うつ病をはじめとする精神的原因で長期休職する勤労者は年々増加しており,大きな社会問題となっている。さまざまな職種の中で特に教師の長期休職者の増加が著しい。文部科学省の発表によると,2003年度に長期病休した教師は6,017人で,そのうちの3,195人が精神科関連疾患による休職であり5割を超えている。15年前に比べて全体で1.6倍に増加しているが,その増加分のほとんどが精神科関連の疾病によるものである。また一般企業の長期休職者に比べて教師の復職率は低く,休職延長者が多いことが特徴である。教師には授業以外の職種がなく,一般企業のように復職後の職種を変更するなどの環境調整ができないという事情もあるようだ。現在の教師にかかるストレスの大きさと置かれている立場の厳しさに同情を禁じ得ない。実際,日々の外来診療でも数名の教師を診察しているが,業務の大変さをせつせつと訴えられる。学級運営の難しさ,生徒の親の身勝手さ,同僚との関係,教育行政の締め付けなどきりがないが,特に教育現場の荒れは聞きしに勝るものがある。生徒に背を向けて黒板に板書しようとすると,物が飛んでくるので,背後に気を配りながら授業を進めることもあるらしい。私が生徒のころは,よそ見をしていると教壇からチョークが飛んでくることもあったので,当時とは立場が逆転しているようである。ひところ学級崩壊という言葉をよく耳にしていたが,最近はあまり話題にならないので,もう下火になったのかと思っていたらそうではなく,日常的になって別に珍しくないだけだそうである。学級崩壊が起きていないクラス担任の先生もいつそうなるかという不安にさらされている。もともと教師を志望する人はまじめで几帳面な人が多いと思われ,これだけのストレスがあればうつ病を発症するのも肯ける。受診される教師の年齢はさまざまであるが,教師としての力量に関係なくベテランといわれる年齢の人も多く,その分クラスをまとめられないことに対する自信喪失と絶望感は深い。これまでもしばしば言われてきたことであるが,これは教師の努力により解決されるような問題ではなく,生徒とそれを取り巻く環境の変化に原因があり,広く社会的な問題としてとらえるべきである。精神科を受診される教師の方々は最近の社会の変質の犠牲者といえる。
雑誌目次
精神医学48巻9号
2006年09月発行
雑誌目次
巻頭言
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
新医師卒後研修について―七者懇談会卒後研修問題委員会の立場から
著者: 小島卓也 , 関健
ページ範囲:P.939 - P.946
はじめに
新医師卒後研修が始まって2年間が経過し,最初の修了生が誕生した。この機会にこれまでの経過を振り返り,研修の成果を検討し,今後の研修制度の見直しに向けて準備する必要がある。本稿では,これらについて精神科七者懇談会(日本精神神経学会,精神医学講座担当者会議,日本精神科病院協会,国立精神療養所院長協議会,全国自治体病院協議会,日本精神科診療所協会,日本総合病院精神医学会)を中心に行ってきた活動について述べていきたい。
一自治体立総合病院の経験から卒後研修を考える
著者: 青木勉 , 川副泰成
ページ範囲:P.947 - P.952
はじめに
国保旭中央病院は,千葉県北東部の農村部に位置し,総病床数986(一般730,精神250,感染症6),診療科34科で,1次から3次まで対応可能な救命救急センターを併設する自治体立の基幹病院である。1日の平均外来患者数は約3,600名で,併設の救命救急センターを受診する患者数は年59,000名を超える(2005年度)。
2004年度より臨床研修の義務化とともに,精神科研修が必修となった。国保旭中央病院では,1981年に臨床研修指定病院となって以来,臨床研修が義務化されるまでに,80名を超える研修医が精神科研修を行っており,それまでの実績は以前に報告している2,4)。2003年度からは,法による義務化に1年先行して,すべての基本研修科目と必修科目を研修医全員がローテートすることになった。
今回は,以前にも報告したが,義務化以降の精神科の初期研修1)とともに後期研修についてもあわせて報告する。
精神科卒後研修―自治体立単科病院の立場から
著者: 小高晃
ページ範囲:P.953 - P.959
はじめに
