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雑誌目次

雑誌文献

精神医学48巻4号

2006年04月発行

雑誌目次

巻頭言

精神科医療現場の変容

著者: 中込和幸

ページ範囲:P.354 - P.355

 近年,精神科医療の現場は大きく様変わりしている。挙げればきりがないが,本稿では,病院医療から地域医療への転換,いわゆる「心のケア」の重要性,さらには自殺予防に伴う精神保健システムへの積極的な関与による「予防・早期介入」へのニーズについて取り上げてみたい。総じてみると,精神科医に求められているものは,社会との積極的なかかわりであり,従来はどちらかといえば影に隠れた存在であった精神科医が突然光まぶしい場所に引きずり出され,さまざまな役割を担うよう要請されているように感じるのは自分だけであろうか。

展望

摂食障害

著者: 切池信夫

ページ範囲:P.356 - P.369

はじめに

 摂食障害は,主に神経性食思不振症(anorexia nervosa, AN)と神経性過食症(bulimia nervosa, BN)からなる。ANは身体像の障害,強いやせ願望や肥満恐怖などのため不食や摂食制限,あるいは過食しては嘔吐するため,著しいやせと種々の身体・精神症状を生じる一つの症候群である。BNは,自制困難な摂食の欲求を生じて,短時間に大量の食物を強迫的に摂取しては,その後嘔吐や下剤の乱用,翌日の摂食制限,不食などにより体重増加を防ぎ,体重はANほど減少せず正常範囲内で変動し,過食後に無力感,抑うつ気分,自己卑下をともなう一つの症候群である。これらの摂食障害が思春期から青年期の女性を中心に急増し,さらには前思春期の児童から結婚後に発症する例も増加し,その臨床像も多様かつ複雑化してきている。そこで本稿では,まず摂食障害の疫学について紹介し,次に心理・社会的研究と生物学的研究,臨床像を複雑化しているcomorbidity,診断と治療法,さらに転帰に関する主な研究の現況を紹介し,これらの問題点や今後の課題について私見を述べる。

研究と報告

中学生における多動傾向と自尊感情の関連―Wender Utah Rating Scaleを用いた予備的研究

著者: 下津咲絵 ,   井筒節 ,   松本俊彦 ,   岡田幸之 ,   柑本美和 ,   野口博文 ,   菊池安希子 ,   滝沢瑞枝 ,   吉川和男

ページ範囲:P.371 - P.380

抄録

 本研究の目的は,中学生486名を対象に,後方視的に学童期のAD/HD症状の経験を評価できる自記式評価尺度Wender Utah Rating Scale(WURS)を用いて,学童期のAD/HDにみられるような問題行動と自尊感情の関係,および,日本語版WURSの信頼性に関して検討することであった。因子分析の結果,WURSは,“易怒性・易興奮性”“衝動性”“情緒不安定性”“学業不振”“対人関係障害”という5つの因子からなることが明らかにされた。さらに,WURSのいずれの因子も自尊感情得点と中程度の相関があることが示され,学童期のAD/HDにみられるような問題行動と思春期における自尊感情の低さの間には密接な関係があることを示唆された。日本語版WURSの内部一貫性および因子的妥当性の一部が確認され,日本語版WURSの有用性について考察された。

左側頭葉の萎縮と失語症状を示し,非定型ピック病への進展が疑われた2症例

著者: 村山憲男 ,   井関栄三 ,   三橋裕子 ,   木村通宏 ,   江渡江 ,   柴田浩生 ,   新井平伊

ページ範囲:P.383 - P.389

抄録

 非定型ピック病は,臨床・画像所見の特徴からピック病に含まれるが,神経病理学的にはピック小体を伴うタウオパチーである狭義のピック病とは異なり,病態機序不明の変性疾患である。本研究では,非定型ピック病への進展が疑われる2症例について報告し,初期の病態について検討した。症例1では,語義失語とともに,形態画像所見で左側頭葉前方部と外側底面にほぼ限局した萎縮が認められた。症例2では,症例1よりも高度な語義失語や軽度の前頭葉症状とともに,左側頭葉を中心としたより広範な萎縮が認められた。今後は,両症例とも萎縮がさらに進行し,前頭葉症状もより顕著となって,非定型ピック病に進展する可能性が高いと考えられる。

強迫症状を主訴として入院した患者の入院理由と治療内容および治療効果とその後の受療状況に関する調査

著者: 山本理真子 ,   飯倉康郎 ,   宮川明美

ページ範囲:P.391 - P.398

抄録

 強迫症状は強迫性障害で最も多く出現する症状であり,薬物療法や行動療法の外来治療プログラムが最も効率的であると報告されている。一方,実際の臨床では強迫症状が複雑で診断困難な症例や強迫症状自体が重症な症例のために入院治療をせざるを得ないケースも少なくない。しかし入院治療に関する報告はほとんどみられない。

