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文献概要
紹介
—H. W. Gruhle,R. Jung,W. Mayer-Gross,M. Müller—現代精神医学 第3巻 社会・応用精神医学—〔第2回〕司法精神医学
著者: 東京医科歯科大学精神医学教室精神病理学グループ
所属機関:
ページ範囲:P.493 - P.497
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Helmut Ehrhardt,Werner Villimger
(マールブルク)
著者らは司法精神医学と行政精神医学の現状を包括的にのべるといつた全書的いきかたを意図せず,かつてVorkastnerやBumkeがHandbuch der Geisteskrankheitenに書いたものに現在の諸問題を結びつけようとする。とはいつても,もちろんこの論述は刑法,民法,その他あらゆる法規に関連した精神医学的問題を網羅した現状の概観である。
ここでは,わが国のこの領野でもつとも関心のある刑法に関する部分,とくに刑事責任能力の問題を紹介してみよう。最近,日本でも刑法改正の動きが活発であるが,ドイツの1960年草案は示唆に富んでいる。
Helmut Ehrhardt,Werner Villimger
(マールブルク)
著者らは司法精神医学と行政精神医学の現状を包括的にのべるといつた全書的いきかたを意図せず,かつてVorkastnerやBumkeがHandbuch der Geisteskrankheitenに書いたものに現在の諸問題を結びつけようとする。とはいつても,もちろんこの論述は刑法,民法,その他あらゆる法規に関連した精神医学的問題を網羅した現状の概観である。
ここでは,わが国のこの領野でもつとも関心のある刑法に関する部分,とくに刑事責任能力の問題を紹介してみよう。最近,日本でも刑法改正の動きが活発であるが,ドイツの1960年草案は示唆に富んでいる。
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