精神科の卒後研修は新臨床研修制度の導入,日本精神神経学会専門医制度の導入により大きく変わろうとしている。当院も従来からの大学医局を通しての後期研修医の受け入れに加え,4つの管理型研修病院の協力病院として,初期精神科研修の受け入れを開始した。本稿では主に新臨床研修制度実施以後1年間の当院の研修の現状を振り返り,今後の課題を考えてみたい。
卒後研修―国立病院機構単科精神科病院の立場から
著者: 吉住昭 , 杠岳文
ページ範囲:P.961 - P.968
はじめに
2004(平成16)年度より臨床研修が必修化され,精神科は1年遅れでスタートした。当院は2005(平成17)年度,7つの管理型病院(2大学,1県立,2国立病院機構,2民間)から44名の研修医師を受け入れた。そのために,受け入れ当初にはすでに14名の医師が指導医講習を受講し,準備を整えていた。
独立行政法人国立病院機構に属する一病院として,臨床,研究,教育・研修,情報発信の機能が今まで以上に重要視されている。たとえば国立病院機構の臨床評価指標測定マニュアル〔2006(平成18)年4月改訂〕を見れば,精神科単科の病院であるかを問わず各病院共通指標に49の項目が挙げられている。これらの項目は,診療業務に関する評価(クリニカルパスの実施症例など),臨床業務に関する評価(治験実施症例数など),教育研修業務に関する評価(研修医,レジデント数など),その他特記事項に関する評価などからなっている。そして臨床研修医受入実人数の項では,測定目的として「医療従事者の養成に係る評価」とあり,目標値の設定には「中期目標の期間中に国立病院機構として受け入れる臨床研修医数について,20%以上の増加を目指す」としている。また,経済的には,国からの運営費補助金が徐々に減額される中,1人当たり月10万円が研修医に係る費用として交付されている。また,修練医とも呼ばれる臨床研修終了後の医師に対する説明会も,2005(平成17)年度には国立病院機構独自に開催した。このように,新人医師の教育,ひいては若手医師の安定確保と供給は国立病院機構としても重要課題としてある。このようなものとしてある臨床研修に対し,肥前精神医療センターで2005(平成17)年度の臨床研修をどのように実施したか,さらにその研修を研修医がどのように評価したかを述べる。
精神科における卒後研修―日本精神科病院協会の立場から
著者: 長尾卓夫
ページ範囲:P.969 - P.973
はじめに
2004(平成16)年4月より新医師臨床研修制度が始まり,今年の4月より2年間の臨床研修を終えて後期研修に入った。ここでこれまでの経由について少し触れておきたい。
2002(平成14)年に精神科の臨床研修が必修となることが決定されたが,それもぎりぎりのところでの攻防の末やっと必修化されたという経過がある。その際,日本精神科病院協会(日精協)では,今後の精神科医の育成と他科志望の研修医にも精神科および患者さんについてもよく理解をしてもらい身体合併症を持つ精神疾患の患者さんを嫌がらずに受け入れてもらえるようにするためには,どうしても臨床研修の必修化が必要であるとして積極的に活動した経過がある。一方大学の講座担当者の一部でこの必修化について消極的であったことは不思議でならない。そういった危機的背景もあって,精神科における臨床研修についてもきちんとした指導体制をとり,研修医から精神科の研修をしてよかったという評価を得るようにしなければ次回の見直しにおいて研修の必修科目から外される恐れがあるという危惧を抱いたところである。このため,2002(平成14)年10月に精神科臨床研修についての精神科七者懇談会によるシンポジウムを日本医師会の星常務理事(当時)の協力によって日本医師会館で開くことができた。そして臨床研修指導医講習会を精神科単独で行うことを決め,日精協が事務局となり精神科七者懇談会の主催で行うこととなり,各地で講習会が開かれたのは周知のことである。
この新医師臨床研修制度のスタートによって2年間の実質的な現場への医師の供給が停止し,医師の派遣をしていた大学が医師を引き上げるところもあった。またこれまで大学各科医局に入局して専門科目の研修を行った後に各病院に派遣されていた,いわゆる医局講座制が,後期研修のためにどの程度の入局者があり,どの程度維持されるのかが大きく注目されるところであった。まだその全容は不明であるが,厚生労働省のアンケート調査や日精協のアンケート調査によってわかった概略について触れるとともに,今後の精神科臨床研修のあり方について触れてみたい。
