文献詳細
研究と報告
文献概要
I.緒言
近年,てんかんに対する薬物療法は,Barbital酸誘導体Hydantoin誘導体,Oxazolidin誘導体,直鎖系誘導体を中心とし,その他,各種の有効な薬剤を適宜に組合わせることにより,容易に発作を抑制することが可能になつてきているが,なおかつ頑強に薬物に抵抗し抑制不能な例も少なくない。
PhenylacetylureaがGibbsらによつて,難治な,精神運動発作に著効することが報告され,現在もつぱら使用されているが,あまりにも副作用が大であり,しばしば休薬を必要とするほどである,週期性不機嫌症,てんかん性性格変化に対する治療はさらに困難をきわめ,抗てんかん剤以外の薬物,あるいは観血的療法にゆだねられることがしばしばである。
近年,てんかんに対する薬物療法は,Barbital酸誘導体Hydantoin誘導体,Oxazolidin誘導体,直鎖系誘導体を中心とし,その他,各種の有効な薬剤を適宜に組合わせることにより,容易に発作を抑制することが可能になつてきているが,なおかつ頑強に薬物に抵抗し抑制不能な例も少なくない。
PhenylacetylureaがGibbsらによつて,難治な,精神運動発作に著効することが報告され,現在もつぱら使用されているが,あまりにも副作用が大であり,しばしば休薬を必要とするほどである,週期性不機嫌症,てんかん性性格変化に対する治療はさらに困難をきわめ,抗てんかん剤以外の薬物,あるいは観血的療法にゆだねられることがしばしばである。
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