 今回,強迫症状を主訴として肥前精神医療センターに入院した患者74名を対象として患者背景,入院理由,治療内容および治療効果とその後の受療状況について調査した。入院理由は「日常生活が独力でできない」「診断と治療の方向性の決定」などが高率に挙げられた。退院時の主診断は強迫性障害以外が30%以上みられた。治療は薬物療法と行動療法の併用が多く約90%の改善がみられた。

 重症例の入院治療に関する報告は,治療にかなり工夫と時間を要する患者も多いという臨床の現状を伝える上で重要であり,今後も精力的に行われるべきものと思われる。

Discharge Readiness Inventory(DRI)日本語版の作成における信頼性および妥当性の検討

著者: 井上顕 ,   西田淳志 ,   西村幸香 ,   梶木直美 ,   岡崎祐士

ページ範囲:P.399 - P.404

抄録

 我々は退院準備度の評価尺度であるDischarge Readiness Inventory(DRI)の日本語版を作成し,入院中の統合失調症患者31名を対象として,信頼性および妥当性,転帰,カットオフポイントを検討した。その結果,級内相関係数(ANOVA-ICC),Cronbachのα係数は共に高値を示し,高い信頼性が認められた。また,退院準備度を最も的確かつ端的に表す指標とされているCommunity adjustment potential(CAP)得点については,Global Assessment of Functioning(GAF)と高い相関を示し,妥当性が認められた。転帰は,DRI初回面接時の各因子合計得点と6か月後のGAF得点との関係を重回帰分析にて検討したところ,各因子の高い寄与率を認め,DRIが退院後の転帰予測尺度としても使用可能であることが示された。これらの結果より,DRI日本語版は,退院可能性を検討するための退院準備度評価尺度として使用可能であると考えられた。

アルツハイマー病として経過した後にレビー小体型痴呆のAD型と診断された初老期女性例

著者: 北野詠子 ,   井関栄三 ,   野澤宗央 ,   松田賢太郎 ,   村山憲男 ,   笠貫浩史 ,   木村通宏 ,   江渡江 ,   新井平伊

ページ範囲:P.405 - P.412

抄録

 54歳時,記憶障害と抑うつ状態で発症した後,認知機能障害が進行してアルツハイマー病(AD)として経過し,64歳時,急性の経過で認知機能の変動と幻視・誤認を伴う精神症状が出現し,パーキンソニズムが進行したことから,レビー小体型痴呆(DLB)と診断した65歳女性例を報告した。脳SPECT所見も後頭葉の血流が低下しDLBの診断を支持していた。本例をDLBのAD型ととらえることにより,臨床診断が困難とされるAD型DLBも臨床症状と経過を注意深く検討することから臨床診断が可能であることが示され,初老期発症のADの中にDLBのAD型が混在している可能性が示唆された。

抑うつ症例における逃避傾向の精神病理構造

著者: 小野博行

ページ範囲:P.415 - P.423

抄録

 1977年に提唱された広瀬の逃避型抑うつにおいて,逃避・恐怖症的傾向が主題的に論じられたが,この傾向が前景に立つ抑うつはその後も増加しつつあり,現代における抑うつの中心的特徴の1つとして挙げることができる。本稿ではその逃避傾向に焦点を絞り,提示2症例の言動に基づいて精神病理学的考察を行った。その結果,逃避傾向の基底には,役割関係を中心とした外的規範系・評価系と機能連関を成している内的賞罰系の「ポジティヴ-ネガティヴ」バランスが急峻に変動しやすい,という精神病理構造の存在が推定された。さらには,このような視点から,前稿で論じた主体のホメオスタシスにつき,発展的再規定を行った。

Paroxetine投与中に出血時間延長および血小板数減少を伴わない紫斑が出現したパニック障害の1例について

著者: 中嶋純洋

ページ範囲:P.425 - P.429

抄録

 Paroxetine30mg/日を投与中に,出血時間延長も血小板数減少もなく紫斑が出現し,投薬減量で紫斑は軽快したものの退薬症候群を合併したパニック障害の30歳女性の1例を報告する。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)による出血性の副作用報告を海外で散見し,特にparoxetineでは出血時間延長や血小板減少を伴わない出血例も報告されている。本例を含めて複数の報告において患者は同症状をすぐには副作用として認識できておらず,SSRIの開始前には出血性副作用の説明を要する。またSSRIでは退薬症候群が発現しやすいため副作用発現時の減薬にも工夫を要する。同症状の発生機序としては,ADPに誘導された血小板凝集のSSRIによる阻害の報告との関係,また血管脆弱性との関係が推測される。