精神科卒後研修―講座担当者の立場から
著者: 平安良雄 , 佐藤玲子 , 上原久美 , 塩崎一昌 , 河西千秋 , 小田原俊成
ページ範囲:P.975 - P.980
はじめに
2004(平成16)年4月から実施された,臨床研修必修化に伴い,研修医2年目に全研修医が最低1か月の精神科研修を受けることとなった。精神科が必修化として認められた背景には,社会からの要請を含めさまざまな要因があった。またその実現に向けては精神科七者懇談会など諸団体の努力によるところが大きい3)。
横浜市立大学医学部においては,インターン制度廃止直後から約35年間にわたって,いわゆるスーパーローテーション研修が実施され,2年間の研修期間を終えて,自らが目指す専門領域に進む(同時に入局する)研修制度が行われてきた。当精神医学教室においても,2年間の初期研修中に3か月間の精神科研修医を受け入れてきた。その大部分は研修後精神科医を目指し当教室に入局したが,精神科以外の専門領域に進んだ者も多い。私たちは,今回の精神科必修化に伴う研修医受け入れにおいて,準備会議を定期的に持ち,これまでの研修医受け入れの経験をふまえて新たに研修プログラムと指導方針を設定した1)。
本稿では2005(平成17)年度1年間の研修指導結果を振り返り,精神医学講座担当者会議の一員としての立場から,大学附属病院で精神科研修を受けることの利点と欠点を示し,問題点の解決と今後の方向性を考察した。
研究と報告
1歳6か月健診における広汎性発達障害の早期発見についての予備的研究
著者: 神尾陽子 , 稲田尚子
ページ範囲:P.981 - P.990
抄録
自閉症およびその他の広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorder;PDD)の早期発見を目的として,1歳6か月健診を受診した659名の幼児を対象に親記入式の23項目からなる質問紙(Modified Checklist for Autism in Toddlers;M-CHAT)を用いて2段階のスクリーニングを行った。2歳時での評価面接の結果,DSM-IV-TRの診断基準と合致した11名がPDDと診断された。M-CHAT全項目中,不通過だった合計項目数および重要10項目中,対人志向性,共同注意行動,象徴機能と関連する8項目が有意にPDD群を定型発達群から区別した。本研究は予備的な段階にあるが,日本語版M-CHATが十分な信頼性と妥当性を有し,PDDのスクリーニング手続きにおける補助的ツールとして有効であることを示唆した。
短報
Fluvoxamineの投与後アカシジアを呈し自殺企図に至った老年期うつ病の1症例
著者: 石川博康 , 下村辰雄 , 神林崇 , 清水徹男
ページ範囲:P.993 - P.995
はじめに
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の副作用として,アカシジアを含む錐体外路症状が知られている。SSRIによる錐体外路症状の頻度は0.25%程度とされ,副作用としては比較的まれである。我々はfluvoxamineの単剤投与直後よりアカシジアを生じ,自殺企図を理由に入院に至った老年期うつ病の症例を経験したので報告する。
Beer PotomaniaとWernicke-Korsakoff脳症が合併したアルコール依存者の1症例
著者: 佐藤晋爾 , 水上勝義 , 山里道彦 , 桜井華奈子 , 白岩伸子 , 朝田隆
ページ範囲:P.997 - P.999
アルコール依存者では,種々の身体疾患を合併することが知られており,とりわけ重要なのは,離脱せん妄,アルコール性精神病,Wernicke-Korsakoff脳症7),橋髄鞘融解症,肝性脳症などが挙げられる5,13)。一方,1971年にDemanetら3)により報告された“beer potomania(beer drinker's hyponatremia)”(以下BP)については,精神科領域での報告はきわめて少なく,本邦の精神科医にはなじみの薄い病態である。
今回,臨床的にBPであった可能性が高い1女性例を経験した。若干の文献的考察を加え報告する。なお,病歴は個人が特定できないよう一部改変した。
クエン酸フェンタニールにより生じた嘔気に対してオランザピンが奏効した1症例
