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文献詳細

雑誌文献

精神医学48巻8号

2006年08月発行

紹介

WHO/WPRO自殺予防会議

著者: 山本泰輔1

所属機関: 1防衛医科大学校衛生学公衆衛生学講座

ページ範囲:P.909 - P.914

文献概要

はじめに

 2005年8月15~19日の5日間,マニラ(フィリピン)にある世界保健機関(World Health Organization;WHO)の西太平洋地域事務局(Regional Office for the Western Pacific;WPRO)で,同地域としては初めてとなる自殺予防会議が行われた。この会議にTemporary Adviserとして招かれた防衛医科大学校防衛医学研究センター行動科学研究部門教授・高橋祥友先生とともに,千葉県因幡健康福祉センター長・中川晃一郎先生らとオブザーバーとして出席する機会を得た(図1~3)。また日本からは厚生労働省大臣官房厚生科学課の伊藤弘人先生が参加した。筆者は普段,精神科医として自衛隊のメンタルヘルス活動や自殺予防に携わっているが,この会議で得た多くの知識は臨床家にとっても非常に有意義なものであると感じたので,ここに紹介したい。

参考文献

1) Department of Mental Health, World Health Organization:Figures and facts about suicide. WHO/MNH/MBD/99.1, Geneva, p4, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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