短報

難治性疼痛性障害への精神科電気けいれん療法に対する患者満足度

著者: 野田寿恵 ,   酒井佳永 ,   秋山剛 ,   田島美幸 ,   小山明日香 ,   鷲見すみ江 ,   本堂徹郎 ,   三宅由子

ページ範囲:P.431 - P.434

はじめに

 本研究は,難治性疼痛性障害に対する精神科電気けいれん療法(modified electroconvulsive therapy;mECT)の患者満足度に関する初めての報告である。

 難治性疼痛性障害に対するmECTの短期的な効果についてはいくつかの報告がある1,2,5)。今回我々はmECT後の長期経過に関する1つの指標として,Client Satisfaction Questionnaire 8項目版(CSQ-8J)6)を用いて患者満足度を測定し,「施行前要因」「施行時要因」「治療反応性」「経過期間」との関連について分析した。

MRIで右海馬に限局した病変を認めた非ヘルペス性急性辺縁系脳炎の1例

著者: 大塚達以 ,   都甲崇 ,   市川泰広 ,   千葉秀行 ,   上原久美 ,   辛島文 ,   塩崎一昌 ,   杉山直也 ,   平安良雄

ページ範囲:P.435 - P.438

はじめに

 辺縁系脳炎は大脳辺縁系に限局した病変を伴う脳炎の総称であり,その主な症状は記憶障害と情動障害である。急性期には発熱や意識障害・てんかん発作などを伴うことがあり,こうした場合には比較的容易に診断されるが,これらの随伴症状が目立たずに記憶障害のみが主症状である場合には痴呆性変性疾患との鑑別が問題となることも少なくない。辺縁系脳炎の原因としては単純ヘルペス脳炎の頻度が最も多いが4),その他に傍腫瘍性辺縁系脳炎3)や自己免疫疾患に伴う辺縁系脳炎の存在が知られている。一方,それらの範疇に分類できない辺縁系脳炎の存在が近年明らかにされ,非ヘルペス性急性辺縁系脳炎6)などと呼ばれ注目されている。今回,亜急性に発症した記憶障害を主症状とし,MRI上右海馬に限局した病変を認め,種々の検査の結果非ヘルペス性辺縁系脳炎の診断に至った1症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。

神経精神症状に対してミルナシプランの単剤投与が奏効した進行性核上性麻痺の1例

著者: 横山裕一 ,   渡部雄一郎 ,   小澤鉄太郎 ,   今村徹 ,   福井直樹 ,   高橋誠 ,   染矢俊幸

ページ範囲:P.439 - P.441

はじめに

 進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy;PSP)は,1964年にSteeleらにより提唱され,垂直性眼球運動障害,易転倒性,痴呆などを主症状とする変性疾患である11)。治療法は確立されていないが,セロトニン(5-HT)やノルアドレナリン(NA)神経系に作用する薬物が有効であったとする報告が散見され8),最近では,セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)であるmilnacipran(MIL)が奏効した症例が報告されている13)。今回,我々は少量のMIL単剤投与により,意欲低下,姿勢反射障害,眼球運動障害などに改善がみられたPSPの1例を経験したので若干の考察を交えて報告する。

反復する暴力行為と下着窃盗に対してparoxetineが奏効したフェティシズムの1例

著者: 堀正士

ページ範囲:P.443 - P.446

はじめに

 フェティシズムを含む性的倒錯については,本人が症状で悩むことが少ないため,潜在的な数に比較して精神科外来に治療を求めてくる症例が少ない6)。一方で,暴力行為や窃盗の事例も精神科外来を自ら訪れることは珍しく,ほとんどは刑事事件の事例として処理される。しかしこれらの中には治療可能な衝動制御の障害としてとらえることも可能な事例がある8)。今回,常用量のparoxetineが反復する暴力行為と下着窃盗に奏効したフェティシズムの1男性例を経験した。稀な症例であると考えられたので,診断や治療に関する若干の考察を加えて報告する。なお,症例の内容に関しては,プライバシー保護の観点から,病歴や考察に支障を来さない程度に変更を加えたのでご容赦いただきたい。

私のカルテから

Bouffée déliranteより回復した1例

著者: 千丈雅徳

ページ範囲:P.447 - P.449

はじめに

 Boufée déliranteはフランス精神医学の概念であり,妄想錯乱状態の発作で,数日間の急性状態を指す7)。心因性,てんかん性,分裂性,急性外因反応性のものなどさまざまな原因によるとされているが,ジャマイカ人の思春期の姉妹9)やカナダ人1)の報告などが散見されるものの,数は多くない。

 急性の幻覚妄想状態で某精神病院に搬入され,典型的な統合失調症と診断され,両親の強い希望で数日後に当院に転院し,boufée déliranteの診断のもとに加療し,後に適応障害,1年半後の現在は遷延性抑うつ反応の診断で安定している症例を経験したので,経過を報告し,boufée déliranteという概念について若干考察したい。