著者: 安藤英祐 , 菅原ゆり子 , 藤山紘千 , 栃倉未知 , 青木孝之 , 松本英夫
ページ範囲:P.1001 - P.1003
はじめに
我々はがんによる疼痛に対して投与された麻薬性鎮痛薬による激しい嘔気のため,疼痛コントロールが困難な症例を経験した。疼痛に対して数種類の麻薬性鎮痛薬を使用したが軽快せず,クエン酸フェンタニールの使用により疼痛は改善した。しかし同時に激しい嘔気が出現して投与量を増加することが不可能であった。この嘔気に対して数種類の制吐剤を使用したが軽快せず,少量のオランザピンを投与したところ,嘔気の改善を認めたので報告する。なお,報告にあたって口頭にて本人の同意を得た。また,科学的考察のために支障のない範囲でプライバシー保護のために症例の内容を変更した。
双極Ⅱ型障害と強迫性障害が併発した1症例
著者: 戸田裕之 , 野村総一郎
ページ範囲:P.1005 - P.1007
はじめに
強迫性障害(obsessive-compulsive disorder;OCD)と気分障害との関係は,古くから論じられており,気分障害はOCDの最も一般的な併発症であるとされている。これらの報告では,OCDに併発する気分障害は,大うつ病性障害(major depressive disorder;MDD)と気分変調性障害に限定されている場合が多く,双極性障害(bipolar disorder;BPD)との関係について触れられることはあまりなかった。しかしながら,近年,OCDとBPDの関係についての報告も散見されるようになっており,BPDの併発が治療抵抗性と関連していることなどが指摘されている。今回我々は,OCDで発症し,BPDを併発して,抑うつ症状・強迫症状が遷延し治療に難渋した症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。
資料
思春期外来における自傷患者の臨床的検討
著者: 武井明 , 目良和彦 , 宮崎健祐 , 佐藤譲 , 原岡陽一
ページ範囲:P.1009 - P.1017
はじめに
近年,手首や前腕を自傷する若者の増加が精神科医療2,3,5,12,27,28)や教育現場13)から指摘されるようになった。また,自傷に関連した出版物が相次いで出版されたり9,15,17,21),インターネット上では「自傷系サイト」と呼ばれる自傷者のホームページが数多く掲載され,自傷行為は社会的にも注目される現象になっている8,22)。このような自傷は,1970年代後半に手首自傷症候群(wrist cutting syndrome)として欧米からわが国に紹介されたものの16),その後十分な実証的な研究がなされないまま現在に至っている。
今回我々は,このような自傷患者の特徴を明らかにするために,精神科思春期外来を受診した自傷患者についての臨床的な検討を行ったので報告する。
特別寄稿
Mogens Schou教授のご逝去を悼む―Mogens Schou教授とリチウム
著者: 中根允文
ページ範囲:P.1019 - P.1023
はじめに
2005年9月29日の夕刻,デンマーク・オーフスにてMogens Schou教授が亡くなられた。享年86歳であった。彼の長女(医師Dr. Jette Kraft)の方によって10月4日,0時30分のe-mail連絡で知らされた。9月29日朝,ポーランドでの学会から帰宅後肺炎に罹患していることがわかり,正午頃に入院して治療されたが不帰の人になられたとのことであった。こころからお悔やみを申し上げたい。
2005年4月23日に開催された第25回リチウム研究会(東京)で,「Mogens Schou教授とリチウム」と題する特別講演の機会を与えられ,その折にSchou教授自身が提供された「AUTOBIOGRAPHY-My journey with lithium-」をもとに講演したので,その内容の一部を紹介して,改めて彼の素晴らしさを偲ぶことにする。
