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文献詳細

雑誌文献

精神医学5巻1号

1963年01月発行

文献概要

研究と報告

軽うつ状態の被圧迫感

著者: 平沢一1

所属機関: 1京都大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.21 - P.28

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Ⅰ.
 かるいうつ状態にある患者はしばしば「人と顔を合わせたくない,気遅れがして会いたくない,人を避けたい,しいて顔を合わせると何か気圧されるような感じがする,怖じ気ずく,こわいようでびくつく」と訴える。われわれはこれを人に圧倒される,圧迫される意味で被圧迫感とよんでいる。
 始めに被圧迫感の典型的な2例をあげる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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