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文献詳細

雑誌文献

精神医学5巻10号

1963年10月発行

研究と報告

新向精神薬Psytomin(Perazin製剤)の治験

著者: 高畑長吉1 武村一郎1 児玉久1 平井宏之1 佐々木誠1

所属機関: 1広島大学医学部神経精神料学教室

ページ範囲:P.821 - P.828

文献概要

Ⅰ.緒言
 Arch. Psychiat. Nervenkrankh., 197,(1958)に記述されたベルリン自由大学精神神経科H. Enszらの新向精神薬すなわちPhenothiazinのPiperazin誘導体のperazinについての臨床経験には,下記のごとく要約されている。
 「本剤の一般名はPerazinであるが,PhenothlazinにPiperazin環を含む側鎖を有するも,母核中になんらの置換基をもたぬものであるが,その側鎖は,Propyl-Piperazinyl-methyl基で,したがつて化学構造は,N-(3-1-methyl-4-piperazinyl-propyl)-phenothiazinである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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