私自身は1974年から約1年間,Denmark第二の都市にあるAarhus大学医学部精神科のRisskov精神病院でErik Strömgren教授が主宰するInstitute of Psychiatric Demographyに留学した。同病院は当時,約800床の入院施設や外来治療棟・専門治療外来棟などとともに,Schou教授が主宰する精神薬理学研究所,あるいはJohannes Nielsen助教授が指導する精神科遺伝学研究室などもあり,非常に多くの精神科医や精神医学者が国内・国外から集い競っていた。本来はStrömgren教授およびAnnalise Dupont助教授のところで,精神医学的疫学の研鑽を積むことになっていたが,隣接する建物の研究室におられたSchou教授と懇意にさせていただき日本の躁うつ病治療状況を紹介したりしており,「リチウム」が日本で市販されていないことへの懸念を度々聞かされていた。「リチウム」をカタカナででもいいから教えてほしいと言われて,下手な字で書いたらそれを自分の部屋に飾っておられたりしていたのを記憶している。Strömgren教授は1938年に「Bornholm study」という膨大な疫学知見を単著で公表しておられ,長崎でisland surveyを少しずつ進めていた私は同教授のもとで疫学研究ないし地域研究を学習したいと留学したことで,その念願が叶っていたものである。ただ,私がデンマークから帰国しようとする頃には,東京医科大学の清水宗男教授(当時)がSchou教授のもとに留学され,本来だと清水先生がSchou教授のことをより詳細に承知しておられると思う。
私のカルテから
ペロスピロンへの置き換えによって高プロラクチン血症が改善した統合失調症の1例
著者: 勝瀬大海 , 都甲崇 , 小阪憲司 , 平安良雄
ページ範囲:P.1025 - P.1027
はじめに
近年,リスペリドンやペロスピロンといったセロトニン・ドーパミンアンタゴニスト(SDA)に代表される第二世代(非定型)抗精神病薬がいくつか使用されるようになり,統合失調症の薬物療法における選択肢は格段に広がった。また,SDAは従来の第一世代(定型)抗精神病薬に比べ錐体外路症状などの副作用の発現率が低く,統合失調症治療の第一選択薬として用いられることが定着している。さらに,最近では新規抗精神病薬間の副作用の発現率の相違についての報告も多数みられるようになり,多くの症例で副作用の発現を最小限に抑えながらよりよい治療効果を得ることが可能となりつつある。
錐体外路症状以外の抗精神病薬による副作用の1つとして,高プロラクチン血症が知られている。高プロラクチン血症は無月経,乳汁分泌を引き起こすことから,特に女性患者においては服薬コンプライアンスの低下につながることが多い。最近,我々はペロスピロンがリスペリドンに比して高プロラクチン血症を起こしにくいことを報告した3)。
今回,この結果を治療の場で応用し良好な治療経過を得ることができた統合失調症の1症例を経験したので若干の考察を加え,ここに報告する。なお,本症例は発病後に妊娠・出産を経験しており,統合失調症患者の出産とその問題点と対応についての私見も加えた。
高齢で発症した躁病の1例
著者: 真田健史 , 尾鷲登志美 , 宍倉久里江 , 塚原健介 , 高塩理 , 大坪天平 , 三村將 , 上島国利
ページ範囲:P.1029 - P.1031
はじめに
老年期うつ病は有病率が高く,社会的関心も高い病態であるが,高齢者の躁病は比較的まれであり,発症機転に関する議論も十分ではない。今回,約10年前に脳梗塞を発症し,高齢で初めて躁状態を呈した症例を経験したので,二次性躁病の可能性も含め報告する。
動き
「第4回アジア児童青年精神医学会」印象記
著者: 白瀧貞昭
ページ範囲:P.1032 - P.1033
第4回アジア児童青年精神医学会議(4th Congress of ASCAPAP)が本年,6月14~16日の3日間,フィリピン,マニラで開催された。会長を務めたのは国立フィリピン大学医学部精神医学教授のCornelio G. Banaag, Jr.であり,会議の行われた場所は首都マニラ市のすぐ隣のケソン市にあるクラウン・プラザ・ガレリア・マニラホテルであった。参加者は全体で300名ほどで,うち,国外からの参加者は9か国,108名であった。日本からは10名ほどであったという。最近,アジアで開催される児童青年精神医学の国際会議は,世界児童青年精神医学会(IACAPAP)会議が2000年のイスラエル,2002年のインド会議が共に地域紛争の影響で中止されたり,2003年のASCAPAPの台湾会議もSARS蔓延の影響で日程が何度も変更余儀なくされたりで,予定通りの開催がスムースに実施されないという流れが続いている。今回の第4回ASCAPAPマニラ会議も実は2~3度,日程が変更されていたし,さらに,昨年あたりからフィリピン国内の政情不安(大統領への糾弾活動)も日本のマスコミを通じてたびたび伝えられていた。筆者の知る日本からの若手の研究者も当初,参加を予定していたのが外務省渡航危険情報に不安を感じて予定を取りやめたぐらいである。結果的に,マニラに6日間ほど滞在したが,何ら不安に感じられるような事態は発生しなかった。