Tandospironeの追加投与が強迫症状の改善に有効であったと考えられた統合失調症患者の1例

著者: 山本暢朋 ,   織田辰郎

ページ範囲:P.451 - P.453

はじめに

 統合失調症に強迫症状が出現しやすいことは古くから注目され,発症期または残遺期に観察される頻度は高いと考えられる4)。Tandospironeは本邦に唯一上市されているazapirone系抗不安剤であるが,benzodiazepine系抗不安薬とは異なり5HT1A agonistとしての薬理作用を有するため,強迫性障害などに対しても増強作用を認めるとの報告がある。今回我々は,治療に抵抗を示した強迫症状に対しtandospironeの追加投与が有効であった統合失調症の症例を経験したので報告する。

動き

「第20回日本老年精神医学会」印象記

著者: 笠原洋勇

ページ範囲:P.454 - P.455

 第20回日本老年精神医学会は,東京国際フォーラムで2005年6月16~17日の2日間にわたり,新井平伊会長(順天堂大学医学部精神医学教室)のもとで開催された。

 特別講演は,Peter St George-Hyslop博士(Centre for Research in Neurodegenerative Diseases, University of Toronto, Toronto Western Research Institute, Toronto Western Hospital)による「The etiology and pathogenesis of Alzheimer's disease」であり,教育講演は,田辺敬貴氏による「前方型痴呆と後方型痴呆の臨床」,北村伸氏による「痴呆疾患の脳画像所見」,加藤元一郎氏による「高齢者の高次脳機能障害の評価」,柴山漠人氏による「認知症(痴呆)医療と成年後見制度」であった。シンポジウムⅠは,「アルコール多飲と認知障害・痴呆の関連」であり,Ⅱは「アルツハイマー病:現在の臨床課題」であり,Ⅲは「老年精神医療における介護保険」をテーマに開かれ,13名のシンポジストにより発表が行われた。

書評

統合失調症の語りと傾聴―EBMからNBMへ

著者: 八木剛平

ページ範囲:P.456 - P.456

 本書は著者が統合失調症を主題として論じた著作の2冊目である。前著「分裂病の構造力動論─統合的治療に向けて」(1999)は統合失調症の病態をいかに理解するかに力点を置いたいわば理論篇であったが,本書はこれに続く統合失調症治療の実践篇といえる。著者はそれを次のようにまとめている。

 第Ⅰ部 語りと傾聴

  第1章 ナラティブ・ベイスト・メディスン(NBM)としての精神医学

  第2章 統合失調症における語りと傾聴

  第3章 行為遂行的発言としての病名告知

誤りやすい異常脳波(第3版)

著者: 飛松省三

ページ範囲:P.457 - P.457

脳波を自在に読みこなすために

 コンピュータ断層撮影法(CT)や磁気共鳴画像(MRI)の発達により,脳の形態異常を画像として捉えるのは容易になってきた。このため,脳波の有用性を理解している神経内科医,精神科医,脳外科医ですら,近年は脳波よりも画像所見を重視するようになってきている。しかし,画像として捉えられることの少ない機能的神経疾患群,特にてんかんの診断と治療には脳波は欠かせない補助診断法であり,代謝性脳症,脳死の診断にも有用な検査法である。脳波を自在に読みこなすには,脳波に対する経験と臨床的知識が不可欠である。しかも,脳波はデジタル情報ではなくてアナログ情報である分,記録用紙に書かれた膨大な量の波形に対して,どこが正常でどこが異常なのか見当をつけなければならない。その意味で初学者にとって脳波は厄介な存在である。本書ではそういった脳波波形のどこに目を向けて判読すればよいのかが簡潔にまとめられている。

標準精神医学(第3版)

著者: 神庭重信

ページ範囲:P.458 - P.458

時代に即応し,しかも精神医学のロマンを伝える上質な教科書

 編者と執筆者とが一体となって教科書作りを楽しんだ,そんな印象を与えるのが本書である。章による出来不出来や体裁の不統一が少ないうえに,分担執筆の強みが生きている。つまり,その領域を知り尽くしている専門家の手による,正確でしかも漏れのないテクストが端正な姿を見せ,しかも“厳選された”という執筆者の個性的主張がそこかしこに滲み出ているところがとてもよい。

 本書には編者の工夫の跡が随所に見てとれる。たとえば各章は,頭に“学習目標”と“キーワード”が配置されている。これはちょうど地図を手渡されて,登ろうとしている山々の特徴を頭にいれておくようなもの,とでも言えようか。そして,それぞれの章は箇条書きからなる“重要事項のまとめ”をもって終わる。全体を理解しながら,細部を記憶しなければならない学生には嬉しい配慮である。

基本情報

精神医学

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-126X

印刷版ISSN 0488-1281

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