)については,一般病床並みの人員配置が定められている。
ここでは,精神医療全体の中における総合病院精神科という位置づけとともに,他科も含めた総合病院全体の中の精神科という視座からも,医療安全対策について検討してみたい。
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