アジア児童青年精神医学会議は1996年4月に日本児童青年精神医学会がアジアの諸国に呼びかけて最初の会議を東京で開催したのがきっかけで,その後3~4年ごとにアジアの各地で開催されてきた。創立会長として西園昌久先生,また,初めから現在に至るまで事務局長として東海大学名誉教授の山崎晃資先生が多大の貢献をしておられる。第2回ASCAPAP会議は1999年5月6,7日に韓国,ソウルでKang-E. Michael Hong教授が会長を務めて開催され,さらに第3回ASCAPAP会議は2003年11月8,9日,台湾(台北市)でWei-Tsuen Soong教授が会長となって開催されている。
書評
―新現代精神医学文庫―アルコール性障害 フリーアクセス
著者: 和田清
ページ範囲:P.1035 - P.1035
人は一日の区切りとして,一日の疲れを癒すために,晩酌をしてきた。同時に,「アルコールは社会の潤滑油である」という言い方があるように,古来,人は飲酒を人間関係形成のための重要な一手段として利用してきた。わが国では「宴会」にはアルコールは付き物であり,時には「無礼講」といった形で職場を中心とした社会習慣として定着している。しかし,その一方で,「酒乱」という言葉をはじめとして,飲酒による他者への絡み,暴力などを極度に忌み嫌う社会的ラベリングも存在する。このような一見相反する状況を社会学者,清水新二は「ともに飲み,社会規範を踏み外すことなく酔いを共有することが,わが国における適正飲酒の重要な一側面である」と評した。
そもそも,アルコールはどのような機序で「酔い」をもたらし,耐性を生みだし,依存を形成するのであろうか?離脱時の振戦せん妄,けいれんはどうして起きるのであろうか?そして,認知障害は?
The Treatment of Epilepsy, 4th ed. フリーアクセス
著者: 兼本浩祐
ページ範囲:P.1037 - P.1037
“The Treatment of Epilepsy”は,1996年の初版が出版されて以来,北米ではてんかん治療に関して最も定評のある成書の1つであり,本書はその第4版に当たる。本書は一見大部の本であるが,通覧すればすぐにわかるように,てんかん治療に関するほぼすべての疑問が本書一冊でおおよそ答えられるような形で,きわめてコンパクトにそれぞれの事項がまとめられている。てんかん診療における治療に関するさまざまな項目に関して,必要最小限で最新の知識の源泉としてこれ以上の本を望むのは難しい。ただ,本書の使用方法は基本的には教科書的な通読ではなく,辞書的な検索であることは意識しておいたほうがよい。本書の前書きは,まるでページを割くのを惜しむかのように短く書かれていて,できるだけ多くの知識をできるだけコンパクトにリストアップしようとした編者らの良心的な編集姿勢がそこにも現れているように思える。
基本的なレフェランス・ブックとして使用するのに加えて,本邦の読者にはこの秋から来年にかけて次々に市販される予定の“新”薬(すでに他の国では10年以上の使用経験があるので“ ”を付けた)についての貴重な情報源としても有用であると思われる。たとえば,トピラメイトの頁をめくると,レノックス症候群でこの薬剤がかなり効果を発揮する場合があること,また時に治療抵抗性の発作重積状態を終結させる効果を発揮する場合があることなどがわかる。また,てんかん外科の項目では,たとえば海馬硬化と“dual pathology”,さらにMRIで病巣のない場合のてんかん外科手術の適応とか,具体的に知りたい項目について,ほぼ網羅的に節が設けられているのが嬉しい。多くの著者が執筆しているため,必ずしもすべての項目で最短距離で知りたい知識にたどり着けるわけではないが,多くの項目では特定のてんかんの治療について得たい情報を比較的容易に得ることができる。
精神科治療薬処方ガイド―Essential Psychopharmacology:The Prescriber's Guide フリーアクセス
著者: 本橋伸高
ページ範囲:P.1039 - P.1039
評者が学生の頃の講義では,何年も使っているためボロボロになったノートの内容をひたすら板書している教官が多かった。現在では,わが国において教育の質を高める動きが活発になっており,教育技術の向上のための講習が頻繁に行われている。このような中で,米国の教科書には学ばされるところが非常に多い。特に,Stephen M. Stahlの“Essential Psychopharmacology:Neuroscientific Basis and Practical Applications, Second Edition”(仙波純一訳「精神薬理学エセンシャルズ」)は,高度な内容をわかりやすい図を中心に解説しており,しかも教育用のCD-ROMが原書には付属しているため,評者は学生や研修医の教育にしばしば利用させてもらっている。
このたび,同じ著者による処方の実践ガイドが翻訳されたことは,臨床家にとって新たな武器を手にしたことになる。本書では精神科で用いられる101の薬物それぞれについて,治療,副作用,投薬法と用法,特別な患者,精神薬理学の技法の5項目,および主要な参考文献という同じ書式で構成されており,各項目は簡潔しかも実践的にまとめられている。わが国を中心に用いられているペロスピロンやゾテピンについての記載があるのもうれしい。特筆すべきは,効果があった場合,効果がなかった場合,部分的な反応のあった場合それぞれについての方針が述べられていることに加えて,最後にある「臨床の知恵」の記載であり,実際に薬物を使用する際にきわめて有用である。ここでは,著者の30年におよぶ臨床経験とエビデンスの統合が見事に達成されている。たとえば,「リチウムは最初の気分安定薬であり,なお治療の第1選択である。しかし,古い薬物であり,双極性障害では新しい薬物ほど使用が奨励されないために,十分に活用しきれていないであろう」といった記載にめぐり合うことができる。もちろん,作用機序や副作用の機序についての説明は前著同様に明快である。また,薬の種類の分類や副作用の中で体重増加と鎮静の程度を示すのにアイコンが用いられており,一目でわかる工夫がなされているほか,薬物相互作用,小児と青年期患者,妊娠・授乳についての記載が充実しているため,日常診療で大いに役立つこと受けあいである。
抗精神病薬の「身体副作用」がわかる―The Third Disease フリーアクセス
著者: 中村純
ページ範囲:P.1040 - P.1040
精神科は「身体」に着目する時代に-内科医からのメッセージ
第2世代抗精神病薬のインパクト
統合失調症に対する薬物療法が始まって50年余り経ったが,その発展は副作用克服の戦いの歴史ともいえる。
1996年にわが国にも第2世代抗精神病薬(非定型抗精神病薬)の導入がなされて,現在までに5剤(リスペリドン,オランザピン,クエチアピン,ペロスピロン,アリピプラゾール)の新しい抗精神病薬の使用が可能となった。
これらは錐体外路症状の出現が比較的少なく,陽性症状のみならず陰性症状にも効果を示す薬剤として注目を浴びている。しかも統合失調症の治療戦略として,治療初期からリハビリテーション期を見据えた生活指導と薬物療法の併用によって良好な予後を期待できるようになった。これらの新しい抗精神病薬は「患者中心の精神医療」へと医師や家族の意識を向けたのである。
基本情報
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特集 子どものうつ病に気づく
65巻6号(2023年6月発行)
特集 精神科医療の必須検査—精神科医が知っておきたい臨床検査の最前線
65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
特集 わが国の若手による統合失調症研究最前線
65巻3号(2023年3月発行)
特集 災害精神医学—自然災害,人為災害,感染症パンデミックとこころのケア
65巻2号(2023年2月発行)
特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
65巻1号(2023年1月発行)
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論